2020年07月17日更新
iPhone/iPadでできるセキュリティ対策!設定方法を解説!
みなさんは普段使っているiPhoneやiPadのセキュリティ対策や設定などを行っていますか?iPhoneも機械ですからウイルス対策してもおかしくないです。そこで今回はiPhoneやiPadでできるセキュリティ対策や設定方法をご紹介します。
目次
- 1iPhone/iPadでできるセキュリティ対策とは
- ・iPhone内に保存されている重要な情報を守ること
- 2iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜パスコード〜
- ・パスワード(パスコード)の設定方法
- 3iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜指紋認証〜
- ・指紋認証(Touch ID)の設定方法
- 4iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜FaceID〜
- ・顔認証(Face ID)の設定方法
- 5iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜盗難・紛失対策〜
- ・iPhoneを探す機能を有効にする
- 6iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜ロック画面の表示〜
- ・通知センターの表示を制限する
- ・コントロールセンターを操作不可にする
- ・ロック画面でのアシスト操作を不可にする
- 7iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜Safari〜
- ・保存されているクレジットカード情報を削除する
- ・保存されているログイン情報を削除する
- 8iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜アプリ〜
- ・iPhone/iPadのセキュリティアプリの選び方
- 9iPhone/iPadのおすすめセキュリティアプリ
- ・「ノートンモバイルセキュリティ」
- ・合わせて読みたい!iPhoneに関する記事一覧
iPhone/iPadでできるセキュリティ対策とは
iPhone/iPadを普通に使用している限り、セキュリティ対策や設定としてアプリを使用するためには原則として全て公式のAppストアからダウンロードしてインストールすることになります。
このiPhone/iPadの公式Appストアはアプリを公開するための審査が厳しく、アプリを公開することがAndroidと比べて困難です。
この厳しい審査の中にウイルスに関するチェックも入っており、公式Appストアで公開されているアプリからウイルスに感染する可能性は低いと言えます。つまりiPhoneはセキュリティ対策や設定があまり必要ないと言われています。
iPhone内に保存されている重要な情報を守ること
iPhoneにもセキュリティ対策ソフトが必要です。なぜなら、iPhoneはセキュリティを提供する製品ではないためです。そこはウイルス対策ソフトでセキュリティ機能をプラスしてあげる必要があります。たとえば、日本で有名なワンクリック詐欺などです。
実はiPhoneでも不正請求画面をしつこく表示します。ウイルス?と思うかもしれませんが、実はウイルスではありません。Webブラウザの機能を使って、不正請求画面のホームページをしつこく表示しているだけです。
つまりウイルスではない、単なるホームページになってしまうと、iPhoneではブロックできません。またフィッシング詐欺といった偽サイトもそうです。騙されてしまい、うっかり住所や氏名といった個人情報を入力したりします。
最悪の場合はパスワードだけではなくインターネットにカードの個人情報などを入力するといった行為がありますがこれらの行為を、iPhoneではブロックできません。もし紛失・盗難にあったりしたときのためにもiPhoneのセキュリティ対策は必要なのです。
紛失や盗難などによる個人情報の流出の危険がある
iPhoneではパソコンのようにセキュリティ対策ソフトなどは必要ありませんが、紛失・盗難などによる個人情報の流出の危険はないとは言えません。iPhone内に保存されている重要な情報を守るため、各種設定・項目を確認しておきましょう。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜パスコード〜
iPhoneやiPadでのセキュリティ対策の設定方法としてパスコードを入力しないとiPhoneが開かない状態にしておくこともできます。「えっ?これがセキュリティ対策なの?」と思うかもしれませんが簡単な設定方法が個人情報の流出を防ぐことになります。
