Amazonのほしい物リストで住所がバレる?匿名で公開する方法と注意点を解説

Amazonのほしい物リストは、自分以外の他者が閲覧・購入して発送できるため、住所がバレる原因にもなります。そのAmazonのほしい物リストで住所がバレるのを防ぐため匿名で公開するためにはどうするのか、ほしい物リストの利用上の注意点と合わせ解説します。

Amazonのほしい物リストで住所がバレる?匿名で公開する方法と注意点を解説のイメージ

目次

  1. 1Amazonのほしい物リストで住所がバレる?
  2. Amazonのほしい物リストとは
  3. Amazonのほしい物リストを匿名で公開する方法
  4. Amazonのほしい物リストを利用する際の注意点
  5. 最後に

Amazonのほしい物リストで住所がバレる?

Amazonには、商品を探している際などに、今すぐ必要ではないもののいずれ買いたい、というようなものをメモすることができる「ほしい物リスト」という機能があります。

とても便利に活用でき、場合によっては自分以外の他者も利用することができるのです。

Amazonのほしい物リストとは

まずはAmazonのほしい物リストとはどういったものかという点を簡単に説明します。

Amazonで購入予定の商品やほしい物をリスト化できる機能

Amazonのほしい物リストとは、Amazonで購入する予定がある商品などの欲しい物をリスト化してメモしておくことができる機能です。

Amazonでいろいろな商品を見ている際に気になる商品をほしい物リストに追加しておいて、後でその中でどれを購入するかという検討用のメモとしても活用することができます。

必ずしもほしい物リストに追加したものを購入しなければならないわけではないですので、前述したようなメモ目的で利用している人もいれば、お気に入りの商品などをチェックしておく目的で活用している人もいます。

公開/非公開設定できる

なお、Amazonのほしい物リストはデフォルトでは非公開となっていますが、公開設定にして他者が閲覧し、そのほしい物リストを公開している人に向けて購入してあげてプレゼントする、という使い方をすることもできます。

ほしい物リストを公開している場合、ほしい物リストに登録してあるお届け先に届けてもらうことができますが、その際には名前や住所、電話番号などを知らなくてもお届け先を匿名の状態でプレゼントを送ってもらうことが可能です。

Amazonのほしい物リストを匿名で公開する方法

ブログなどにAmazonのほしい物リストへのリンクを設置しておいて、誰かにプレゼントしてもらいたいけれど匿名で公開したいという場合、自身の名前や住所、電話番号などのお届け先の情報を伏せる設定などが必要となります。

Amazonでほしい物リストを匿名で公開する設定についての説明をしていきますので、流れに沿って設定してみてください。

まずはほしい物リストを作成

「アカウント&リスト」で「ほしい物リスト」をクリック

Amazonでほしい物リストを匿名で公開するために、まずはそのためのほしい物リストを作成しましょう。Amazonでアカウント&リストから「ほしい物リスト」をクリックします。

「リストを作成する」のボタンをクリック(ほしい物リストがゼロの場合)

ほしい物リストが1つもない場合は上記のような表示となるため「リストを作成」のボタンをクリックしてください。

「リストを作成する」のリンクをクリック(ほしい物リストが作成されている場合)

すでにAmazonに作成済みのほしい物リストがある場合で、新しく別に公開用のほしい物リストを作成する場合は「リストを作成する」をクリックしましょう。

ほしい物リストの名前を設定してここをクリック

まずはリストの名前を設定しましょう。内容は「公開ほしい物リスト」など任意の内容でOKです。自分のメモ用のほしい物リストとは別に公開用に別に作っておくことをおすすめします。名前の変更ができたら「リストを作成」をクリックしましょう。

「リストの設定」をクリック

作成したリストは、デフォルトでは非公開になっているため、これを公開状態に設定します。リスト右端にある「その他」をクリックして「リストの設定」を開きましょう。

リストを公開設定にする

「公開/非公開の設定」を「公開」に変更します。これでAmazonのほしい物リストの公開設定は完了ですが、公開しているだけで住所などの設定はまだできていません。

その設定については次の説明で順番にしていきますので、この画面のまま次の手順に移ってください。

受取人/お届け先の氏名を「公開していい名前」に変更

まず、Amazonのほしい物リストの設定で、「受取人」の名前も変更しておきましょう。お届け先の氏名は「公開してもいい名前」にしておかないと本名がバレることになります。

身バレしても問題ない名前(ニックネームなど)を入力

この名前はこのほしい物リストに対してだけ提供するものですので、ニックネームなど身バレしないような内容にしておきましょう。

ログインとセキュリティの名前をニックネームなどに変更しておく

なお、この画面とは別に設定が必要な項目としてログインとセキュリティの名前と表示名についても変更しておくことをおすすめします。

公開プロフィールの名前もニックネームなどに変更しておく

ログインとセキュリティの画面で「名前」を、アカウント設定画面の「プロフィール」の公開プロフィールの設定で「公開名」を、あわせてニックネームなどに変更しておいてください。

