LINEの削除機能と送信取り消し機能の違いを解説

LINEの削除機能と送信取消機能の違いはご存知でしょうか?LINEの削除機能と送信取消機能はそれぞれ重要な違いがあり、きちんと把握しておかないと、後悔することもでてきてしまいます。今回は、その削除機能と送信取消機能の違いを解説していきます。

LINEの削除機能と送信取り消し機能の違いを解説のイメージ

目次

  1. 1LINEのトーク(メッセージ)削除機能
  2. 自分の画面から削除
  3. 相手には影響なし!
  4. 2LINEの送信取り消し機能
  5. 相手のLINEトークからメッセージを削除(ご送信も削除可能)
  6. 3LINEの送信取り消し機能の使い方
  7. LINEで送信したメッセージを取り消す方法
  8. 4LINEで送信したメッセージの取り消しの注意点
  9. 相手がLINE(バージョン7.12.1以降)を使っていなければ、相手の画面からメッセージが消えない
  10. 通知上でメッセージ内容が表示される設定になっていれば、取り消したメッセージは通知上で読まれてしまう
  11. 「○○がメッセージの送信を取り消しました」という通知が表示

LINEのトーク(メッセージ)削除機能

LINEを使っていると、友だちや家族に誤って送信してしまった!という経験はないでしょうか。恋人とのラブラブなトークを誤って自分の家族に送信してしまい、その後気まずくなったり。

会社の上司の愚痴を同僚とトークしていたら誤って愚痴のメッセージをその上司に送信してしまい、自分が消えてしまいたい気分になったりと、様々な誤送信を耳にします。

LINEのトークでは、自分のメッセージだけではなく、相手のメッセージ、LINEスタンプやノート、写真などを一度送信したとしても取り消しできるようになっています。

 

例えば、LINEで人気の機能といえばスタンプです。LINEスタンプはかわいくてたくさんの種類があり、ついつい使用してみたくなり、LINE友だちとノリでスタンプの応酬になって大事なトークが流れていってしまうこともありますよね。

重要なLINEメッセージが流れていってしまわないように、自分が送信したスタンプやメッセージを削除できます。

その削除機能は、自分のメッセージだけでなく、相手のメッセージやスタンプなども削除できるようになっており、LINEのトークルームを見やすくできるようになっています。

この記事では、LINEの削除機能と送信取消機能の違いを解説していきます。
 

自分の画面から削除

このLINEの削除機能は、自分のトーク画面から削除できるようになっています。相手が未読、既読に関わらず削除できるようになっているので、自分のトーク画面を整理して見やすくしたい方にはおすすめです。

相手には影響なし!

LINEの削除機能は、相手のLINEトーク画面からも削除できると思いきや、落とし穴があるようです。このLINEの削除機能は、相手のLINEトーク画面にはなんの変化もなく、自分がメッセージを削除したとしても相手のトーク画面には残り続けます。

ですので、誤って別の相手にLINEメッセージを送信し、急いで削除したとしても相手には既読されてしまうわけです。それが相手が未読、既読に関係なく誤送信メッセージは削除されません。
 

名前が「削除」となっているので相手のトーク画面からも削除されると勘違いされそうですが、この落とし穴にはまらないようにしておきましょう。

次の項目で、誤ってメッセージを送信してしまった際、相手と自分のトーク画面からメッセージを削除する方法をご説明していきます。

LINEで送信したメッセージを削除する方法

具体的にLINEメッセージを削除、消す方法をご紹介していきます。まずは削除したいLINEメッセージを長押しします。

すると「コピー」「Keep」「削除」「送信取消」「リプライ」「転送」「ノート」「アナウンス」が表示されますので、その中の「削除」をタップします。

①削除したいメッセージを選択します。②選択できたら「削除」をタップします。

すると、「選択したメッセージはこの端末上でのみ削除されます。相手側のメッセージは削除されません」とメッセージが表示されますので、「削除」をタップします。
 

これであなたの端末上でのみLINEメッセージが削除されました。相手側の端末にそのLINEメッセージは残り続けるので、あまり削除機能は意味をなさない気もします。

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LINEの送信取り消し機能

LINEの削除機能は、自分のLINEトーク画面からのみ、メッセージやスタンプ写真、動画を削除できるとご説明しました。この削除機能は、誤ってメッセージを送信しても相手のトーク画面からは削除されないということが欠点でした。