大抵の人はパスコードを入力しないとiPhoneに入ることができないように設定している人もいるかと思いますが、もちろん中にはそうでない人もいるでしょう。そこでここではiPhoneにパスコードをかける設定方法をご紹介します。
パスワード(パスコード)の設定方法
パスコードの設定方法はiPhoneやiPadでのセキュリティ対策につながる簡単な設定方法です。なぜならばiPhoneなどを紛失・盗難にあった場合パスコードを設定しておけば被害にあってもまずは時間がかかるのでその間にiPhoneなどストップすればいいのです。
しかも機械が苦手な方でも簡単にできるセキュリティ対策ですからiPhoneの設定をするような感覚で行ってみてください。
「設定」アプリの一覧項目を選択
まず、iPhoneのセキュリティ対策の一つとしてパスコードを設定するにはiPhoneのホーム画面から『設定』のアプリを開きます。
「パスコードロック」を選択
すると上記の画面のように『Touch IDとパスコード』という項目があるのでこちらをタップします。
すると上記の画面のように『パスコードをオンにする』といった青い文字が表示されるのでこちらをタップしましょう。
タップしたらパスコードの入力画面に切り替わります。ここであなたが覚えやすいパスコードを入力・設定することができます。
任意のパスワードを設定する
もし「6桁とか長くて覚えにくいな~」とセキュリティ対策とはいえ面倒くさいという方もいるでしょう。もしくは考えるのが面倒くさいという人も。そんな人はこの上記の画面のようにある青い文字で表示されている『パスコードオプション』をタップします。
すると、上記の3つの提案が出てきます。『カスタムの英数字コード』『カスタムの数字コード』『4桁の数字コード』。もちろん『カスタムの英数字コード』の組み合わせならば複雑なパスコードの設定ができるのでセキュリティ対策になります。
しかし、どうしても覚えるのが面倒くさい、入力するのが面倒くさいという方は4桁の数字コードでもいいかもしれません。
パスコードを入力したら上記の画面のように『本当にiPhoneやiPadの持ち主なのか』という確認のためにApple IDのパスワードの入力が求められます。Apple IDを入力したら『続ける』をタップします。
すると、上記の画面のように『新しいパスコードを確認』という画面になります。画面右上のぐるぐるのマークが終われば画面がパスコードの設定の画面に戻りますのでこれでiPhoneが紛失・盗難にあったときでもセキュリティ対策の設定ができました。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜指紋認証〜
iPhoneのセキュリティ対策の一つとしてかなり便利な方法なのがiPhoneの指紋認証機能を使うことです。この指紋認証機能はiPhoneに登録しておいた指紋でないとその人以外iPhoneやiPadをあけることができません。紛失・盗難にあっても安心できます。
指紋認証機能はもちろん皆さんご存知の通り指紋自体はあなただけのものです。だからこそiPhoneやiPadが紛失・盗難にあっても他の人があけることができないのでセキュリティ対策としてはかなりおすすめの方法です。
そこでここではiPhoneやiPadでの指紋認証機能の設定方法をご説明いたします。
指紋認証(Touch ID)の設定方法
iPhoneで『パスコードロック』機能を利用すると、iPhoneの電源をオンにした時や、ロック(スリープ状態)を解除する時に、設定したパスワードの入力が求められます。この機能により、自分のiPhoneを他人に見られてしまう事を防ぐことが可能です。
また、指紋認証機能を搭載した『iPhone 5s』では、自分の指紋を登録することにより、『ホームボタン』を指でタッチするだけで、パスコードで保護されたiPhoneのロックを解除することが可能になっています。つまり一時的にパスコードを忘れても大丈夫です。
それではそんな便利なセキュリティ対策にもなる指紋認証機能の設定方法をご説明いたします。
「設定」アプリの一覧項目を選択
iPhoneで『パスコードロック』を設定することで、iPhoneのロックを解除する際に、4ケタのパスコードの入力を必要とさせることができます。iPhoneで『パスコードロック』や指紋認証機能を設定するには、『設定』のアプリを開きます。
その中にある『一般』という項目があるのでこちらをタップします。
「パスコードロック」を選択
iPhoneやiPadのバージョンにもよりますが『パスコードロック』を選択し、『パスコードをオンにする』をタップしましょう。
すると、4桁のパスコードを設定することができます。
すると、ロック画面からパスコードの入力ができるようになりました。
「Touch ID」を選択
今度はiPhoneの設定のアプリから『Touch IDとパスコード』にいき画面から『Touch ID』をタップすることで、指紋を追加することができます。
画面指示に沿って操作する
すると指紋認証機能の設定画面になります。上記の画面のように『指紋を追加…』をタップします。
