FCCLが提供を行っている電子ペーパーQUADERNO(クアデルノ)がアップデートによりスマホやmacOSに対応するようになることが発表となりました。スマホやmacOSに対応可能になる電子ペーパーQUADERNO(クアデルノ)についてご紹介します。
7月25日、富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、「QUADERNO(クアデルノ)」をバージョンアップをし、アップデートにより、スマートフォンやmacOSに対応することができるようになると発表を行いました。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」を全国家電量販店での販売開始を行うことについても発表しています。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」のAndroid/iOSに対応したスマートフォン用アプリ「QUADERNO Mobile App」を8月1日より提供を開始するとしています。
また、 macOSに対応した電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」のアプリについては、8月下旬から順次提供するとしています。
「クアデルノ」(QUADERNO)は、紙のような書き心地を再現しペン入力対応の電子ペーパーとなっており、PDF資料やカレンダーなどを手書きで書き込むことができます。
「クアデルノ」(QUADERNO)の特徴として、2種類のサイズ展開を行っており、A5モデルは約251g、A4モデルでも約350gと、端末本体が非常に軽量となっています。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)では、今回の電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)の全国家電量販店での販売開始に伴い、大幅値下げを実施するとのことです。
新しいモデルとして富士通ショッピングサイト「WEB MART」と全国の家電量販店で7月25日から予約開始となり、8月1日に販売開始となります。それぞれ価格については以下の通りとなります。
直販価格 | ||
A5モデル | 税込み7万5500円から4万9800円に変更 | 約34%の値下げ |
A4モデル | 税込み8万6200円から6万9800円に変更 | 約20%値下げ |
電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)では、ユーザーからの要望を受けてソフトウェアがアップデートを実施を行い、新たに2つの機能が実装されることとなります。
電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)」がAndroidとiOSに対応したスマートフォン用アプリ「QUADERNO Mobile App」を8月1日より提供開始します。
AndroidとiOSに対応したスマートフォン用アプリ「QUADERNO Mobile App」では、スマホで受信をしたメールの添付ファイルを「クアデルノ」(QUADERNO)で確認後、手書きのメモを加えた資料データをスマホに戻すことができるようになります。
さらにNFC対応スマホをご利用の場合は、「クアデルノ」(QUADERNO)にかざすだけでデータのやり取りを行うことが可能になります。
8月下旬から提供される「Digital Paper PC App」はmacOSと電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)」が連携できるようになります。
これまではPCとの連携は専用アプリをダウンロードしたWindowsのみでの対応となっていましたが、8月下旬から提供される「Digital Paper PC App」ではmacOSと連携できるようになります。なお、対象のmacOSは10.12/10.13/10.14となっています。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が提供を行う電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)」のコンセプトについてご紹介しておきます。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が提供を行う電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)」のコンセプトは「手書きができる、ペーパーレスノート」とされています。
電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)」は、2018年2月から販売開始となっており、内蔵するリチウムイオン電池は、約5.5時間のフル充電をすることで最長約3週間の使用が可能です。
電子ペーパー「クアデルノ(QUADERNO)」本体には、紙の書き心地で自由に手書きができるメモやノート、スケジュール機能を搭載しています。