Amazonは9月12日、生鮮食料品を扱うAmazonフレッシュの料金プランを改定実施することを発表しました。今回の「Amazonフレッシュ」の料金プラン改定により、プライム会員であれば追加費用なしで「Amazonフレッシュ」を利用することが可能となります。
Amazonは9月12日、生鮮食料品を扱うAmazonフレッシュの利用料金プラン改定について発表を行いました。
また、「Amazonフレッシュ」では、料金プラン改定に併せ、ライフコーポレーションと提携し、スーパーマーケットチェーン「ライフ」で扱う生鮮食品や惣菜の販売を開始しました。
「Amazonフレッシュ」の料金プラン改定ですが、これまでは、Amazonプライム会員の利用料金とは別にAmazonフレッシュ会員として月額500円が必要となっていました。
今回の「Amazonフレッシュ」の料金プラン改定により、プライム会員であれば追加会費なしで「Amazonフレッシュ」を利用することが可能となります。
なお、配送料については、「Amazonフレッシュ」1回の利用に付き390円の配送料がかかりますが、1万円以上の注文で無料となります。
また、「Amazonフレッシュ」では、従来の月額500円のフレッシュ会員も継続され、フレッシュ会員については配送料無料で利用可能です。
「Amazonフレッシュ」には、これまでは最低注文金額の設定がありませんでしたが、今後は、どちらの場合も最低注文金額4000円以上の注文で「Amazonフレッシュ」の利用が可能となります。
「Amazonフレッシュ」では、ライフと提携しての生鮮食料品や総菜の販売開始します。「Amazonフレッシュ」ライフと提携してサービス開始する生鮮食料品や総菜の販売は、Amazonフレッシュよりもさらにエリアが限定されてサービス提供が実施されます。
ライフと提携してサービス開始する生鮮食料品や総菜の販売の対象エリアについては、一部エリアを除く新宿区・板橋区・練馬区・北区・中野区・豊島区・杉並区の東京都の7区からスタートとなります。
また、Amazonショッピングアプリを使うAmazonフレッシュとは違い、Amazon Prime Nowアプリからの注文となります。
ライフと提携してサービス開始する生鮮食料品や総菜の販売の流れについてご紹介します。
ユーザーからの注文を受けると、ライフ店内の専門スタッフが品質をチェックし、商品を選別を行ったうえで、Prime Nowのネットワークを利用して最短2時間で配送される仕組みとなっています。
利用可能な配送時間は12時~22時となっており、サービス対象の商品にはライフの店内で焼き上げたパンや、ライフのプライベートブランドも対象となっています。
また、ライフと提携してサービス開始する生鮮食料品や総菜の最低注文額は2000円にて設定されており、配送料は6000円未満の場合440円、6000円以上1万円未満で220円となります。1万円以上の注文で無料となります。
「Amazonフレッシュ」では、月の利用頻度が月1回以下の会員は、追加の会費なしで利用できる料金プランの方が利便性が良くなるとしています。
サービス提供を開始するアマゾンは「気軽にサービスを試せる料金会費プランを用意し、多くの人にアマゾンフレッシュを楽しんでほしい」と案内しています。
「Amazonフレッシュ」では、手軽に利用可能な調理キットなどを取りそろえ、共働き世帯の「時短」需要などを取り込んでいく方針としています。