Google Payでは、「Visaデビット」が対応可能となりデビットカードを登録したAndroidのスマホにて利用することができるようになります。スマホでタッチ決済が可能になったGoogle Payの「Visaデビット」対応についてご紹介します。
11月14日、米Visaの日本法人であるビザ・ワールドワイド・ジャパンでは、Google Payに登録した対象のVisaデビットカードをGoogle Payに登録することで、NFCを使った非接触決済「Visaのタッチ決済」が利用可能になったことを発表しました。
Google Payでは、登録対象のVisaデビットカードで、NFCを使った非接触決済「Visaのタッチ決済」が対応可能になったことで、デビットカードを登録したAndroidのスマートフォンにて利用することができるようになります。
「Visaのタッチ決済」機能については、レジの決済端末にデビットカードを登録したAndroidスマートフォンをかざすだけで決済することができるようになります。
Google PayにてVisaデビットカードで「Visaのタッチ決済」の利用できる条件について確認しておきましょう。
Google PayにてVisaデビットカードで「Visaのタッチ決済」を利用する条件が設定されており、設定された3つの条件がすべてクリアされた場合にGoogle Payで「Visaのタッチ決済」を利用することができます。
また、「Visaのタッチ決済」では、スマホにおサイフケータイのモバイルFeliCaに対応していなくても、NFC通信機能が搭載されていることで対応することができます。
なお、Google PayにてVisaデビットカードで「Visaのタッチ決済」の利用できる条件については以下の3項目となっています。
① | タッチ決済に対応するVisaデビットカード |
② | NFC対応のAndroid 5.0以降バージョンのAndroid端末 |
③ | 最新バージョンの「Google Pay」アプリ |
Google Payで対応可能な条件の一つとなっている「Visaデビットカード」についてご紹介しておきます。
国内初となる「Visaのタッチ決済」に利用可能となっている対象のVisaデビットカードは、ジャパンネット銀行・ソニー銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行の6つの銀行が発行しているカードとなっています。
実際に店舗でお買い物をして「Visaのタッチ決済」を利用する際には、Google Payにデビットカードを登録することで、「Visaのタッチ決済」対応のお店ではサインや暗証番号の入力は必要なく、スマホを決済端末にかざすだけで支払いが完了となります。
Androidのスマホにて利用可能になった「Visaのタッチ決済」の特徴についてご紹介していきましょう。
「Visaのタッチ決済」機能の特徴ですが、「Visaのタッチ決済」は、NFCを搭載しているAndroidのスマホであれば「おサイフケータイ」機能が搭載されていなくても利用できる機能となっています。
「Visaのタッチ決済」機能は、NFCを搭載するAndroidスマホを利用しているユーザーであれば、国内、海外問わず、世界約200カ所で利用することができます。
サインや暗証番号の入力は必要なく、スマホを決済端末にかざすだけで支払いが完了となる「Visaタッチ決済」のセキュリティについて心配されるユーザーもいらっしゃるかもしれません。
「Visaタッチ決済」のセキュリティですが、今回のサービス提供に際し、Visaのセキュリティ・プラットフォーム「Visaトークンサービス」を活用しています。
Visaのセキュリティ・プラットフォーム「Visaトークンサービス」では、カード番号などの個人情報をデジタル識別子である「トークン」に変換を行い、ユーザーが「Visaタッチ決済」にて支払いを行うときは実際のカード番号を利用せず決済する方法です。
Visaでは、「Visaトークンサービス」を利用することにより、第三者か不正アクセスなどによるカード情報の誤った流出を防ぐことができると説明しています。
Google Payに対応カードを新規に登録する方法についてご紹介しておきましょう。Google Payに対応カードを未登録の場合、新規に銀行のカードを登録する場合には、以下の手順で登録を行い、登録の途中段階で「タッチ決済」の登録を行います。