そして指紋認証機能の設定をするにはあなたの指紋を登録します。大体はホームボタンに指紋認証をするために何度も『指をのせてください』のような指示がiPhoneから出されます。繰り返し行うことで指紋認証機能の設定が完了します。
これでiPhoneの指紋認証機能の設定が完了します。これで紛失・盗難にあっても多少のセキュリティ対策ができました。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜FaceID〜
これはiOSのバージョンに関係なく、『FaceID』という機能でセキュリティ対策できるデバイスというのは限られています。それはiPhoneXです。iPhoneXから、この『FaceID』というセキュリティ対策が搭載されました。
『FaceID』とはどのような機能なのかも踏まえて設定方法を見ていきましょう。
顔認証(Face ID)の設定方法
iPhoneの顔認証機能『FaceID』を使用することで、ロック画面の解除やiTunes StoreやApp Stroreでの購入、Apple Payでの支払いをパスワードの代わりに顔認証で行うことが可能です。
『FaceID』で自分の顔を登録しておくことで、iPhoneのフロントカメラに自分の顔が映ると自動的に認証され、ロックの解除などが可能になります。なお、『Face ID』は一時的に無効にすることも可能となっています。
また 顔認証機能(Face ID)は『iPhone X』『iPhone XS/XS Max』『iPhone XR』で利用できます。『FaceID』の仕組みやセキュリティなどの詳細はアップルの公式サイトにて確認できます。
「設定」アプリの一覧項目を選択
iPhone Xのホーム画面から『設定』のアプリをタップします。
「パスコードロック」を選択
顔認証の設定をするには『パスコードロック』を選択しましょう。
「Face ID」を選択
一覧から『Face IDとパスコード』を選択して、『Face IDとパスコード』の設定画面を表示します。
画面指示に沿って操作する
そして『Face IDとパスコード』の設定画面を表示します。
顔認証機能『Face ID』を設定するには、『パスコード』を設定する必要があります。『パスコードをオンにする』をタップしてパスコードを入力・設定します。またFace IDを設定後も、パスコードの入力が必要な時があります。
必ず設定したパスコードは絶対に忘れないようにしてください。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜盗難・紛失対策〜
iPhoneやiPadを電車の中やどこかに置き忘れたりなど、紛失・盗難であうこともあります。そうすると個人情報が漏れてしまい、事件に繋がりかねません。そんな紛失・盗難に備えてiPhoneやiPadのセキュリティ対策をしておくことが重要です。
ここでは万が一iPhoneやiPadが紛失・盗難にあったときにできるセキュリティ対策方法をご紹介します。
iPhoneを探す機能を有効にする
iPhoneでは、iPhoneを紛失・盗難にあった場合のための機能が搭載されています。iPhoneの紛失・盗難に備えて事前に設定をしておくことで、万が一iPhoneを紛失した場合でも、遠隔操作でiPhoneの場所を検索したり、データの消去を行うことが可能です。
『iPhoneを探す』の機能を有効にすることで、iPhoneを紛失した場合に、遠隔で次の操作を行うことが可能です。『iPhoneの現在地を地図上で確認する』『iPhoneでサウンドを再生させ、場所を確認する』ことです。
それだけではなく『iPhoneをパスコードロックし、連絡先の電話番号・メッセージを送信する』『iPhone内のデータを消去する』ことが可能です。iPhoneをよく紛失する方はもちろんですが紛失・盗難に備えたいという方は特に設定しておくといいでしょう。
「設定」アプリのiCloud項目を選択
iPhoneで『iPhoneを探す』機能を有効にするには、『設定』内の『ユーザー名』をタップします。
この中にある『iCloud』の項目をタップしましょう。
「iPhoneを探す」項目をオンにする
すると上記の画面のように『iPhoneを探す』という項目があるのでこちらをタップします。
この中にある『iPhoneを探す』をオンにします。これでiPhoneで設定したパスコードを10回間違えた場合に、iPhone内のデータをすべて消去することが可能です。iPhoneを紛失・盗難等にあった場合でも、iPhone内の大切なデータを守ることが可能です。
パスコードを10回間違え、iPhone内のデータをすべて消去された後は、初期設定画面が表示されます。iPhoneのバックアップがある場合は、バックアップからデータを復元することができます。これで紛失・盗難にあっても少し安心できます。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜ロック画面の表示〜
