iPhone7の耐水性能は?耐水と防水の違いは?

iPhone7には、IEC規格にもとずくIP67という耐水・防水性能を持っています。iPhone7が耐水・防水にどこまで耐えれるのか、一定の間なのか水深の深い中で30分ぐらいの耐水・防水性能を持っているのか、または性能の違い条件について説明させていただきます。

iPhone7の耐水性能は?耐水と防水の違いは?のイメージ

目次

  1. 1iPhone7の耐水機能はどれくらい?
  2. IP67等級の耐水機能
  3. 2iPhone7はお風呂場では使えるの?
  4. お風呂場では使えなくはない
  5. お風呂場で使わない方が良い
  6. 3耐水と防水の違いは?
  7. 耐水
  8. 防水
  9. 4iPhone7は海中で使えるの?
  10. 耐水機能はあくまでも「真水での使用」が条件
  11. 海中では使わない方が良い
  12. 5iPhone7は豪雨の中で使えるの?
  13. 基本的に問題はない
  14. 豪雨の中での使用も避けるべき
  15. 6iPhone7の耐水性能に関する注意点
  16. 耐水性能を過信してはいけない
  17. 7iPhone7で防水ケースを使うメリットとデメリット
  18. メリット
  19. デメリット
  20. まとめ
  21. 合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧

iPhone7の耐水機能はどれくらい?

iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について - Apple サポート

iPhone7には、標準で耐水・防水性能が搭載されています。耐水・防水性能がiPhone7にあるとはいっても、水深が深い中で30分一定に放置しても大丈夫なのか?または、軽い水しぶき程度を一定に浴びるぐらいの耐水・防水性能なのか?

iPhone7の耐水・防水性能の性能は、実際にどういうところまで耐えるのでしょうか?以前のiPhone6端末では、耐水・防水性能はなくIEC規格のIP67など一切搭載されていませんでした。ですので注意しないで、水が本体にかかると大変でした。

そうなのです。iPhone7から始めて耐水・防水性能が搭載されたのです。ですので、iPhone7を水滴からどのぐらい注意していかないといけないのか、皆さんよくわかっていないと思います。

また、Phone7には、耐水と防水性能があると言いましたが、耐水と防水の違いもよく理解していないひともいるでしょう。その違いについても本日は、紹介していきたいと思います。

Phone7の、耐水と防水の違いや性能を知っておくとお風呂や水泳、またはスキーなどの普通の端末では、危険な条件でもPhone7を使うことができます。耐水と防水性能がない端末ですと、いちいち注意をしながら作業を行わなければなりません。

ですので、水のある条件の場所でも気にすることがなくなります。Phone7は、IEC規格にもとずくIP67という等級に合格をしています。IEC規格?IP67?どういうことが分からないひともいるでしょう。そのIEC規格・IP67についても、本日は説明します。

IP67等級の耐水機能

IEC規格が定めたIP67等級とは、どういった性能を持っているのかを理解していきましょう。iPhone7には、IP67等級(IEC規格)が搭載されているので、耐水と防水ができるようになっています。

iPhone7にあるIP67等級(IEC規格)は、耐水・防水に条件があるのです。条件があるので、IP67等級(IEC規格)があるiPhone7だから、何をしても大丈夫だろうと考えて、水深が深い場所に30分以上一定に放置したりするこは、止めておきましょう。

まず、IEC規格というのは、国際電気標準会議 が制定する国際規格です。 IPやIPXなどスマートフォンの性能表を見て目にする人もいるのではないでしょうか?

このようなものは、IPコードと呼ばれ、「IP」に続く3文字目の数字が「防塵性能(固形物に対する保護等級)」を、4番目の数字が「防水性能(水の侵入に対する保護等級)」を意味するように表しています。

ということは、つまり今回紹介する「IP67」は「防塵性能は6級、防水性能は7級」と表すようになっております。iPhone7に搭載している、IP67等級(IEC規格)がどういうものか理解できましたね。

