LINEがアプリの推奨年齢を12歳以上にiOS版で引き上げを行うことを発表しました。12月よりLINEのiOS版がアプリの推奨年齢を12歳以上に引き上げ、保護者がiOSの設定からLINEアプリの利用を管理できるようになる内容についてご紹介します。
10月24日、コミュニケーションアプリ「LINE」が、アプリの推奨年齢をiOS版に限り12歳以上に引き上げることを発表しました。
「LINE」では、アプリの推奨年齢をiOS版に限り12歳以上に引き上げることで、保護者がiOSの設定からLINEアプリの利用を管理できるようになると説明しています。
iOS版LINEアプリの推奨年齢については、現在4歳以上に設定されているが、12月中に12歳以上へ引き上げられることとなります。
現在、iPhoneやiPadの「スクリーンタイム」設定で、利用可能なアプリの年齢設定が「4歳以上」「9歳以上」になっている場合、12月以降はLINEアプリのアイコンが消えたり、LINEアプリが起動できなくなったりするので注意が必要です。
保護者の方がお子さまのスマートフォン設定に対してパスコードロックをかけている場合、iPhoneやiPadの「スクリーンタイム」設定で、設定変更を行うには、「機能制限専用のパスコード」が必要となります。
LINEでは、お子さまがiPhoneやiPadの「スクリーンタイム」設定でアプリの設定変更を希望する場合は、必ず保護者の方が専用パスコードを入力のうえ変更するよう案内しています。
LINEがiOS版LINEアプリの推奨年齢を引き上げる目的については、青少年保護を目的とした教育や機能追加の一環と説明しています。
ですが、PC版アプリや推奨年齢が3歳以上に設定されているAndroid版LINEアプリについては、現在のところ年齢制限は変更しない予定となっています。
LINEの利用可能年齢の設定方法について、設定方法はiOS11以前とiOS12以降で異なっており、以下のような流れとなっています。
LINEの利用可能年齢の設定方法について、iOS11以前のバージョンをご利用のユーザーは、以下の手順により、LINEの利用可能年齢の確認や設定変更が可能となっています。
iOS11以前のバージョンをご利用のユーザーは、設定アプリから一般をタップし、機能制限項目へ進みます。
表示される画面に機能制限パスコードを入力の上、Appを開き、「すべてのAppを許可」または「12+」など、適切な年齢設定を選択しましょう。
iOS12以降のバージョンをご利用のユーザーは、以下の手順でLINEの利用可能年齢の確認や設定変更が可能となっています。
iOS12以降のバージョンをご利用のユーザーは、設定アプリからスクリーンタイムを開き、コンテンツとプライバシーの制限へ進みます。
画面にスクリーンタイム・パスコードを入力し、コンテンツ制限をタップし、App設定画面へと移行します。
App設定画面にて、「すべてのAppを許可」または「12+」など適切な年齢設定を選択を行いましょう。
LINEでは、12歳以上への推奨年齢引き上げは、2019年12月頃の実施が予定されています。なお、LINEではiOS版LINEアプリの推奨年齢の変更に伴うAndroid版LINEおよびPC版LINEへの影響はないと案内しています。
LINEでは今後も青少年の皆さんが安心安全にご利用いただけるよう、機能面の対応や様々な活動を強化していく方針を公表しています。
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