お届け先を新規作成し住所の最後を「◯◯様方」もしくは「名前」

お届け先住所は、住所だけでなく氏名などがバレる心配をなくすためにも、新規作成する必要があります。

お届け先の住所を新規作成する

お届け先住所自体は電話番号を含め正しく入力しておいてください。電話番号は必要なのかと思うかもしれませんが、配達情報の入力の際に必要となることがあるため登録しておきましょう。

本名ではないニックネームなどの名前を設定

お届け先住所の「氏名」の欄は前述したほしい物リストと同じく、本名ではないニックネームなどの名前にしておきましょう。ここに本名を入力してしまうと、氏名そのものがバレることになってしまいます。

お届け先の入力例(名前は部屋番号に入力)

なお、氏名の欄がハンドルネームでは、宛先の名前がわからず、「宛名不明」で返送されることもあります。それを防ぐため、住所の中に名前の記載が必要です。お届け先の名前は、住所の「部屋番号」の後ろに「名前+様方」という形で入力しましょう。

「この住所に配送する」をクリックして住所を登録

入力が完了したら「この住所に配送する」をクリックして登録してください。

完全に匿名にする場合は「配送先住所を販売者と共有する」のチェック項目を外す

「配送先住所を販売者と共有する」のチェックを外す

住所だけを登録しただけでは、Amazonのほしい物リストを公開したとしてもまだ匿名にできてはいません。そのためには「配送先住所を販売者と共有する」のチェックを外しておきましょう。すでに外れているのであればそのままで大丈夫です。

配送先住所を共有する販売者とは、いわゆるマーケットプレイスの出品者、つまりAmazon以外の出品者のことをいいます。

マーケットプレイスの出品者は、注文した商品の発送時に発送先を知らせるメールを送ってくれることがあるのですが、そのメール内に発送先の住所を記載することがあります。

Amazonから発送されるものの場合はそういったことがないため、ここのチェックは住所は電話番号がバレることを防ぐために必ず外しておいてください。

「変更を保存」をクリック

ここまで設定したら、「変更を保存」をしてほしい物リストの設定を可ん呂うしてください。

住所がバレたくない場合は「出荷元がAmazon」の商品にチェック

前述したように、Amazonのほしい物リストからプレゼントなどをしてほしいけれど匿名にしたい場合、「配送先住所を販売者と共有する」のチェックを外します。

そのため、公開したほしい物リストに追加する商品は「出荷元がAmazon」のものだけにしておいてください。もし追加していても、Amazonから発送される商品以外は、追加していても商品の購入・発送がプレゼントできなくなります。

Amazonが出荷元のものであればOK

なお、「出荷元がAmazon」と言うのは、上記のように販売元も出荷元もAmazonというものだけでなく、販売元はAmazon以外でも出荷元がAmazonのものを示します。

Amazonのほしい物リストを利用する際の注意点

Amazonのほしい物リストを公開して匿名での発送で利用するためには、注意点に関しても理解しておく必要があります。

完全に身バレを防ぐことは不可能

まず、Amazonのほしい物リストに登録してある住所で住所そのものや電話番号そのものが公開されることは防ぐことは可能です。しかし、完全に身バレを防ぐことは不可能であるという注意点もあります。

メルカリなどの匿名配送でも同じことが言えると言えば、この注意点に理解が及ぶ方もいるのではないでしょうか。

追跡サービスである程度特定される場合も

Amazonの発送時には、発送した商品がどのあたりにあるかという追跡ができるよう、追跡番号が発行されることがあります。追跡サービスでは最寄りの配達店の情報が確認できるため、ある程度の場所の特定はできてしまうのです。

Amazonのほしい物リストではコンビニ受け取りやロッカースポットなどの利用もできないので、住所の登録は必須となります。

少なくとも住んでいる市町村は相手にバレてしまいますので、都道府県や市町村レベルでも住所がばれるのは避けたいのであれば、Amazonのほしい物リストで購入して送ってもらうことは断念するほかありません。

住所を完全に匿名にしてプレゼントしてもらいたい場合はAmazonギフト券(Eメールタイプ)を登録しておく

どうしてもほしい物リストで何かをもらいたいという場合は、Amazonギフト券(Eメールタイプ)を登録しておいて、現金相当のプレゼントをもらうという形を取るしか無いでしょう。

Amazon.co.jp: Amazonギフトカード(Eメールタイプ) テキストメッセージにも送信可 - Adventure begins: Gift Cards

最後に

Amazonのほしい物リストでは、設定によっては住所がバレることとなるため、バレることがないよう設定する必要があります。

ただし、Amazonのほしい物リストに登録している住所すべてがバレることはないものの、居住している市町村までは追跡サービスなどでバレてしまうという注意点もあります。

そういった注意点も理解した上で、ほしい物リストに住所と送り先氏名、電話番号などを登録して、ほしい物リストを公開して利用してみてください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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