2019年08月11日更新
iPhoneメモで共有表示されず共有できないときの対処法!
皆さんはiPhoneのメモアプリで他の人と共有することができるのをご存知ですか?しかし共有することができないという声があります。そこで今回はiPhoneのメモアプリで共有できないときの対処法について詳しくご説明いたします。
目次
iPhoneのメモの共有機能とは?
iPhoneのメモ共有機能とは一体どんな手順・方法で行うことができるのでしょうか。iPhoneのメモアプリは皆さんもう、ご存知ですよね。このアプリの中の共有したいメモを他の人と共有することができるのです。
そこでここではiPhoneのメモアプリの共有について見ていきます。
自分のデバイス同士や知人とメモが共有できる機能
標準アプリの『メモ』で作成したメモは、同じiCloudアカウントを設定した端末間での共有だけでなく、Gmailとも同期できますが、iOS10では、メモアプリ内からiCloudのメモを他の人に共有することもできます。
共有設定にしたメモは、メモの内容を変更すると、共有しているすべての人に変更内容が反映されます。例えば家族間や友人、恋人、サークル仲間などと共有メモをつくり、さまざまなやりとりをすることができます。
メモアプリには嬉しい機能が!
iPhoneユーザーならご存知の通りApple製品の優れたタッチ性能があるなら、手書きメモやフリック操作で遅延のないシームレスな操作が可能になります。
iPhoneのメモの共有方法
iPhoneのメモアプリが共有できると知るとなるとかなり便利に使えそう!と思うこの共有機能。では一体どのような手順・方法でiPhoneのメモアプリを共有することができるのでしょうか?
そこでまずは共有ができないときの対処法の前にiPhoneのメモアプリの共有方法をご紹介します。
利用開始手順
会社の仲間や大学の友人、サークルなどと大切なメモをできることならば共有したいですよね。iPhoneのメモアプリを共有する手順・方法を踏む前にまず確認しておくべきことがあります。共有して表示できないとならないためにご紹介します。
使用するデバイスを最新版にアップデート
まずiPhoneのメモアプリを共有する前にiPhoneなど共有する使用するデバイスを最新版にアップグレードし、最新の機能を使えるようにしておきます。共有する相手が全員、各自のデバイスとメモをアップデートしておく必要があります。
これは共有したい人もですが共有する人皆さん行っておきましょう。
使用するデバイスでiCloudを設定する
メモを他のユーザーと共有するには、『メモ』アプリとiCloudを同期する必要があります。『設定』のアプリを開き、iCloudと『メモ』の同期スイッチをオンにしましょう。
iPhoneなどの『メモ』の同期が完了したら、共有するメモフォルダを作成します。『メモ』を開き、『新規フォルダ』をタップします。
すると上記の画面のように保存先を選択することができます。この保存先にiCloudを選びましょう。
同じApple IDでiCloudにサインイン
実はiPhoneのメモアプリでは『共有ボタン』から共有をします。表示されるメールウインドウで、『宛先』フィールドにメールアドレスを追加して参加者を招待するのですが参加者がメモを閲覧および編集するには、Apple IDを使用する必要があります。
そのためにはメモを共有したい人、元々のメモアプリを持っている人全てがApple IDにサインインしておく必要があるのです。
人の追加手順
メモアプリの共有の追加手順・方法は次の通りになります。ホーム画面から『メモ』を起動し、共有するメモを開きます。
iCloudメモを開く
ここでメモアプリの中から新規作成したiCloudのメモを起動します。
人のアイコンをタップし設定
上記の画面のように、画面右上の共有ボタンではなく、共有ボタンの隣にある『人のマーク』をタップします。
参加依頼の送信方法を選択する画面です。メッセージやメール、Twitterなど、参加依頼を送信する方法を選びます。
共有する相手の宛先を追加し、参加依頼を送信します。
iCloudのメモのみ共有できます。共有は何人でも可能です、共有された人のみ閲覧、編集が可能になります。共有後に共有マークをタップすると、参加している人が表示されます。
共有したい相手を増やすには『人を追加』をタップ、共有そのものをやめるときは『共有を停止』をタップします。
iPhoneのメモで共有できないときの対処法
先ほどはiPhoneのメモアプリの共有方法をご紹介しました。しかし先ほどの方法・手順でもメモアプリの共有ができない、なぜか参加者が表示されない。といったケースがあります。共有できないときにはどうすればいいのでしょうか。
そこでここではiPhoneのメモアプリの共有ができないときの対処法についてご説明いたします。
iOS間の同期ができない場合
まず、iOS間で同期ができない場合には確認するところとしてiCloud.comをパソコンで開きます。この確認はなぜ行うのかというとiCloudにちゃんとメモがあるのかです。まずはiCloudにApple IDを入力します。
すると矢印でパスワードを入力する欄があるのでこちらをクリックするとパスワードを入力することができます。
すると上記の画面のようにiPhoneのアプリが表示されます。この中にある『メモアプリ』をクリックします。
