2020年02月25日更新
ヤフーがKADOKAWAとデジタルチケット販売で業務提携!
ヤフー株式会社は2月12日、(株)KADOKAWAとデジタルチケット販売で業務提携の契約を結んだことを発表しました。「ヤフー」と「KADOKAWA」が業務提携することで、今後レジャー施設のデジタルチケット化が進み、利用者の利便性が向上するでしょう。
目次
「ヤフー」と「KADOKAWA」デジタルチケット販売で業務提携を発表
ヤフー株式会社は2月12日、(株)KADOKAWAとの業務提携の契約を結んだことを発表しました。
今回の業務提携によって、KADOKAWAのおでかけ情報メディア「ウォーカープラス」と、Yahoo! JAPANのデジタルチケット販売サービス「PassMarket」、オンラインチケット情報サービス「Yahoo!チケット」が連携することになります。
これらのサービスが相互に連携することで、ユーザーがレジャー施設の情報収集からチケット購入までスムーズに行えるようになるでしょう。
さらにレジャー施設では、ユーザーがチケット購入のために行列に並ぶことなく、あらかじめ購入したデジタルチケットをスマホで提示するだけで入場できるようになります。
スマホ一つで情報収集からチケット購入を行え、スマホを提示することで施設への入場まで行えるためユーザーはかなりスムーズに利用することができます。
KADOKAWAのおでかけ情報メディア「ウォーカープラス」とは
「ウォーカープラス」とは、KADOKAWAが運営するおでかけ情報メディアです。全国のおでかけスポットや花火、夏休み、紅葉といった季節のイベントに合わせた特集も組んでいます。グルメやエンタメなどの注目度の高いニュース記事を発信しています。
「PassMarket」・「Yahoo!チケット」とは
「PassMarket」とはYahoo! JAPANが運営するデジタルチケット販売サービスです。「PassMarket」を利用すればチケットの情報収集から購入までスムーズに行え、最短2ステップでチケットを購入でき、スマホ提示で入場することが可能です。
「PassMarket」の導入にあたっては、レジャー施設側も専用端末の導入費やシステム利用料などの固定費が必要ないため、デジタルチケットを低コストで導入できるでしょう。
「Yahoo!チケット」とはYahoo! JAPANが運営するオンラインチケット情報サービスです。ヤフー株式会社とエイベックス株式会社の100%子会社であるエイベックス・エンタテインメント株式会社がオンラインチケットの販売も行っています。
レジャー施設のデジタルチケット化で利用者の利便性に取り組む
ヤフーによると、遊園地やレジャー施設の市場に関しては近年増加傾向にあり、訪日外国人観光客の増加や、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す「コト消費」の傾向が多く見られ、今後も増加していくと考えられています。
一方でレジャー施設のデジタルチケット化は進まず、利用者の利便性が課題の一つとなっています。ヤフーはこの課題の解決に取り組み、両社の旅行やレジャー関連サービスでの連携をさらに増やしていく予定としています。
「ヤフー」と「KADOKAWA」の連携サービス導入施設
「ヤフー」と「KADOKAWA」の業務提携サービスの導入は以下の施設に対応しています。以下の施設においては、あらかじめ購入したデジタルチケットをスマホで提示するだけで入場できるようになります。
また「サンリオピューロランド」や「江戸ワンダーランド日光江戸村」では「PassMarket」で購入することによって割引があります。
対応時期 | 対応施設 |
2月12日 | ・サンリオピューロランド ・東京タワー ・新江ノ島水族館 |
近日対応予定 | ・ムーミンバレーパーク ・江戸ワンダーランド日光江戸村 |