実はiPhoneのセキュリティ対策の一つにロック画面が関係していることがあります。それはロック画面に表示される『通知』です。例えばLINEなどのアプリからの通知はもちろんですがそれだけではなく『iOSのアップデート』の通知もきます。
それらというのはiPhoneのロック画面に表示されます。これらの通知を制限することでiPhoneやiPadのセキュリティ対策につながるのです。そこでここでは通知を制限してiPhoneやiPadのセキュリティ対策をする方法をご紹介します。
通知センターの表示を制限する
iPhoneの初期設定では、iPhoneをロックしている場合でも制限がかかっていません。これは『通知センター』や『コントロールセンター』『Siri』などの機能を利用することができます。つまり通知の制限がかかっていないということになるのです。
iPhoneのロック画面でメール通知やスケジュールを確認したり、電話の発信、各種設定の変更などができるので大変便利ですが、他人に見られたり、使用されたりする可能性もあるので、利用しない機能はオフにして制限をしておくと安心です。
「設定」アプリの「通知センター」項目を選択する
iPhoneの『通知センター』では、『カレンダー』に登録されているスケジュールや、メール・メッセージの通知も表示されます。iPhoneのロック画面で『通知センター』を表示しないようにするには、『設定』のアプリにある『通知』をタップしましょう。
もしかしたらiOSのバージョンによってはこちらの『通知』が『通知センター』に表記されている場合があります。
「通知の表示」をオフにする
すると下記の画面のように『プレビューの表示』という項目があるのでこちらをタップします。
ちなみに必要のないアプリに通知の制限をかけることもこの画面から行うことができます。また、通知の制限だけではなく通知の方法も変更することが可能です。
ロック画面のアクセスで通知の制限をかけることができます。例えば上記の画面は私の通知の制限の設定画面になりますが、私は常にiPhoneの通知が仕事で必要になるので『常に』を選択しています。しかし不要な方や制限をかけたい人もいるかと思います。
セキュリティ対策のためにiPhoneの制限をかけたい方は一番下に表示されている『しない』を選択するとiPhoneの通知に制限をかけることができます。
コントロールセンターを操作不可にする
iPhoneの『コントロールセンター』では、使用頻度の高い各種設定の変更を行うことが可能です。iPhoneのロック画面で『コントロールセンター』を表示しない制限をかけてセキュリティ対策をすることができます。
制限をかけるようにするには、『設定』の『コントロール』から『ロック画面でのアクセス』をオフにします。
「設定」アプリの「コントロールセンター」項目を選択する
コントロールセンターに制限をかけてセキュリティ対策を行うにはiPhoneの『設定』のアプリをタップします。その中にある『コントロールセンター』を選択します。
「ロック画面でのアクセス」をオフにする
こちらもiOSのバージョンによりますが最新版iOS12だと『App使用中のアクセス』をオフにします。少し古いバージョンだと『ロック画面でのアクセス』をオフにします。これでコントロールセンターの制限もかけられます。
ロック画面でのアシスト操作を不可にする
iPhoneのロック画面で『Siri』『Passbook』『メッセージで返信』を利用できないようにすることも可能です。『Siri』を利用することで、ロック画面から電話の発信や通話履歴の表示、スケジュールの確認などを音声で行うことが可能です。
『メッセージの返信』では、着信があった場合に任意のメッセージを送信できます。これらの制限をかけたい場合のロック画面でのアシスト操作を不可にする方法をご説明いたします。
「設定」アプリの一覧項目を選択
iPhoneのロック画面で『Siri』『Passbook』『メッセージで返信』を利用できないようにするには、『設定』のアプリにある『一般』の項目をタップします。
「パスコードロック」を選択
『パスワードロック』を選択し、パスコードを設定しなければパスコードの設定をしましょう。
「ロック中にアクセスを許可」リストの項目を全てオフにする
『パスコードロック』画面の"ロック中にアクセスを許可"欄から、それぞれオフにします。上記の画面では『Siri』『メッセージで返信』という項目が表示されているのでこちらをオフにします。これでセキュリティ対策ができました。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜Safari〜
普段調べものをしたり、インターネットショッピングをすることのあるSafariですが、今ではSafariでインターネット通販のサイトにカード情報を入力すれば簡単に買い物が出来てしまう時代です。しかしよく考えるとカード情報を入力するって怖くありませんか?
