2020年06月07日更新
メルカリかたる「フィッシングメール」に注意を呼び掛け!
フィッシング対策協議会はメルカリをかたる「フィッシングメール」が増加しているとして注意を呼びかけています。フィッシング対策協議会がメルカリかたる「フィッシングメール」に注意を呼びかけている内容や対処法についてご紹介します。
目次
フィッシング対策協議会は「フィッシングメール」が増加しているとして注意を呼びかけ
6月2日、フィッシング対策協議会はメルカリをかたる「フィッシングメール」が増加しているとして注意を呼びかけています。
フィッシング対策協議会の発表によると、最近メルカリをかたる「フィッシングメール」が増加しており誤って誘導先のサイトにユーザーがクレジットカードなどの個人情報を入力してしまうと、悪意ある第三者から悪用される場合もあるとしています。
メルカリをかたる「フィッシングメール」の内容について
フィッシング対策協議会の発表では、増加しているメルカリをかたる「フィッシングメール」の内容としては、不審なメールのタイトルは「メルカリ事務所サービス有效期限切になります」となっているとしています。
「メルカリ事務所サービス有效期限切になります」とのタイトルがついたメールには、「サービスの有効期限が近づいているためお知らせします」との一見正規のメールかと誤認してしまうような内容が記載されているとのことです。
また、「アカウントを確認されない場所や以下の機能が制限されることとなります」との文章表示によりユーザーに登録情報を更新するよう誘導しています。
不審なタイトルのメールには偽サイトへの誘導も
メルカリをかたる不審なタイトルの「フィッシングメール」には、登録情報の確認ページとしてメルカリが公式に使用しているURLが表示されているものの実際にそのURLをクリックすると偽サイトへ誘導されるようになっているとのことです。
登録情報の確認ページとして表示されているURLをクリックすると本物の公式ページによく似た偽サイトが表示され、個人情報の入力が促されるようになっています。
なお、偽サイトでは確認のためと称しメールアドレスやパスワードなどのアカウント情報をはじめとして名前や住所、クレジットカード情報など個人情報を入力するよう案内されるとのことです。
「メルカリ」では
「メルカリ」では、ユーザーに対してメールでクレジットカード情報等の個人情報の入力するよう案内することはないと説明しています。
また、送信元メールアドレス(Fromヘッダ)を「@mercari.jp」に偽装したメールが送信された場合、メールサーバの環境によっては、正常に受信できてしまう可能性があるとしています。
メルカリでは届いたメールの内容やリンク先などに不審点がないか十分に注意するよう呼びかけています。
「フィッシング対策協議会」では
「フィッシング対策協議会」の調査によると、6月2日夕方の段階でも偽サイトが稼働中であることが確認できたとしています。
「フィッシング対策協議会」では、今回のメルカリをまねたフィッシングサイトが今後さらに増える可能性があるとしておりユーザーに注意を呼びかけています。