すると、共有したいメモアプリを発見することができました。まずは一安心です。ここに共有したいメモがないとメモの保存先が『iCloud』になっていない可能性がありますので表示されない、iOS間で同期できない場合には確認しましょう。
対処法
ではiPhoneのメモアプリの共有ができない、相手側や自分のデバイスに表示されないといった場合にはどのような対処法が必要になるのでしょうか。ここでは共有できない対処法を難しく考える必要はありません。簡単な対処法をご紹介します。
再起動と本体のリセット
iPhoneのメモアプリの共有ができない時、一つ目の対処法としてiPhoneなどのデバイスを再起動する必要があります。デバイスの再起動は電源のボタンを長押しします。
すると上記の画面のように表示されます。『スライドで電源オフ』で終了します。共有できない場合にはこの再起動方法を試してみてください。
マルチタスクの削除
iPhoneのメモアプリの共有ができない次の対処法としてホームボタン(iPhoneの中央下についている丸いボタン)を2回連続カチカチと押します。すると上記の画面のように表示されます。このまま画面を上にあげマルチタスクを消すことができます。
つまりこの作業で今開いているアプリを強制終了させます。
メモの同期の再設定
iPhoneのメモアプリの共有ができない、表示されない場合に再起動してもダメだった場合にはメモの同期を解除し、再同期してみましょう。『設定』のアプリを開きます。
ユーザー名が表示されているのでタップします。
すると下に『iCloud』という項目があるのでこちらをタップします。
一度『メモ』をオフにして白いボタンにします。
そして上記の画面のように表示されている『iPhoneから削除』をタップします。こちらも削除しちゃって大丈夫!?と思うかもしてませんが、iCloudサーバーにあるメモをiPhoneのみから一旦削除するという意味なので後で絶対戻せます!
ご安心をオフにできたら再度オンにします。これで改めて同期することができます。再起動でも共有できないならばこの方法をとってみてください。
iCloudのサインアウト
『設定』のアプリからユーザー名をタップします。『iCloud』をタップしてサインアウトしましょう。
すると上記の画面のように『iCloudのパスワードを入力』という項目というのがあるので入力し『オフにする』をタップしましょう。これでiCloudからサインアウトすることができました。
ネットワークリセット
ネットワークのリセットはサーバー同士のデータのやり取りになるので、ネットワークが不安定であればうまく同期できません。『設定』のアプリから『一般』をタップします。
その中に入ると画面を下にスクロールしてください。すると『リセット』という項目があるのでこちらをタップします。
色々な項目があります。この中の『ネットワーク設定リセット』をタップしましょう。
すると、iPhoneのパスコードの入力の画面になりますのでパスコードを入力します。
もう一度『ネットワーク設定リセット』をタップすると確認画面が表示されるのでこちらをタップします。このボタンを押すと、自動的にiPhoneが再起動されます。再起動されたら改めてWi-Fiなどの接続をしてください。
iOSのアップデートの確認
iOSのアップデートがされていないことが原因かもしれませんのでアップデートする対処法を打てば大丈夫かと思います。アップデートする方法は『設定』のアプリから『一般』に行きます。そして『ソフトウェア・アップデート』をタップします。
すると『ダウンロードとインストール』という画面が表示されたらこちらをタップします。これでiOSのアップデートをすることができました。
iPhoneのメモで共有ボタンが表示されないときの対処法
iPhoneのメモアプリを共有したいのに、共有ボタンや人のマークが表示されないといっことがまれにあります。そんな時はどのようにして表示するようにすればいいのでしょうか?
ここではiPhoneのメモアプリの共有マークが表示されない人のために表示する対処法をご紹介します。
表示するための手順
共有ボタン(人を追加)が表示されているiPhoneで、共有ボタンから問題の起きているiPhoneに適当なメモの共有を送信します。問題の起きているiPhoneで共有を受信したら、共有されたメモを開きましょう。
消えていた共有ボタンが表示することができるようになり、以後は新規メモを自由に共有(人を追加)することが出来ます。これで人のマークが表示されないという問題は解消され上記の画面のように人のマークが表示することができました。
原因はiOSの不具合
このバグはiOSアップデート時にも改善するケースもあるようで、中にはiOS10から共有ボタンが表示されず、iOS10.3にアップデートした段階で復活したという方もいるようです。
iOSを最新版にアップデート
常にiPhoneのバージョンを最新版にアップデートしておくことで人のマークが表示されない・共有できないといった不具合は防ぐことができるかもしれません。iPhoneを最新版にアップデートする手順は『設定』のアプリから『一般』に行きます。
その中にある『ソフトウェア・アップデート』をタップして現在のiOSのバージョンを確認してみましょう。
iPhoneのメモアプリの共有は知っておくとかなり便利な方法になります。仕事効率化にも繋がりますし、余計なアプリをインストールして同期することなく必要なメモ内容を表示することができます。人のマークをタップしてメモを表示する使い方は便利です。
ぜひ仲間内などでメモを使う機会が多いのであれば使ってみて下さい。