Googleがモバイルでトラなどの特定の動物を検索した際に、その3Dモデルを表示するとともに、実際の風景に重ねて表示できるAR機能をリリースしました。言語の設定により日本でも利用可能なGoogleの動物名からAR表示してくれる機能についてご紹介していきます。
Googleがモバイルでパンダやトラなどの特定の動物を検索した際に、その3Dモデルを表示するとともに、実際の風景に重ねて表示できるAR機能をリリースについて発表を行いました。
今回の、動物名からパンダやトラをAR表示する機能のリリースによりGoogleが対応端末でパンダやトラなどの特定の動物を検索した際「tiger」(トラ)を検索すると、トラを3Dにて現実世界に映し出してみるよう案内表示されることとなります。
動物名からパンダやトラをAR表示する機能が追加された「Google検索」では、ユーザーが動物を対応端末にて動物を検索する場合に備えて、スマートフォンにARを使った3Dアニメーションのオブジェクトが表示されるようになりました。
Googleが対応端末にてトラなどの特定の動物を検索した際に、その3Dモデルを表示するとともに、実際の風景に重ねて表示できるAR機能ですが実際に表示される動物についてご紹介していきましょう。
現在のところ、表示されるのはARの動物だけで、一定の範囲に限定されています。
動物の種類としては、サメ・ヒグマ・ジャイアントパンダ・アリゲーター・ペンギン・トラ・シェトランドポニー・パグ・アライグマ・コンゴウインコの検索ができることが確認されています。
また、他の動物についても、該当の動物画像が表示され、四角の枠内に情報が表示されるとともに、ランチャーで3Dアニメーションの動物が表示されるか、ARでオーバーレイ表示されることとなります。
Google検索で動物名からパンダやトラをAR表示する機能を利用する方法についてご紹介していきます。
Google検索で動物名からパンダやトラをAR表示する機能を利用する方法ですが、対応端末にてGoogleアプリで「Panda」を検索すると、一般的な説明の後に「Meet a life-seized panda up close.」というカードが表示されます。
表示されたView In 3Dをタッチするとパンダの3Dモデルが表示され、好きな角度から動物を眺めることが可能となっています。
また、画面上の「周囲のスペースに表示する」を選択すると、AR機能で実際の風景に重ねることもできます。
現在AR機能を利用可能な対応機種については、AR対応機種のみとなっています。利用可能な対応機種は、Androidの場合ARCoreとなっており、iPhoneの場合はARKitとなります。
現在AR機能を利用可能な検索言語については英語の場合のみと設定されています。日本で利用する際にはGoogleアプリで検索言語を英語に設定すれば、日本でも利用することが可能となります。
Googleでは、AR機能のためにNASA、New Balance、Samsung、Target、Visible Body、Volvo、Wayfairなどと協力しており、今後は動物だけでなく、人体や宇宙、商品などをARで表示できるようになっていく方針となっています。