Microsoftが次期バージョンの「Microsoft Edge」をWindows 7/8/8.1向けプレビュー版が公開になりました。Windows 7/8/8.1向けにもプレビュー版公開となった「Microsoft Edge」についてご紹介します。
米Microsoftは現地時間の6月19日、「Chromium」をベースにした「Microsoft Edge」ブラウザーの「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1」向けのプレビュー版をリリース公開、利用可能になったことを発表しました。
「Chromium」をベースにした「Microsoft Edge」ブラウザーの「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1」向けのプレビュー版はCanaryチャネルのビルドとしてリリース公開されているため、現在、毎日アップデートされています。
「Chromium」をベースにした「Microsoft Edge」ブラウザーの「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1」向けのプレビュー版をリリースしましたが、他にもプラットフォーム向けのビルドをリリースする予定であることをブログで述べています。
Microsoftは、ブログ記事にて、 Microsoft社は「近々」、Developerチャネルでもこれらプラットフォーム向けのビルドをリリース公開する計画があることを公表しました。
なお、Developerチャネルとしては「Windows 10」向けと「macOS」向けのビルドは既に、Developerチャネルでもリリース公開され、利用可能となっています。
「Chromium」をベースにした「Microsoft Edge」ブラウザーのプレビュー版については、「Google Chrome」などと同様、クロスプラットフォームで利用可能な「Chromium」(「Blink」+「V8」)をベースに構築されています。
「Chromium」をベースにした「Microsoft Edge」ブラウザーのプレビュー版については、「Windows 10」以外にも「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1向けやMac版の提供が予告されていました。
Mac版の「Chromium」をベースにした「Microsoft Edge」ブラウザーのプレビュー版についてはすでに公開済みとなっており、Macユーザーに利用されています。
Windowsのどのバージョンでも同じ「Microsoft Edge」が利用できるようになることでユーザーの断片化が解消され、サポートや開発の負担が減ることが期待されています。
なお、「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1」向けの「Microsoft Edge」ブラウザーのプレビュー版については、「Windows 10」版と同様に、【IE モード】 が搭載されるとのことです。
利用開始初期の〈Canary〉ビルドには『ダーク モード』や『Azure Active Directory(AAD)』でのサインインに対応していないといった既知の問題が残されていますが、このような問題に関しても、いずれ解消されるとのことです。
MicrosoftのEdgeについては、今後もWindows 10に標準搭載され続けるものの、Microsoftはついに同社のOSとは独立したかたちでこのブラウザーをアップデートするようになります。
これによりChromiumベースのEdgeは、ChromiumではなくMSHTMLをベースにした現行のEdgeよりも頻繁にアップデートやパッチがリリースされるようになることが想定されています。
Microsoftでは、Windows 10よりも前のバージョンである「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1向けmacOS向けのEdgeをリリースすることの目的についてみておきましょう。
Microsoftでは、さまざまなOSやWindowsのバージョンをまたがった動作確認テストを容易にしたいとしています。