PushBullet(プッシュパレット)の使い方!設定方法も解説!
パソコンとスマホの間で共有をおこないたい際、「PushBullet」を使用するととても便利です。この記事では、PushBulletの使い方を詳しく紹介。パソコンとスマホでデータを共有する機会が多いという方は、使い方をぜひ確認していってください。
目次
- 1PushBulletの特徴
- ・PCやスマホで様々なものを共有できる
- 2PushBulletの導入方法
- ・PCの設定手順
- ・Androidの設定手順
- ・iOSの設定手順
- 3PushBulletの使い方〜通知〜
- ・スマホに届いた通知をPCでもポップアップ通知する
- 4PushBulletの使い方〜PCからスマホへ送る〜
- ・PCで見ているサイトのURLをスマホに送る
- ・PCで見ている地図をスマホに送る
- ・PCからテキストメモをスマホに送る
- ・PCからファイルをスマホに送る
- 5PushBulletの使い方〜PCでスマホを操作〜
- ・スマホの代わりにPCからSMSを送信する
- ・スマホに届いたLINEをPCから返信する
- 6PushBulletの詳細設定
- ・PCのブラウザを閉じていても通知する方法
- ・PCに通知が届いた時に通知音を鳴らす方法
- ・PCに届いた通知の表示時間を変更する方法
- ・PCに届いた通知を後からまとめて確認する方法
- ・PCに届いた通知の未読件数を表示する方法
- ・指定したアプリからのPCへの通知を拒否する方法
- ・合わせて読みたい!スマホに関する記事一覧
PushBulletの特徴
パソコンとスマホ、両方をお持ちの皆さんは「ファイルなどを共有させたい」という時はありませんか?例えば、パソコン内にある画像をスマホに送りたい、パソコンで見ているWebページをスマホに送りたい…。
これらの共有操作は、「PushBullet」というツールを使うと便利です。今回の記事では、PushBulletの使い方を詳しく紹介していきます。
PushBulletを使うことで、ストレスなくパソコンとスマホ間で共有操作やその他の便利操作をおこなうことができるでしょう。下記リンクはPushBulletの公式ページです。記事と合わせてご確認ください。
PCやスマホで様々なものを共有できる
まずは、PushBulletの使い方の前にPushBulletはどういった使い方ができるか、という点についてを説明していきましょう。上記でも紹介したとおり様々なものを共有することがPushBulletの特徴です。
では、一体どういったものが共有できるのでしょう?共有できるものとその他機能の詳細を、下記項目でご確認ください。PushBulletで便利なのは、共有機能だけではありません。
ファイルの共有
PushBulletではまず、画像ファイルなどのデータ共有が可能です。これは共有機能の一般的な操作。ファイルやテキストなどをパソコンとスマホのデバイス間で簡単に共有することができます。
他にも地図やURLなど、テキスト送信機能を利用することで共有できる項目があります。様々なものを共有できるのが特徴です。パソコン上でまとめたメモなどをスマホに送っておくといって使い方も可能。
似たツールとして、以前はChrome to Phoneなどがありましたが、すでに開発が終了しています。このツールに代わるものを探しているという方にはまずおすすめできます。
通知の共有
また、ファイルやURL、地図の共有だけでなくPushBulletでは「通知の共有」も可能という特徴があります。スマホにきた通知を、パソコンでもポップアップ表示させることができるのです。
ポップアップ通知の設定方法も、後程詳しく紹介していきます。スマホの通知をパソコンでも確認できるため、パソコンでの作業に集中しがちという方におすすめです。
ぜひPushBulletによるポップアップ通知設定を確認してください。
PCからスマホの操作
PushBulletではパソコンからスマホの操作もできるという特徴もあります。例えば、スマホの「SMS」をPushBulletを送るといったことができます。
スマホのポップアップ通知を共有させることで、SMSのやり取りをPushBulletさえあればパソコンで対応することができます。パソコンでの作業に集中したい、スマホを見る暇を省きたいという方にはおすすめです。
PushBulletでSMSを送る方法も、後程紹介していきます。ぜひご確認ください。
PushBulletの導入方法