それでは、iPhone7のIP67等級(IEC規格)の条件を見ていきましょう。

IEC規格に基づく性能基準値

IEC規格に基づく性能基準値

iPhone7のIP67等級(IEC規格)は、性能基準の条件に記載されていることでは、耐水・防水はきちんとされているようです。防塵等級では、iPhone7の内部に水が浸入しないほどの性能を持っていることが分かります。

IEC規格に基づく性能基準値2

防水等級は、iPhone7は水深が深い場所に30分以上一定放置しても何も問題がないように、なっています。規定の圧力、時間(30分)で水中に浸かっていても有害な影響を受けないと、画像の表を見ても記載されていますので、安心してください。

しかしいくら、この耐水・防水条件があるとしても、塩水である海でのiPhone7の使用や温度が極端に高かったり低かったりする場合は、注意が必要です。この条件は一定の条件で行われた実験で、作られていますので、気をつけてください。

ですが、軽い水しぶきや外出先で突然の雨が降ってきた場合にiPhone7に水しぶきが、かかってしまった時などは、とても便利だと思います。

一定時間(30分)水深1mの水に水没しても内部には浸水しない

一定時間(30分)水深1mの水にiPhone7が、水没しても内部には浸水しないと言いましたが、実際に30分水深1mにiPhone7を放っておいても大丈夫なのか気になりますよね?

ネットでいくつか、一定時間(30分)水深が深い場所でiPhone7を放置してみた!!など実際に試してみた動画や記事があるのです。そのような実験では、一定時間(30分)の水深の深い場所でもiPhone7は無事だという報告がたくさんあります。

その30分間、水深が深い場所でiPhone7を一定放置した実験では、水中でのiPhone7の操作はできないなどの結果や危険性に関しての注意点がいくつか述べられています。ですので、水深がある場所や30分間など一定放置する際は、自己責任で行いましょう。

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iPhone7はお風呂場では使えるの?

お風呂場で、iPhone7を使って動画を見たり音楽を聴いたりまたは、通話をしたりするひともいるのではないでしょうか?iPhone7は耐水・防水性能を持っていることが証明されたので、お風呂場で使用できるのでは?と思いますよね?

お風呂場と言っても、軽いシャワーを使うだけのひとだったり。お風呂に水をためて水深がある状態で、iPhone7を使ってしまっているというひともいるでしょう。そんな耐水・防水性能を持つiPhone7をお風呂で使えるのか、説明していきたいと思います。

お風呂場では使えなくはない

実際に、お風呂にiPhone7を入れて使ってみたという動画や記事を出しているひとがいます。その報告では、ほぼ100%に近い確率で、お風呂場でiPhone7を使えたという報告がでています。上の動画のヒカキンさんは、お風呂にiPhone7を水没させています。

実際に、お風呂に水没させて正常に操作ができているようです。しかし動画にも書いてありますが「絶対に大丈夫とは言い切れないので、マネしないでね」とあります。くれぐれもお風呂場での使用は、自己責任ということです。

それに、普段からお風呂場でiPhone7を使っているひとも実際にいるようです。IEC規格に基づく性能基準値の条件を見る限りでは、お風呂場でiPhone7を使えるような気がします。そうなんです。一応使えるようになっています。

シャワーとお風呂の違いなら大丈夫なのか?というそういう違いではありません。一応お風呂場で、iPhone7は使えますが、注意をしなければならないことがあります。それを守って使わないと故障の原因となってしまいます。

上の、iPhone 7にシャワーをかけると……では、水の浸入はしっかりと防いでいます。また水中内で、動画やネットを見ることができます。そこまでして、お風呂で動画を見たいというひとは、あまり居ないかもしれませんが、一応可能です。

また重要なのが、充電用端子(Lightning端子)が濡れたままで充電するのは故障の原因となるので、濡れた後は必ず乾かすようにしてください。お風呂場では使えなくはないのですが、危険性が高くなるようですので、気を付けましょう。

お風呂場で使わない方が良い

IEC規格に基づく性能基準値は、温度範囲:15~35℃。相対温度:25~75%。大気圧:86~106kPaという一定の基準を元にして、実験が行われています。つまりお風呂場の温度によって、iPhone7に影響を及ぼしてしまうのです。

お風呂場は、基本的に温度が40℃を超えてしまうので、いくらiPhone7に耐水・防水性能があるといっても、温度に関しては例外ですので、故障の原因となってしまう可能性が高いです。できるだけ、iPhone7をお風呂場で使わないようにしましょう。

耐水・防水性能がiPhone7に搭載されていますが、水濡れによる故障はあくまでも保証外です。すべて自己責任となってしまいますので、注意をしながらお風呂場でiPhone7を使うことにしましょう。

耐水と防水の違いは?