確かにクレジットカードは便利です。しかし、カード情報が漏れてしまうと悪用される危険性も十分にあり得ます。一番私もiPhoneのセキュリティ対策の上で注意したいところがカード情報に関することです。
ここではSafariを使ったセキュリティ対策をご説明いたします。
保存されているクレジットカード情報を削除する
iPhoneの『Safari』のアプリでは、各種サービスの『ユーザー名とパスワード』や『クレジットカード情報』を保存しておくことで、次回の入力を省くことができます。
iPhoneに保存されたユーザー名やパスワード、クレジットカード情報は、『設定』の『Safari』から『パスワードと自動入力』を選択することで確認可能なので、保存が必要でない場合は、削除します。iPhoneがハッキングされたら大変です。
また、 パスワード、クレジットカード情報の表示は、パスコードが設定されている場合はパスコードの入力が必要になります。
iPhoneに保存されている各種サービスのログイン情報(ユーザー名/パスワード)は、『パスワードと自動入力』画面から『保存されたパスワード』を選択することで一覧表示できます。
『編集』をタップし、削除したい情報を選択後に『削除』をタップすることで、ログイン情報を削除できます。ではこのカード情報を削除する具体的な方法をご説明したいと思います。
「設定」アプリの「Safari」項目を選択する
まずiPhoneに登録されているカード情報を削除する手順としてはiPhoneの『設定』のアプリを開き、その中にある『Safari』をタップします。
「パスワードと自動入力」を選択
すると上記の画面のように『自動入力』という項目が表示されているのでこちらをタップします。この時にiOSのバージョンによっては『パスコードと自動入力』と表示される場合があるのでその場合にはそちらをタップします。
「保存されたパスワード」を選択
今度は『設定』アプリの中の『パスワードとアカウント』にいきます。その中に『WebサイトとAppのパスワード』という項目があるのでこちらをタップします。これを選択することで登録しているパスワードの一覧表示できます。
パスコードを入力して右上の画面に『編集』があるのでこちらをタップすると選択削除をすることができます。
右上「編集」を押して任意の情報を削除
登録されているクレジットカードが表示されているかと思いますので上記の画面のように『編集』をタップします。
削除したい情報を選択後に『削除』をタップすることで、クレジットカード情報を削除できます。これで保存されているクレジットカードの情報は削除することができました。
保存されているログイン情報を削除する
クレジットカードの情報は削除することができてももしかしたらiPhoneなどをハッキングされてログイン情報からあなたの身元がわかるかもしれません。
そういった事態を避けるためにもSafariを使ったログイン情報を削除しておくことがセキュリティ対策に繋がります。そこでここではiPhoneやiPadのSafariを使ったログイン情報の削除をする方法をご説明いたします。
「設定」アプリの「Safari」項目を選択する
まず、ログイン情報を削除するにはiPhoneの『設定』のアプリを起動します。その中にある『Safari』の項目をタップしましょう。
「パスワードと自動入力」を選択
すると先ほどのカード情報を削除する画面と同じように『自動入力』という画面が表示されますのでこちらをタップします。iOSのバージョンによっては『パスワードと自動入力』と表示されている場合があります。
「保存されたパスワード」を選択
『保存されたパスワード』を選択することで一覧表示することができます。
右上「編集」を押して任意の情報を削除
そして同じように『編集』をタップし、削除したい情報を選択後に『削除』をタップすることで、ログイン情報を削除できます。 削除したいログイン情報をチェックして『削除』をタップします。これでSafariでログインした情報は削除されました。
自動ログインの機能はかなり便利ですが万が一iPhoneをハッキングされる場合があります。そのためのセキュリティ対策としてログインIDやパスワードは何かしらのメモに残しておきましょう。
iPhone/iPadでのセキュリティ設定方法〜アプリ〜
上記までご紹介したのはあくまでもiPhoneの中でできるセキュリティ対策になります。パスコードの設定であったり、通知機能の制限やログイン・カード情報などあくまでも簡単なセキュリティ対策にすぎません。まだセキュリティ対策をしたいという方もいます。
