【Origami Pay】がウォレットアプリ「Origami Wallet」やリアルカードに対応開始することを発表しました。【Origami Pay】では、ウォレットアプリ「Origami Wallet」を開始しリアルカードについても対応開始となります。
9月27日、開催されたOrigamiの「Origami Conference 2019」にて、【Origami Pay】がウォレット機能やリアルカードに対応を開始することを発表しました。
Origamiの「Origami Conference 2019」では、ウォレットアプリ「Origami Wallet」を11月上旬にサービスを開始し、またOrigamiのリアルカードについても発行を行うとしています。
ウォレットアプリ「Origami Wallet」は、Origami Payによる支払いに加え、送金や金融機関口座との連携による入出金(動かす)が可能なアプリとなっており、チャージ対応機能も追加されます。
「Origami」は、キャッシュレスを実現するモバイルにおける金融プラットフォームを提供するとして、2012年に会社設立し、2015年にスマホ決済サービスの提供を開始しました。
「Origami」では、全国のコンビニ・ファストフードやタクシー、百貨店や地域の小売・サービス業など、多岐にわたる業種・業態の加盟店と提携を行い、Origami Payの導入が拡大しています。
2019年末予定で、「Origami」が提携している加盟店数は国内145万ヶ所となる見込みです。
「Origami」では、9月9日に「株式会社Origami Financial Services」を設立しています。
「株式会社Origami Financial Services」では、提携先のパートナー企業とともに、「融資(借りる)・投資(殖やす)・保険(備える)」などの金融サービスが開始されるとされています。
これにより、「払う・動かす・チャージする・借りる・殖やす・備える」といった金融機能を、「Origami Wallet」で利用可能となります。
「Origami Wallet」アプリを利用するメリットですが、「Origami Wallet」は、Origami IDを持っていれば申し込みから取引までがスムーズに完了し、タイムリーに情報を得られる点にあります。
また、「Origami Wallet」は、Origamiアプリだけではなく、提携先のパートナー企業のアプリ上で展開することで、Origamiアプリを持っていなくても利用可能なサービスとなる予定です。
なお「Origami Wallet」では、融資に関して、決済をするときに連動して後払いができる機能を紹介しています。ユーザーが急に資金が必要になった場合でも、申し込みから返済まで「Origami Wallet」アプリ上で完結するとのことです。
「Origami 」の今後の取り組みについては、雨が降ったらスマホにクーポンを届けるといった、機動性をもったテクノロジーによる利便性の提供を行っていくとしています。
「Origami 」では、不正利用時の補償について、現在でも「Origami Pay」では全額補償を行なっていますが、不正利用時の補償を利用規約等にて制度として明確化するとのことです。