もう一つLINEでは、メッセージを削除できる機能を備えています。それはLINEの送信取り消し機能というものです。

LINEの送信取り消し機能とは、送信して24時間以内であればメッセージを消すことができるという機能です。では、LINEの削除機能と、送信取り消し機能はどのような違いがあるのでしょうか。
 

相手のLINEトークからメッセージを削除(ご送信も削除可能)

LINEの削除機能と、送信取り消し機能の最大の違いといえば、送信取り消し機能は相手のトーク画面からもメッセージが削除可能、消すことができるという点です。

この機能は、2017年12月より実装された機能で、今まで削除機能しかなく、誤送信しても相手のトーク画面からは削除されなかったので、とても便利になり、ニュースになりました。

ここで気をつけたいのが、24時以内でないと、誤って送信したメッセージを消すことができない、削除できない点です。

もし24時間を過ぎてしまった場合は、送信取り消しボタンが消えてしまい、メッセージを消すことができなくなりますので注意してくださいね。

 

送信取消の対象とは?

LINEの送信取消機能はメッセージだけではありません。テキスト(メッセージ)はもちろん、スタンプ、画像、動画、ボイスメッセージ、URL、LINE MUSIC、連絡先、位置情報、ファイル、通話履歴を消すことができる、削除できるようになっています。

すべての端末から送信取消機能が使用できるかといったら、そうではないようです。スマートフォン版、デスクトップ版の最新バージョンで利用可能とのことです。

しかし、Chrome版では相手が取り消したメッセージは反映されるものの、送信メッセージの取り消しには非対応となっておいます。

chromeを普段から使用している方はそのような違いがあり、思わぬと落とし穴があるので、気を付けた方がよさそうですね。

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LINEの送信取り消し機能の使い方

LINEではよく相手を誤ってメッセージを送信してしまった場合、誤爆とい言葉を使います。相手を間違ってメッセージを送信してしまい、自ら墓穴を掘ってしまう事の意味ですね。

例えば、彼氏、彼女と愛のささやきを送信し合い、間違ってその直前にやりとりしていたお母さん、お父さんに間違って送信してしまったり。

ある友だちの愚痴を別の友だちと言い合っていたら間違ってその友だちに送信してしまってケンカが始まってしまたり。

 

浮気相手に送った会う約束を間違って奥さんに送信してしまい、その後離婚の危機に陥ったり。今まで送信取り消し機能がなかったがためにたくさんの人が羞恥心にかられていたり、浮気がバレたり大変な思いをされた方もいるでしょう。

そんなときには、すぐに送信取り消し機能を使いましょう。相手が未読、既読に関わらず誤ったメッセージを削除してくれますよ。

しかし、24時間以内に送信したメッセージにしか適用されないので、24時間以上たったあとの誤爆は諦めるしかありません。今まで通り言い訳を考えましょう!

間違えたらすぐに送信取消でメッセージを消す!これは必ず覚えておきましょう。

 

LINEで送信したメッセージを取り消す方法

それではメッセージを消す方法を解説していきます。LINEの送信取り消し機能の使い方は、削除機能の使い方とほぼ違いはありません。まずは、削除したいメッセージを長押しします。

すると「コピー」、「Keep」「削除」「送信取消」「リプライ」「転送」「ノート」「アナウンス」のメニューが表示されるので、「送信取消」をタップします。

すると、「友だちが利用中のLINEバージョンによっては、友だちのトークからメッセージが消えないことがあります。送信を取り消しますか?」とメッセージが表示されますので、「送信取消」をタップします。