そんな方はiPhoneやiPadにセキュリティ対策としてセキュリティアプリをインストールすることをおすすめします。ここではiPhoneやiPadのセキュリティ対策におすすめのアプリの選び方をご紹介します。
iPhone/iPadのセキュリティアプリの選び方
『スマートフォンやiPhoneは小さなパソコン』というのは、今ではかなり認識される方も多くなってきました。見た目は普通の携帯電話ですがインターネットを閲覧し、様々なアプリを使うiPhoneは、従来の携帯電話とは全く違うセキュリティ対策が必要です。
メールなどのやりとりをスマートフォンなどのiPhone上で行う方の割合は年々増えてきており、マルウェアなどへの感染の危険性が高まっているのです。今回はiPhoneに着目し、セキュリティアプリの選び方を考えていきます。
ウィルス検知機能は十分かどうか
セキュリティ対策のアプリの選び方の一つに必ず欠かしてならないものはウィルスの検知機能というものがあります。その名の通りiPhoneなどがウィルスに感染したときにすぐに感知してくれる機能を備えているのかということです。
この機能が十分でないと逆に『なんでこのセキュリティソフトインストールしているの?』と不思議がられてしまいます。アプリでウイルスに感染することは少ないAppleのアプリですが、Safariなどのインターネットに接続したら話は別です。
アプリ容量が軽く高速で動作するか
何よりもiPhoneなどの場合にはセキュリティソフトをメインで使うものではありません。お仕事で使う方もいれば、もちろん、娯楽で動画を視聴したり、もしくはSNSを閲覧したりとiPhoneの機能を使って楽しむ方もいるでしょう。
そのためセキュリティソフトをいれることでiPhoneの動作が重くなった。となるとユーザーにとっては使い勝手が悪いのが事実です。そのためアプリ自体が軽量でなおかつ高速に動作するセキュリティソフトを選びましょう。
デバイスの盗難/紛失対策があるか
何よりもiPhoneなどのデバイスを紛失・盗難にあってもそういった対策が施されているのかが重要になります。iPhoneを探すをオンにしていなくても対応してくれる機能があると非常に便利です。紛失・盗難にあうことが一番怖いです。
iPhoneなどが悪用される危険性が高いですからセキュリティソフトをインストールするさいにはデバイスの紛失・盗難対策があるのかを調べてからにしましょう。
iPhone/iPadのおすすめセキュリティアプリ
ではこれらを踏まえてiPhoneやiPadなどのセキュリティ対策にぴったりなセキュリティアプリというのはあるのでしょうか?そこでここではおすすめのiPhoneのセキュリティソフトをご紹介します。
「ノートンモバイルセキュリティ」
『ノートンモバイルセキュリティ』のアプリは紛失・盗難時に位置情報で場所を確認できる、24時間のサポート体制が整っています。短所はiPhone版ではウィルススキャン機能等はなく、あくまで紛失・盗難にあった際のサポートのみです。
しかし、今ではフリーWi-Fiなどがカフェなどにあり、そこからiPhoneがハッキングされることがあります。そういったことにも対応してくれますし、iOS搭載のデバイスならばこのアプリを使うことが出来るのです。
セキュリティベンダー大手のアプリ
何よりも『ノートンモバイルセキュリティ』はセキュリティベンダー大手のシマンテック社によるアプリです。シマンテック社はノートンシリーズとしてPC用のセキュリティ対策ソフトをリリースしているのでご存知の方も多いでしょう。
また、紛失、盗難時にアラームが出せるといった機能も備わっています。iOSのデバイスをお持ちの方にはかなりおすすめです。
セキュリティソフトをインストールするメリットは?
害のあるホームページによる被害は、iPhoneやiPadでは決して検知して防ぐことができないのです。セキュリティソフトを導入すれば、そのセキュリティソフトはワンクリック詐欺やフィッシングサイトなどを検知してブロックする機能を提供してくれます。
セキュリティソフトは他にも紛失防止や広告ブロッカーなどソフトならではの機能を提供してくれます。
普段何気なく使っているiPhoneですが、便利になっている世の中、こうしてその便利さの逆手をとって悪用しようとする人たちも中にはいます。iOSのバージョンによってはiPhoneのセキュリティ対策方法は少し異なりますが行っておくといいでしょう。
またiOSのデバイスをお持ちであればこうしたセキュリティソフトをインストールしておくことも重要です。何かが起こるその前にぜひ対策を打っておきましょう。また今回はiOS12.4.1以降のデバイスでご紹介しました。
お持ちのiPhoneのiOSのバージョンを確認して参考にしながらセキュリティ対策を行ってみてください。