上記でPushBulletの特徴については把握することができたでしょうか。ただファイル共有をおこなうだけであれば、他のツールでも十分。ポップアップ通知の共有など、特徴的な機能があることが分かったかと思います。
続いては、PushBulletの導入方法についてを紹介していきます。PushBulletは、まずパソコンとスマホ双方に入れる必要があります。
スマホでは、AndroidとiPhoneそれぞれに対応しているため、どちらのユーザーも使用することが出来ます。PushBulletの導入方法を以下項目で確認してください。
PCの設定手順
まずは、パソコンでのPushBullet導入方法です。パソコンで使用する場合、PushBulletはGoogleChromeの「拡張機能」として使用することになります。
GoogleChromeをお使いの方であれば、下記リンクからすぐにPushbulletの拡張機能を追加することができます。もしGoogleChromeを使用していないという方は、まずそちらを導入する必要があるでしょう。
PushBulletの拡張機能を導入させると、ブラウザ上にPushbulletのアイコンが表示されるようになります。
Androidの設定手順
続いてはAndroidでのPushBullet導入方法です。スマホの場合は、「アプリケーション」としてPushbulletを利用していく形になります。
下記リンクから、GooglePlayストアにアクセスすることが可能です。Pushbulletをインストールしたい方は、下記リンクにアクセスしてインストールをおこないましょう。
iOSの設定手順
上記のAndroid項目で紹介したとおり、iPhoneでもアプリケーションとしてPushbulletを利用する形になります。下記リンクから、PushbulletのApp Storeにアクセスすることができます。
iPhoneユーザーの方は、下記リンクにアクセスしてインストールをおこないましょう。
それぞれインストールをしたら、次の項目ではPushbulletの「使い方」を紹介していきます。使い方や設定方法を確認してください。
PushBulletの使い方〜通知〜
上記ではPushBulletの特徴や導入方法を紹介しました。PushBulletの特徴を見て使ってみたいと思った方は、早速使い方を確認していきましょう。使い方を確認してからインストールしても良いと思います。
まずは「通知設定」から確認していきます。スマホに届いた通知を、PCでもポップアップ通知させる方法をこの項目では紹介していきます。
また、ポップアップ通知がちゃんと来るか否か、テスト通知をおこなう方法も一緒に紹介していきます。それぞれの手順を、下記項目で確認してください。
スマホに届いた通知をPCでもポップアップ通知する
ポップアップ通知を表示させる方法を確認していきましょう。ポップアップ通知を表示させるには、まずパソコンのPushBulletから設定をおこなう必要があります。
PushBulletを導入すると、Chromeブラウザの上部メニューに上記画像にあるような「PushBulletアイコン」が表示されているかと思います。PushBulletアイコンをクリックしたら、ウィンドウが表示されます。
ウィンドウの右上にある「ネジマーク」をクリックして開いてください。
設定アイコンをクリックすると、上記画像のように3つの項目が表示されます。真ん中にある「設定」の項目をクリックすると、ポップアップ通知の設定が可能になります。
通知設定です。「通知」タブを選択すると、上記画像のような画面が表示されます。ポップアップ通知の表示は、「コンピューター上に通知を表示する」の項目でON・OFFが可能です。
パソコン上でポップアップ通知を表示させたい時は、ここにチェックを入れればOKです。
パソコンでポップアップ通知の設定が終わったら、スマホ側の設定に移ります。下記項目で手順を確認していきます。
スマホ側の設定
スマホ側のPushBullet設定確認画面です。この中にある「通知ミラーリング」の項目をタップで選択してください。
通知ミラーリングをタップすると、上記画像のような画面が表示されます。まず、「通知ミラーリング」の箇所をタップして有効にし、その後に「テスト通知を送信」という項目をタップで選択します。
パソコンを確認して、「PushBullet:通知のテスト」という表示が出ていればポップアップ通知を表示させるための設定は完了になります。
この設定により、今後スマホの通知がパソコンでポップアップ通知で表示されるようになります。便利な通知共有機能をぜひ活用してください。
PushBulletの使い方〜PCからスマホへ送る〜