すると、誤って送信されたメッセージの場所に、なにやらメッセージが出現しました。「メッセージの送信を取り消しました」と表示されています。

LINEの送信取り消し機能を使うと、削除したメッセージの場所に、取り消しました!とメッセージが表示されるようですね。これは削除機能と大きな違いとなります。

いくら誤爆が防げるといっても相手側からは、なにかメッセージを削除したな?と気が付かれてしまいます。時間がたてば消えるというものではなく、ずっとその場所に表示されているので、怪しまれるのは間違いないですね。

テキスト以外も送信取消できる

削除できるものはテキストだけではなく、スタンプや写真、動画も消すことができます。ここではスタンプを例に削除してみます。

まずは消したいスタンプを長押しします。

「削除」「送信取消」「リプライ」「ショップ」「開く」が表示されるので、「送信取消」をタップします。

スタンプでの場合でも、「友だちが利用中のLINEバージョンによっては、友だちのトークからメッセージが消えないことがあります。送信を取り消しますか?」とメッセージが表示されるので、「送信取消」をタップします。

「メッセージの送信を取り消しました」と表示されましたので、自分と相手のトーク画面からスタンプを削除できました。

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LINEで送信したメッセージの取り消しの注意点

LINEで誤ってメッセージを送信してしまった誤爆を防ぐために送信取り消し機能が使えますが、この取り消し機能には落とし穴がいくつかあります。

とても便利な機能に見えますが、その落とし穴を3つご紹介していきます。

相手がLINE(バージョン7.12.1以降)を使っていなければ、相手の画面からメッセージが消えない

まず一つ目の落とし穴です。すべてのLINEユーザーに送信取り消し機能が使えると思いきや、そうではないようです。LINEのバージョン7.12.1以降のものでないとこの送信取り消し機能が使えないのです。

誤って送信したメッセージを、送信取消機能があると思って安心していたら、相手の画面からは削除できておらず、友だちから指摘されるということもあります。

スマホに詳しくない人はLINEの更新の仕方もわからないかもしれません。そのような思わぬ落とし穴があります。
 

恋人とのラブラブなトークをおばあちゃんに送信してしまい、急いで削除はしたものの、おばあちゃんのLINEは更新できていなかった場合、そのまま画面に残り続けるのです。想像しただけでも身の毛がよだちますね。

スマホが苦手な方がいたら、LINEのの更新がきちんとできているか確認して、更新してあげてください。

通知上でメッセージ内容が表示される設定になっていれば、取り消したメッセージは通知上で読まれてしまう

そして二つ目の落とし穴です。LINEのメッセージが来た際に、ロック画面にそのメッセージが表示されることありますよね。それはその端末のLINEからの通知をオンにしているので、ロック画面や通知センター、バナーに表示されるのです。

ですので、相手がその通知をオンにしている状態だと、あなたが急いで送信取消機能を使ったとしても、ロック画面上で読まれてしまう可能性があるのです。

相手のスマホの設定なので、どうしようもありませんが、相手がロック画面上でメッセージを読んでしまってはこの送信取消の機能は意味がないように思えます。

 

「○○がメッセージの送信を取り消しました」という通知が表示

最後に3つ目の落とし穴です。あなたが送信取消をした場合、上の写真のようなメッセージが表示されてしまいます。

前述でも触れましたが、このメッセージは送信取消すると自分のトーク画面、相手のトーク画面両方に表示されます。もし相手が未読の場合、誤ってメッセージを送信したのかな?と気づかれてしまいます。

もちろん既読の場合でも、あのメッセージが削除されている!と怪しまれてしまいます。この「メッセージの送信を取り消しました」というメッセージは長押ししても削除されることはありません。

まとめ

今回はLINEの削除機能と送信取消機能の違いを解説していきました。送信取消機能は思わぬ落とし穴があるものの、LINEはこの送信取消機能で悪用や乱用を防ぐためにこの落とし穴を設けているようです。

送信取消は便利な機能ですが、削除すると友だちから怪しまれたり、友だち関係がぎくしゃくなったりする可能性もあります。

また、LINEの削除機能と送信取消機能の違いをしっかりと理解し、LINEのメッセージを送信するときは、必ず相手とメッセージを確認し、間違えがないようにしていきたいですね。

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この記事のライター
船津 真由美
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