耐水と防水の違いについて、皆さん説明できますでしょうか?iPhone7には、この耐水・防水性能があると言いましたが、どのような違いで機能しているのか知っていますか?

それでは、耐水と防水の違いの説明をしていきますので、違いについて理解するようにしましょう。

耐水

耐水は、水に対して変形、変質、破損などの影響が無いことを意味します。IEC規格に基づく性能基準値、iPhone7のIP67等級(IEC規格)では、「一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没してもい内部に浸水しない」と記述されています。

ですので、iPhone7が耐水性能はきちんと備わっています。

防水

防水は、物に対して外部より水が入り込まないように処理や加工をしている事を意味します。IEC規格に基づく性能基準値、iPhone7のIP67等級(IEC規格)を読む限りでは、iPhone7には防水性能は完全にはなっていないと説明されています。

iPhone7の公式ではこのような報告がなされています。「永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります」と言っています。つまりiPhone7には防水性能は、劣化していくと言われています。

ですので、iPhone7を何年も使っていると防水性能が低下していきますので、お使いのキャリアショップに行ってメンテナンスに行くなど注意をしながら使っていくことが重要です。

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iPhone7は海中で使えるの?

夏休みなどの暑い時期や海外旅行で海に行った際に、iPhone7で写真を撮ったりすることがありますよね。IEC規格に基づく性能基準値では、特に問題がなさそうにみえますが、実はそうではないのです。

iPhone7の耐水性能には、最低条件があります。海中で使えるのかについて詳しく見てきましょう。

耐水機能はあくまでも「真水での使用」が条件

海の水を人間が飲めば死に至ります。その理由は何だと思いますか?海の水は、真水ではありません。そうです、塩水なのです。塩水である海での使用には対応していません。塩水は、iPhone7の金属やパッキンを腐食させてしまいます。

そのため、防水性能や耐水性能が低下してしまいます。もし海水にiPhone7を落としてしまった場合は、すぐに真水で洗い流しましょう。海中での使用は故障の原因となります。

海中では使わない方が良い

海中では、iPhone7を使わないことをおすすめします。防水性能や耐水性能が低下はまだしも、海の波に流されて、iPhone7が行方不明になる可能性も十分考えられます。その場合、耐えられる以前の問題になってきます。

バックアップを取っておらず、もしiPhone7が故障したら大変なことになります。そういうことを考えると海での使用は控えましょう。

iPhone7は豪雨の中で使えるの?

外出先で、突然のゲリラ豪雨に合ってしまった。しかし大事な通話中でiPhone7が濡れてしまっている状況になった。このような豪雨の中でもiPhone7が使えるのかについて、説明をしていきます。

基本的に問題はない

結論から言いますと、軽い水滴程度ならiPhone7は何も問題が無いのです。しかしわざと豪雨の中で放置した場合などは、一切問題がないとは言い切れません。ただし普通にゲリラ豪雨に合い、多少濡れてしまった場合は、問題がないでしょう。

豪雨の中での使用も避けるべき

しかしいくら、豪雨の中で使えるとはいっても100%大丈夫では無いと思います。もし雨に濡れていたまま、iPhone7を使用し続けて、充電してしまった場合にショートしてしまうことが考えられます。

こういった問題となることは、さまざまありますので気をつけてください。

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iPhone7の耐水性能に関する注意点

耐水性能がこれだけ凄いiPhone7ですが、使い方によっては故障の原因となることがあります。防水や耐水性能があるから安心と思っていては、いけません。あくまでもある一定の基準に合格しているのです。例外はたくさんあります。

iPhone7の耐水性能に関する注意点を守っていきましょう。

耐水性能を過信してはいけない

水中に30分間付けていても、何も問題がおきない耐水性能を持っているiPhone7ですが、いくら凄い性能を持ってるからと言って、その性能に頼ってばかりいては駄目なのです。iPhone7も耐水性能も人間が作ったものなのです。

