LINEスタンプを販売したいと思っても、作成方法がわからない場合や販売までの手順がわからない場合などは行動に移せませんよね?でも実はとても簡単に作れて、初期費用がほとんどかからないのです。ここではLINEスタンプの作成方法から販売方法まで紹介していきます。
オリジナルのLINEスタンプを販売するためには、まず作成しないといけません。
LINEスタンプを作成して販売する人をLINEスタンプのクリエイターといいますが、特別な条件はありません。LINEスタンプの申請をするサイトに登録すれば、誰でもLINEスタンプを作って販売できるのです。
LINEスタンプは作成作業が終われば、販売までの工程の8割は済んだことになります。
LINEスタンプを作成するにはパソコンとプリントソフトを使う方法と、スマホとアプリを使う方法があります。パソコンの場合は、ペットや風景の写真を使う人は、デジタルカメラも必要になりますし、イラスト作成のパットとペンも必要になります。
意外と揃えるものは多いですが、パソコンさえあれば予算は2万円以内で済みます。スマホとアプリの場合は特に購入するものはありません。具体的なLINEスタンプの作成方法は以下の通りです。
LINEスタンプを作成するにあたって、まずはスタンプのサイズを確認しないといけません。LINEスタンプの大きさは決まっているのでそれ以上の大きさのものを作ってしまうと申請でリジェクトされてしまい、修正する必要が出てきます。
LINEスタンプのサイズは3種類あります。メイン画像、スタンプ画像、トークルームタグ画像です。
メイン画像はLINEスタンプのスタンプショップなどでセットを表示するときに一番上にくる画像です。24px×24pxのサイズで、あなたが作ったLINEスタンプの印象を伝えるための画像です。気合を入れて描きましょう。
スタンプ画像は最大で高さ32px×幅37pxのサイズと決まっていますが、このサイズ内なら小さくても問題ありません。またスタンプ画像の個数は以前は40個じゃないと申請できませんでしたが、今は8個、16個、24個、32個、40個と5種類から選ぶことができます。
トークルームタグ画像はLINEのトーク画面で相手にスタンプを送る際、スタンプの種類を選ぶ時に下のバーに表示されるアイコンのことです。1個だけ必要でサイズは高さ74px×幅96pxです。
メイン画像1個、スタンプ画像8個、タグ画像1個の計10個から申請ができます。
紙に描いてデザインを決めて、パソコンのペイントソフトで丁寧に仕上げてというふうに一から手書きでLINEスタンプをデザインする人もいれば、LINEスタンプ作成アプリを活用して、ささっとLINEスタンプを作ってしまう人もいます。
「LINECREATORSSTUDIO(LINEクリエイターズスタジオ)」は、アプリを起動して撮影した写真をLINEスタンプに加工できます。アプリの機能にはイラスト作成の機能もあるので、イラスト派の人もLINEアプリを作成できます。
完成したらLINEアカウントにログインしてLINEスタンプ申請を行います。
アプリをインストールすればすべての工程をスマホ1台で出来ます。誰でもLINEスタンプのクリエイターになれるのです。インストールは無料なので、デジカメを購入したり、ペイントソフトを購入したりする場合のような費用は必要はありません。
LINEスタンプはイラストのものが多いので、絵心がない人は作れないというイメージがあるかもしれません。しかし、スマホ1台で写真からスタンプを作成できるのであれば、普段SNSで鍛えた撮影テクニックを駆使して、おしゃれなLINEスタンプを作成できます。
LINEスタンプを作成するときのコツは、クリエイター自身が使いたいと思うスタンプを作ることです。LINEスタンプは毎日1000個新作が発売されているので、クリエイターの個性を大切にしないと1個も売れません。
LINEスタンプを自作する方法を知っていてもコツを知らないと、売り上げることができません。
LINEスタンプを自作するときは、「どういう人にどういう場面で使ってほしいか」を具体的に決めましょう。LINEスタンプを使うターゲットを絞れば、デザインもしやすくなります。
「原宿系ファッションの女子中高生」「モノトーンが好きなアラサー主婦」「飲食店の女性従業員」「意識高い系の会社員」などターゲットを絞ることで、自然とスタンプも統一感のあるものになります。
統一感がないと使わない種類が多いスタンプになってしまうので、購入者が減ってしまいます。サイズ以外の条件はほとんどないので、自由にターゲットを設定して作成しましょう。
もしLINEスタンプを自作するときに、ターゲットを絞り込めない場合は、思いっきり自己投影しましょう。
クリエイターであるあなたがいつもLINEでしているやり取りで、よく使う言葉をそのままスタンプにするのです。キャラクターもクリエイターの似顔絵にすれば自然と個性が出て、他のLINEスタンプと被らないデザインになります。申請も通りやすくなりますよ。
いろんな人が使いやすいようにさまざまな種類のスタンプを作る人が多いですが、それだと購入者が全種類のうち一部しか使わないから購入しない可能性が高いです。狙いを絞ることで、買ってもらいやすくなります。
「LINECREATORSSTUDIO」を使って簡単にLINEスタンプを作成し終わったら、いよいよ販売の手続きを行います。
LINEスタンプは作成の工程が大部分を占めるので、販売の工程は簡単です。でも一部クリエイターにとって面倒なところがあるので、そこは辛抱強く乗り越えましょう。
LINEスタンプの申請は、パソコンが苦手な人でも簡単にできるのでご安心ください。ここからは申請方法について説明していきます。
自作のLINEスタンプを販売するには、LINEに申請をして認証してもらう必要があります。認証する条件は公表されていませんが、毎日1000個のLINEスタンプが新しく発売されているので、そこまで条件は厳しくありません。
ただマニアックすぎるLINEスタンプを作ってしまうと1個も売れず、収入にならない可能性もあります。LINEスタンプで大きな収入を狙うのは難しいですが、少しでも収入を増やしたい人は前向きな言葉で使いやすいLINEスタンプを自作しましょう。
LINEスタンプの申請は基本的にパソコンで行います。「LINECreatorsMarket」にログインして必要な情報を登録していきます。
スマホの「LINECREATORSSTUDIO」のアプリ内から申請する場合も、流れに沿って必要な情報を入力していきます。登録する情報は、個人情報よりもスタンプの情報の方が多いです。すべての情報が公開されるわけではないので、安心して登録していきましょう。
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