電子チケットアプリ「LIVE QR」でチケット不正転売を防止!

電子チケットサービス「ticket board」を運営するボードウォークは不正転売防止に役立つ新アプリ「LIVE QR」を提供開始しました。LIVE QRは「期限付き会員QRコード」や「顔写真の登録」などチケット不正転売の防止のための機能を強化しています。

電子チケットアプリ「LIVE QR」でチケット不正転売を防止!のイメージ

目次

  1. 1不正防止に役立つ入場専用の新アプリ「LIVE QR」をリリース
  2. 2「LIVE QR」リリースまでの経緯
  3. 3「LIVE QR」サービスの特徴

不正防止に役立つ入場専用の新アプリ「LIVE QR」をリリース

LIVE QR

6月14日より「チケット不正転売禁止法」が施行され、音楽ライブやスポーツ観戦のチケットを高値で転売する行為に罰則が定められました。

電子チケットサービス「ticket board」を運営するボードウォークは施行されたチケット不正転売禁止法に合わせて、不正防止に役立つ入場専用の新アプリ「LIVE QR」をリリースしました。

LIVE QRでは「期限付き会員QRコード」「顔写真の登録」「ネットワーク障害対策」など、不正転売の抑制や検知のための機能を強化しています。

「LIVE QR」リリースまでの経緯

ticket boardは、コンサートやライブのチケットの申し込み、支払い、発券、入場までをスマートフォンや携帯電話で行なえなる電子チケットサービスです。

ticket boardはボードウォークが2010年からサービスを開始し、 数百人規模のライブハウスからドームなどの超大型会場の公演まで様々なシーンで導入され会員数は800万人を超えています。2018年のチケット取扱枚数は400万枚強とされています。

新たに入場用の新アプリ「LIVE QR」を提供するに至った背景には、近年問題視されているチケットの高額転売問題があります

そもそも旧来の仕組みでは申込時に同⾏者の情報が分からず重複申込が見抜けません。申込者情報のみで抽選するため重複申込を防ぐことは難しく、チケット転売屋に複数枚当選する可能性が高いとされていました。

さらにチケットの発券タイミングが早いため良い席のチケットの価格が高騰しやすく高価格で転売しやすいことや、本人認証が甘くて転売チケットでも簡単に入場できるためファンも転売チケットを気軽に購入することも高額転売の原因になっていました。

ボードウォークでは以前からその対策として「購入時の同行者の指定」や「公演直前の座席通知」といった機能を提供していましたが、チケット不正転売禁止法の施行に合わせて防止策を強化するとともにユーザーの使い勝手にも配慮する形で開発されたようです。

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「LIVE QR」サービスの特徴

QRコードのカウントダウン機能

「LIVE QR」の特徴は「60秒毎にQRコードが切り替わるカウントダウン機能」「顔写真の登録機能」「ネットワーク障害への対策機能」の大きく3点が挙げられます。

LIVE QRでは60秒毎にQRコードが切り替わり変化する仕組みを取り入れることで、事前に譲渡されたQRコード画像による入場を抑制します。これは円を常に周回する動きによってQRコードのキャプチャ行為を抑止しています。

QRコード自体は暗号化されているため偽造は困難とされていて、認証時刻に合ったQRコードのみ認証される仕組みを整えています。

顔写真登録機能

またアプリ内に顔写真の登録ができる機能を実装しています。アプリを起動した上で撮影した写真のみが利用可能で、顔認証登録が必須の公演の場合は申し込み中の写真の変更をできない仕組みにしたことで、心理的な抑制と物理的な検知にも役立つとされています。

これまでは入場ゲートで写真付きの身分証明書を個別チェックするなど不正対策をしていましたが、それでは主催者側と来場者側相当にとって負担が大きい上にどうしても時間がかかるという特徴があります。

不正転売をきちんと防止しつつ双方の負担を削減し、簡易的に確認できる手段としてこれらの機能を作ったようです。

一方で電子チケットを広げていくにはネットワーク障害への対策を整備する必要もあるでしょう。LIVE QRの場合はコンサート前日に一旦通信をしておけば、暫く通信が途切れても大丈夫な特徴になっています。

前日にアプリからQRコードの表示確認をしておけば、当日会場のネットワークが不安定だったとしてもアプリ上ではきちんと稼働するようになっています。前日に確認を促す通知を送ることで、ネットワーク障害によるトラブルのリスクを軽減できるでしょう。

「チケット不正転売禁止法」では、チケットを不正に販売することはもちろん、転売目的でのチケットの譲り受けも処罰対象です。違反した場合は1年以下の懲役か100万円以下の罰金、またはその両方が科されます。

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