【発見】iPhoneをマスク着用で顔認証！Face IDさせるには？

Face ID（顔認証）を搭載しているiPhoneの機種にて、iPhoneをマスク着用したままで、Face ID（顔認証）を利用する方法が発見されたとの一部報道が話題となっています。

iPhoneの端末を利用しているユーザーは、発見された方法で、Face ID（顔認証）の登録を行うと、顔認識を行う時に、着用しているスクに触れる必要がなくなるとされています。

現在、中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症（COVID-19）について、世界中で感染拡大の影響がでており、外出時にマスクを着用する機会も多いのではないでしょうか？

iPhone XやiPhone XS、iPhone XRのiPhone 11シリーズでは、Face ID（顔認証）機能が搭載されていますが、マスクを着用したままだと、iPhoneの顔認証がうまく動作せず、画面ロックが解除できないというユーザーの声が多く上がっていました。

今回、発見された方法を利用してFace ID（顔認証）の登録を行うと、顔認識を行う時に、着用しているスクに触れる必要がなくなり、電車での移動中など、安心してiPhoneを利用することが可能となります。

それでは、iPhoneをマスク着用したままでFace ID（顔認証）を利用する方法を発見した研究者についてについてご紹介していきましょう。

これまで、中国テンセントの「Tencent Xuanwu Lab」では、セキュリティの研究を専門におこなっている研究者が、iPhoneの「Face ID（顔認証）」機能について、詳細な分析に取り組んできました。

中国テンセントの「Tencent Xuanwu Lab」の研究者らは、「マスクを着用した状態でFace IDを使用する」方法についても、研究に取り組んでおり、今回、マスクをつけた状態でiPhone 11のFace IDを解除する方法を発見したとのことです。

研究者が発見した「マスクを着用した状態でFace IDを使用する」方法については、とても簡単な方法で、研究所によるとロック解除の成功率は、非常に高いとしています。

次の手順でiPhoneのFace IDに顔の登録を行うと、マスクをつけている状態でも、マスクをつけていない場合でも、いづれの状態でもユーザーの顔を認証してくれます。

マスクを着用したまま、Face IDの顔認証を使う方法の手順については、まず、初めに、新品のマスクを、耳をかける紐の部分が2重になるように、半分に折り畳みます。

次に、2重になった紐を片耳にかけ、マスクの下部分を持って、自分の顔半分にマスクがかかるようにします。なお、この時の状態としては、鼻と唇がちょうど半分隠れるくらいにマスクをあてるようにするとよいでしょう。

また、注意点として、しわを減らすために、出来るだけマスクを顔に近づけるようにする点と、マスクの上側は、鼻の先を覆うようにあてるようにしましょう。

次に、顔半分にマスクがかかった状態のまま、iPhoneの端末にて、Face IDに顔の登録を行います。

Face IDの顔登録を行うには、iPhoneの「設定」アプリ を起動し、「Face IDとパスコード」の項目ヘすすみ、「もう一つの容姿を登録する」にて登録を行います。

この時、マスクを固定したまま頭を動かす操作が難しいと感じるユーザーは、頭ではなくiPhoneを動かすようにして顔を登録するようにしましょう。

なお、この手順で「Face ID」を登録したうえで、画面ロック解除ができないという場合には、次の点に気を付けるようにするとよいでしょう。
 

• 耳にかかる紐の位置がなるべく自然になるようにする
• マスクがかかる位置をしっかり調整する
• 鼻と唇の半分が綺麗に隠れるようにマスクをあて、上下の位置も自然になるよう調整する。

iPhoneの「Face ID」では、顔認識を最適するようなメカニズムが搭載されており、最初、顔認識がうまくいかない場合も、何回かFace IDでのロック解除をやってみると、ロック解除成功率が向上されてくるとのことです。

実際に利用したユーザーからは、最初の数回は失敗したものの、マスクをつけていてもしっかり顔を認識してロック解除できるようになったとの声があげられています。
 
ですが、マスクの形や素材など、利用しているマスクによっては、うまくロック解除できない可能性もあるとされています。