上記ではPushBulletで通知を共有する方法を紹介しました。これでスマホに来た通知をパソコン作業に熱中していて見逃していた!というようなことはなくなります。
続いて紹介するのは、パソコンからスマホにURL・地図・メモ・ファイルを送信する方法です。これらをパソコンとスマホで共有させ、有効活用していきましょう。
URL・地図・メモ・ファイルの共有方法は以下のとおりです。確認しましょう。
PCで見ているサイトのURLをスマホに送る
まず紹介するのは、パソコンで見ていたURLをPushBulletを使ってスマホに送信する方法です。共有したいページのURLを選択してコピーして…といった操作を特別必要としません。
共有したいURL(Webページ)を開いた状態で、PushBulletのアイコンをクリックで選択します。
あとは送信先を選べば、すぐにURLを相手に送信することができます。受信するスマホと、URLの確認をしたら送信ボタンをクリックで選択しましょう。
URL共有操作が終わったら、ちゃんとスマホにURLが届いているかの確認をしましょう。きちんと届いていれば、上記画像のような通知が行っているはずです。
URLの共有方法は以上になります。ぜひ活用してください。
PCで見ている地図をスマホに送る
続いては、パソコンで見ている地図をPushBulletを使ってスマホに送る方法になります。まずは共有したい地図をパソコン上で表示させましょう。
地図を表示させたら、次の操作に移ります。
地図表示させたら、先ほどのURLを手順は変わりません。メニューにあるPushBulletのアイコンをクリックし、地図送信画面に移ります。
先ほどのURLと同じく、地図の送信画面が表示されます。送信先と地図を確認し、送信ボタンをクリックすれば地図の送信は完了になります。
あとはスマホで地図が送信されたかを確認しましょう。地図のURLが送信されていればOKです。
PCからテキストメモをスマホに送る
次は、パソコンで作成したテキストメモをPushBulletを使ってスマホに送る方法です。パソコンでまとめたメモを、スマホにもテキストで送信したい…という時は、テキスト機能を使って内容を送信することが可能です。
メモを送信する際は、画面の左メニューから「人」を選択。すると、送り先であるスマホを選ぶことができます。
送信先のスマホを選択したら、「Typea message or drop a file」をクリックで選択。すると、テキスト入力画面が表示されます。
ここにテキストメモを入力し、送信する形になります。文章を入力したら、送信ボタンを選択しましょう。
テキストメモが送られているか、スマホの通知で確認しましょう。この機能は、スマホで打ち込むには少々長いメモや文章を作成したい時に便利です。
パソコン上で手早くメモを作成、スマホで確認。スマホからまた別の場所に送信したい時は、コピペ機能を使えばOKです。
PCからファイルをスマホに送る
メモ送信方法が確認できたら、次はファイルの送信方法です。PushBulletのファイル共有方法は、ほぼほぼ上記のテキストメモ送信方法と同じになります。
まず、テキストメモと同じようにパソコンのPushBulletメニューから送信先を選択します。
テキスト入力画面の中に、クリップアイコンのようなものが表示されているかと思います。ここをクリックすることで、送信したいファイルを選択することが可能です。
ファイルの選択画面です。パソコン上で保存している、画像ファイルなどを選択してPushBulletで共有しましょう。共有したいファイルを選択したら、「開く」を選択することで送信が可能になります。
送信した際、画像ファイルの下に「送信済み」の文字があれば問題なくファイルの共有ができています。
あとはこれまでと同じように、PushBulletできちんとファイルが遅れているか、スマホ上の通知を確認しましょう。これでURL・地図・テキストメモ・ファイルの共有方法が以上になります。
いかがでしたでしょうか?簡単に共有をおこなうことが出来たかと思います。ぜひ紹介した使い方を参考にして、活用していただきたいと思います。
次はPushBulletでパソコンからスマホ操作をおこなう方法を紹介していきます。確認しましょう。
PushBulletの使い方〜PCでスマホを操作〜
上記ではPushBulletで共有をおこなう方法を紹介しました。PushBulletの使い方は共有だけではありません、パソコンからスマホの操作をおこなうという特徴ももっています。
