【Windows 10】大型更新「May 2020 Update」の提供を開始!

MicrosoftがWindows 10の最新大型更新となる「May 2020 Update」の配信を開始したことを発表しました。配信が開始されたWindows 10の大型更新「May 2020 Update」の内容や手動更新の方法についてご紹介します。

【Windows 10】大型更新「May 2020 Update」の提供を開始!のイメージ

目次

  1. 1MicrosoftがWindows 10の「May 2020 Update」の配信を開始
  2. 2最新版となる「May 2020 Update(20H1)」では
  3. 3「May 2020 Update(20H1)」の内容について
  4. スマホ同期の通話機能がARMベースのPCでも利用可能に
  5. 4アップデートの方法について
  6. 更新アシスタントツールを利用して手動でのアップデートする方法
  7. 合わせて読みたい!Windows 10に関する記事一覧

MicrosoftがWindows 10の「May 2020 Update」の配信を開始

Microsoftが、「Windows 10」の最新大型更新となる「May 2020 Update」の配信を開始したことを発表しました。

配信が開始された「Windows 10」の「May 2020 Update」は、ロールアウト方式となっているため、すべての対象ユーザーがアップデート配信を受けるには数週間かかるとみられています。

なお、最新版へアップデートを行うには、設定画面に通知される「Windows Update」から実行するか、更新アシスタントツールを利用して手動でバージョンアップすることが可能です。

Thumb【Windows 10】5月アップデートでアクセシビリティ新機能を追加!
Microsoftは5月に行われるWindows 10のアップデートに「アクセシビリティ機能...

最新版となる「May 2020 Update(20H1)」では

May 2020 Update」の配信

最新版となるWindows10の「May 2020 Update(20H1)」は、昨年2019年11月に配信となった「November 2019 Update」以降、初めてとなる大型更新の配信となっています。

今回の「May 2020 Update(20H1)」では、「1909(Build 18363)」のバージョンから「2004(Build 19041)に変更されています。

Thumb【2画面端末向けOS】「Windows 10X」まずは1画面端末をリリース!
2画面端末向けOS「Windows 10X」は2020年末までにリリース予定とされていました...

「May 2020 Update(20H1)」の内容について

Windows10

今回の「May 2020 Update(20H1)」の変更点については、カスタム構築されたLinuxカーネルを搭載したLinux 2(WSL 2)用のWindowsサブシステムが大きな特徴となっています。

カスタム構築されたLinuxカーネルを搭載したLinux 2(WSL 2)用のWindowsサブシステムの統合により、「Windows」のLinuxサブシステムの性能が大幅に向上しより利用しやすくなるとされています。

その他にも、タスクバーからAIアシスタント「Cortana」が分離されることとなっており、「Cortana」は独立した機能として利用可能となります。

なお、新機能として、タスクバーの検索に天気やニュースの検索ができる「クイック検索」機能が便利なツールとして追加されます。

スマホ同期の通話機能がARMベースのPCでも利用可能に

大型更新実施

Windows 10の 「May 2020 Update(20H1)」の変更点として、「Microsoft Edge」のメモリ使用量について最大で27%削減されています。

また、その他にも、新しいメモ帳や電卓機能が追加されており、スマホ同期の「通話機能」がARMベースのパソコンでも対応可能となっています。

なお、Windows 10の 「May 2020 Update(20H1)」では大幅な更新が実施されており、「WSL 2」の機能強化やアクセシビリティの拡張対応なども行われています。

Thumb「Windows10」の通知設定(オン/オフ)について解説!
「Windows10」にはアプリやWindowsからの更新やアップデートのお知らせが届く通知...

アップデートの方法について

アップデート画面

Windows 10の「May 2020 Update」へアップデートを行う方法は、「設定」画面から「更新とセキュリティ」へ進み「Windows Update」の項目から「更新プログラムのチェック」の通知が来ているかどうかを確認することができます。

また、ビルド1903あるいは1909のユーザーであれば「Windows Update」にアップデート通知が届いていても「ダウンロードしてインストール」をクリックしない限り、自動的にアップデートされません。

なお、お急ぎの場合や「Windows Update」にアップデート通知が届かない場合は、更新アシスタントツールを利用して手動でのアップデートする方法も対応することができます。

アップデートインストール

更新アシスタントツールを利用して手動でのアップデートする方法

アップデート配信画面

Windows 10の「May 2020 Update」へアップデートの配信については、今後数週間をかけて順次ロールアウトされていく予定となっています。

ですが、ハードウェアの互換性が確認されない場合などには、Windows 10の「May 2020 Update」へアップデートの配信は行なわれません。

通常、最新版へのアップデートは「Windows Update」にて自動更新を行いますが、通知が来る前に手動にてインストールしたい場合は、Windows 10ダウンロードサイトにアクセスし、更新アシスタントツールを利用して手動でのアップデートも可能です。

ThumbOEM向け「Windows 10」32bit版の提供を終了【マイクロソフト】
マイクロソフトはOEM向け「Windows 10」32bit版の提供を終了することを発表しま...

合わせて読みたい!Windows 10に関する記事一覧

Thumb「Windows10」の通知設定(オン/オフ)について解説!
「Windows10」にはアプリやWindowsからの更新やアップデートのお知らせが届く通知...
ThumbWindows10の初期化で「個人用ファイル」を保持する方法!
この記事では、Windows10のパソコンを使って初期化をする場合に、個人用ファイルを保持し...
ThumbWindows10の「スタートメニュー」の名前のカスタマイズ方法!
Windows10には、「スタートメニュー」において名前を変更し、カスタマイズする機能があり...
Thumb【Windows10】「Kindle for PC」のダウンロード/インストールについて解説!
この記事では、Windows10の端末でKindle for PCをダウンロード・インストー...

関連するまとめ

関連するキーワード

Original
この記事のライター
YUKI
よろしくお願いします♫