ですので、完全に安全とは言い切れません。絶対という言葉は実際はないのです。iPhone7の耐水性能を過信してはいけないです。耐水性能を過信しすぎていたせいで、iPhone7が故障したというひとも良く見かけます。

ですので、安全とは言いつつ注意をすることは大切なのです。

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iPhone7で防水ケースを使うメリットとデメリット

防水ケースです

iPhone7に防水ケースを使用することで、さらなる耐水・防水性能の向上が期待できます。万が一、iPhone7が水没してしまった場合に、防水ケースを付けていることにより助かる場合もあります。

よくビーチリゾートや海外旅行先で、防水ケースを付けているiPhone7を見かけることがありますよね?iPhone7を水没から身を守るために、防水ケースを装着しているけど、iPhone7が使いづらくなりそう?など感じますよね?

実際、防水ケースを付けることによりメリットになる部分もありますが、もちろんデメリットになることもあります。またiPhone7の見た目を気にするひとにとっては、防水ケースはちょっと...と思ってしまいますので、装着は注意していきましょう。

メリット

防水ケースをiPhone7に付けることにより、防水、防塵、防雪、耐衝撃に耐えることができます。海水浴やプールなどでも写真や動画を撮って楽しむのはもちろん、食事中テーブルに置いたiPhoneに、水やスープをこぼしてもきとんと保護してくれます。

防水ケースによって異なりますが、補償サービスを行っている防水ケースメーカーも存在します。万が一の不具合に対して端末修理費用の保証と製品の交換対応を行うサービスもあります。審査はありますが、購入日より1年間の保証を受けられます。

メリットとして、万が一落としても壊れないことはもちろん、水没した場合にも安全です。防水ケースを選ぶ際は、どのような性能に力を入れているのかなどを見極めて、防水ケースをiPhone7に装着しましょう。

デメリット

iPhone7に防水ケースを装着することにより、iPhone7が重くなることが予想されます。片手で電話したり操作することが多くなりました。片手で持つ分、重さがのしかかります。長時間操作していると、手が疲れてきます。

ゲームや動画は特に長時間使用することになります。防水ケースを装着することにより、ゲームのプレイや動画に集中できなくなります。ですので、防水ケースを購入する際は重さにも注意をしなければなりません。

iPhone7の見た目を気にするひともいるでしょう。防水ケースは、見た目がイマイチなのが難点です。防水ケースも最近は、お洒落なものも増えてきましたが見た目を重視すると性能が悪いものだったりしますので、しっかり性能も見てください。

防水ケースにも種類があります。「ハード」と「ソフト」の2種類が基本的なタイプです。ハードは完全にiPhone7を覆うデザインとなっており、ソフトはビニールなどの柔らかい素材でiPhone7を包むタイプです。

防水等級は「IPX8」を選ぶようにしましょう。そして一番重要となってくるのが、操作性です。防水ケースを装着することにより、操作が困難になってしまってはイライラするだけです。操作性が良さそうか?も頭に入れておきましょう。

また、カメラの機能が正常に行えるか?にも注意をしましょう。防水ケースのサイズが合わずに、カメラに覆われることがあります。防水ケースの見本がある場合は、一度ご自分のiPhone7に装着して確かめておきましょう。

まとめ

以上が、iPhone7の耐水性能は?耐水と防水の違いは?の記事でした。iPhone6を今まで使っていたひとは、この耐水・防水性能はとても便利なのではないでしょうか?iPhone7では、多少の水しぶきや水滴に関しては、問題なさそうですね。

しかし、人間が作ったものです絶対に大丈夫とは言い切れません。ものには限度という言葉がる通り、iPhone7を海水で使ったりお風呂で使用することは、けしておすすめはできません。それで、故障してもなんの修理保証もありません。

さて、iPhone7の耐水・防水性能について理解することはできましたか?この記事を参考にして、iPhone7を大事に使っていきましょう。

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この記事のライター
KENERO