この項目では、PushBulletを使ってパソコンからスマホ操作をおこなう方法・使い方を紹介していきます。PushBulletでは、パソコンからSMSを送信することが可能です。
下記手順を確認し、SMSの送信をおこないましょう。
スマホの代わりにPCからSMSを送信する
スマホの代わりに、PushBulletを使ってパソコンからSMSを送信していきましょう。まずはPushBulletのアイコンをクリックで選択してください。
表示されるウィンドウの中に、「SMS」という項目があります。このSMSを選択して、送信画面を表示していきます。
Toの箇所に相手の電話番号を入れ、メッセージを入力して送信ボタンをクリックしましょう。これでSMSを送ることができます。
スマホに届いたLINEをPCから返信する
また、PushBulletであればパソコンにLINEをインストールしなくとも、PushBulletから返信することも可能です。PushBulletからLINEに返信したい時は、まずスマホの通知をパソコンでポップアップ表示させる必要があります。
通知の設定方法は上記で紹介した通りです。設定できていれば、ポップアップ通知が表示された時に「返信」項目を選択することでメッセージを送り返すことができます。
パソコン作業に熱中していると、LINEの返信忘れなどもよくあります。そういった方ぜひ、PushBulletを活用してください。
PushBulletの詳細設定
これまでの項目では、PushBulletの特徴的な機能の使い方をそれぞれ紹介していきました。どういった使い方ができるのか、方法や手順は確認はできたでしょうか。
最後の項目では、PushBulletの詳細設定についてを紹介していきます。主に紹介するのは、通知の設定です。PushBulletでは、設定次第でブラウザを閉じていても通知を確認できたり、便利な機能が備わっています。
PCのブラウザを閉じていても通知する方法
PushBulletはブラウザの拡張機能で使用するツール。そのため、ブラウザを起動させていないと通知の共有ができないと思っている方も多いです。
しかし、PushBulletではブラウザを起動せずともPushBulletを利用できるという特徴があります。設定の一般項目の一番上にある、「ブラウザを閉じた後も…」という項目にチェックを入れましょう。
これで、ブラウザを閉じた後もスマホの通知が表示されます。ぜひ設定してください。
PCに通知が届いた時に通知音を鳴らす方法
その隣にある「通知項目」では、通知音を鳴らすように設定することも可能です。通知音がないと気づきにくいという方は、音の設定もおこなっておくと良いでしょう。
PCに届いた通知の表示時間を変更する方法
また、通知音の設定の他だとポップアップ表示の「時間設定」もこの通知設定では可能。ポップアップ表示の時間が短い、また長いとお悩みの方はここで時間の設定をおこないましょう。
通知音と共に設定しておくことで、ポップアップ表示ですぐに返信対応などをとることができるかと思います。ぜひ設定の際には時間表示も自分に合わせておこなってみてください。
PCに届いた通知を後からまとめて確認する方法
また、ポップアップ表示がされている間に通知の確認ができなかった…という時にはあとからまとめて確認することも可能です。
PushBulletアイコンクリック → ウィンドウの中の「通知タブ」選択で、まとめて通知確認をおこなえます。通知を選択すれば通知内容を確認することができますし、×マークで削除することも可能です。
PCに届いた通知の未読件数を表示する方法
また、PushBulletでは通知の未読件数を表示させることも可能です。一般タブの中にある、「Show notification…」の箇所にチェックを入れることで件数表示がされます。
指定したアプリからのPCへの通知を拒否する方法
通知を共有できるようになるのは良いですが、中には「このアプリの通知は共有しなくていい…」というものもあります。その際は、スマホの通知設定の中にある、「有効にするアプリを選択」の項目をタップすることで設定が可能です。
LINEなどの必要になる筒井以外のものは、この画面でオフにしてしまいましょう。
PushBulletの使い方は以上になります。特徴や設定方法など、詳しい使い方は分かったでしょうか。パソコンとスマホ間での共有操作をおこないたいという方は、ぜひこのPushBulletを利用してみてください。
パソコンへのインストール操作は必要なく、拡張機能を追加すれば使えるので気軽に使用することができます。使う際はぜひ、この記事を参考にして設定等をおこなってみてください。