2019年08月21日更新
「+メッセージ」が銀行やカードの住所変更などの一括手続き対応
『+メッセージ』では銀行の住所変更などの手続きが一括してできる銀行の変更手続き機能を追加すると発表しました。『+メッセージ』で追加となって銀行の住所変更手続き機能のほかにも「リッチカード」となりました。『+メッセージ』の新機能についてご紹介していきます。
目次
「+メッセージ」が銀行やカードの住所変更などの一括手続き対応できるように
『+メッセージ』は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3社のキャリアが推進を行っている携帯電話番号だけでメッセージをやりとりできるサービスです。
『+メッセージ』は通信業界団体のGSMAにおいて標準化している「RCS(Rich Communication Services)」」に準拠しており、2018年5月から提供開始となっているサービスです。
『+メッセージ』では、携帯電話番号だけでメッセージのやりとりができ、長文や写真・動画の送信にも対応することができます。現在、『+メッセージ』のユーザーは800万人を超えています。
尚、セキュリティ面についても、携帯番号が書き込まれたSIMの利用で高いセキュリティ保持ができています。
『+メッセージ』では、これまでのユーザー間の連絡機能に追加される機能として、公式アカウントや認証済みマークの運用を開始しました。
これにより、『+メッセージ』を利用した企業の公式アカウントとユーザーが直接コミュニケーションを図ることが実現できます。
『+メッセージ』では、追加される機能の具体的な事例として、銀行からiPhoneやAndroidの端末に住所変更の案内が届き、『+メッセージ』からそのまま一括して各社の住所変更手続きができるようになるとのことが発表されています。
また、携帯電話会社からの契約内容のサポートを届けることも可能となります。
『+メッセージ』を利用して金融機関を横断した一括して住所変更手続きを完了することができる【共通手続きプラットフォーム】とは
金融機関では、引っ越しなどに伴う銀行などの住所変更等の各種手続きについて、金融機関を横断して一括して住所変更手続きを完了することができる【共通手続きプラットフォーム】の構築に向けた検討を開始しました。
スタートから参加している企業は、トッパン・フォームズ/ジェーシービー/東京海上日動火災保険/日本生命保険/野村證券/三菱UFJ銀行となります。
【共通手続きプラットフォーム】とは、携帯大手キャリアのドコモ・ソフトバンク・auの3社が提供するメッセージングサービス「+メッセージ」と連携する機能です。
引っ越しなどに伴う銀行などの住所変更等の各種手続きについてはとても面倒だと感じるユーザーも多いのではないでしょうか?
金融機関を横断して一括して住所変更手続きを完了することができれば、とても便利になると考えられます。
今後の展望としては、あらゆる金融機関が利用できるオープンプラットフォームを目指しており、開発段階から加わる5社以外の金融機関にも、今後参加を打診、参加する金融機関の拡充を目指していくとしています。
「+メッセージ」は、【リッチカード】と呼ばれる新機能を追加
「+メッセージ」は、また【リッチカード】と呼ばれる新機能を追加となりました。『+メッセージ』にて画像とテキストを組み合わせた「リッチカード」を企業から受信して、レストランやエステなどのお店の予約や商品選択などを利用することが可能です。
「+メッセージ」で、「リッチカード」を利用して、レストランの予約やリマインドなどにも活用できるようになります。
レストランの予約やリマインドを利用する方法については、公式画面での検索・ウェブサイトを利用し、QRコードを経由する形などが予定されています。
【リッチカード】のサービス提供時期は、ドコモが8月以降となっており、auが5月以降、ソフトバンクが8月以降と順次対応していく予定です。