2020年06月25日更新
PayPayが「SMS認証」機能強化!数字/アルファベットで不正ログイン予防!
PayPayは「SMS認証機能」のセキュリティを強化しました。今回PayPayに導入した「SMS認証機能」は数字とアルファベットを組み合わせて行うものです。数字とアルファベットの組み合わせることでセキュリティ強化を行い不正ログインの予防が可能としています。
目次
PayPay「SMS認証」機能のセキュリティ強化
2020年6月24日、PayPayは新規登録時やユーザーが別の新しいデバイスから再度ログインする際に行う「SMS認証機能」のセキュリティを強化しました。
今回導入した「SMS認証機能」は数字とアルファベットを組み合わせて行うもので、SMSで送られる4桁の認証コードの前に2文字の無作為のアルファベットが入っています。
「SMS認証機能」数字とアルファベットを組み合わせて行う
今回PayPayに導入した「SMS認証機能」とは、数字とアルファベットを組み合わせたものとなっていて、SMSで送られる4桁の認証コードの前に2文字のランダムなアルファベットが表示されています。
そして認証コードの入力画面にもSMSに記載されているアルファベットが記載されています。
この際にユーザーはSMSで送られる認証コードと入力画面に表示される2文字のアルファベットを見比べることが可能で、フィッシングサイトなどの偽物の入力画面かを確認でき不正ログインを予防することができるでしょう。
また最近では「SMS認証」について、フィッシングサイトやフィッシングメールからユーザーが登録しているキャッシュレス決済サービスのSMS認証コードが不正に取得され、第三者によって不正に利用される場合があり問題視されています。
そこでPayPayでは不正利用防止対策として「SMS認証機能」のセキュリティを強化することで、不正に第三者がログインすることを予防します。
なお今回導入される「PayPay」が開発した数字とアルファベットを組み合わせた「SMS認証機能」は、現在特許出願中です。
これまで「PayPay」が行ってきたセキュリティ対策
「PayPay」ではこれまでも安全に利用するためのセキュリティ対策を行ってきました。主なセキュリティ対策は以下の3つがあります。
専任スタッフや技術を利用した不正防止 |
24時間365日電話対応で安心の相談窓口 |
万が一の場合も安心できる補償制度 |
不正防止対策
まず端末認証を事前に設定しスマホ紛失時の情報漏洩などのセキュリティ対策を行ったり、別の新しいデバイスから再度ログインする際に行う「SMS認証機能」を使った「二要素認証」を行ったりしていきました。
また専任スタッフや技術を利用して常時監視を付けるなど不正防止対策を行っています。PayPayに登録している銀行口座情報やクレジットカード情報は暗号化されているため、相手先に開示はしていません。
さらに24時間365日「PayPay」に関する相談ができるカスタマーサポート窓口を設置しています。PayPayお問い合わせ電話窓口は0120-990-634となっています。
ユーザーへの補償
さらに「PayPay」では、利用中の全ユーザーを対象として不正利用による被害に遭われた場合、PayPayをご利用でない方がPayPayを利用した被害にあわれた場合などの被害を対象にして、原則PayPayが被害の全額を補償するサービスがあります。
また「PayPay」での決済で、万が一不正取引がなされた場合も、加盟店に取引金額の全額を入金するとしています。逆に加盟店側に不正利用による被害に遭われた方などへの補償が発生した場合、PayPayが負担し加盟店に補償させることはありません。