【iPhone】支払い方法で「なし」がないときの原因と対処法！

iPhoneをお使いの皆さんは、課金等での支払いは何をお使いでしょうか。クレジットカードやiTunesカードなど、それぞれ支払い方法は異なるかと思います。

今回の記事では、iPhoneで支払いをおこなう際「なし」という選択肢がない場合の原因と対処法を紹介していきます。iPhoneの支払い方法でお困りの方はぜひ、この記事を確認してください。

まずは、iPhoneの支払い方法の種類についてを確認しましょう。iPhoneには、3通りの支払い方法があります。下記項目で詳細を確認してください。

iPhoneで支払いをおこなう際にまず選択できるのは、「クレジットカード/デビットカード」です。カードを作っている方にとっては、この方法が一番手っ取り早い支払い方法かと思います。

iPhoneにクレジットカード/デイビットカードを登録し、支払い時に選択することで素早く決算をおこなうことができます。クレジットカード/デビットカードならではの、引き落としが翌月というのも使い方によっては便利な点です。

しかし、クレジットカード/デビットカードの使用は、お子さんにいるご家庭だと勝手にお子さんが買い物をしてしまわないかなどの心配もあります。

iPhoneの支払い方法で次に紹介するのは、キャリア決済での決算です。クレジットカード/デビットカードをお持ちでない方は、キャリア決済を選択することで月のスマホ料金と共に支払いをおこなうことができます。

しかし、キャリア決済はその名の通り、キャリアと契約する必要があります。スマホ料金と合わせて支払いするという点も、人によっては「買い物していたことを忘れていた…」と、後々お金の用意に焦ることもあるようです。

上記のクレジットカード同様、お子さんに勝手に決算されていた！というトラブルもあるようです。

続いてのiPhone支払い方法は、「なし」です。「なし」ではiTunesカードを使って決済をおこないます。上記のクレジットカード、キャリア決済は後々支払い・引き落としがおこなわれる仕組みです。

iTunesカードでは、コンビニ等でカードを買ってからiPhoneで支払いをおこなうことになります。支払いは引き落としが後にならないのが特徴で、5,000円のカード、10,000円のカードとすでに「額」が決まっています。

そのため、お金を使いすぎないようにと課金や買い物にセーブをかけることができるのです。この「なし」を選択して、iTunesカードで支払いをおこなう方も多いのではないでしょうか。

上記では、iPhoneの支払い方法についてをそれぞれ紹介しました。クレジットカード・キャリア決済・なし(iTunesカード)の中であれば、「なし」が一番お金を使いすぎない支払い方法です。

そのため、iPhoneで支払いをおこなう際は「なし」を選択して支払いたいという方も少なくはありません。しかし、選択肢の中に「なし」がないケースがあるのです。

この項目からは、iPhoneで支払いをおこなう際に「なし」の選択肢がない場合の原因・対処法についてを紹介していきます。下記項目で、何が原因なのかをまずは確認していきましょう。

継続的な有料コンテンツを契約している場合、「なし」の選択ができないケースがあるようです。しかし、これに関してはできるパターンとできないパターンがあります。

例えば、Apple Musicのメンバーシップや、トライアル/無料期間を設けている有料コンテンツの場合は、「なし」を選択することができないようです。

そのため、継続的な有料コンテンツと契約しているという方は、まずは継続しているコンテンツの確認をおこなう必要があるでしょう。

継続的な有料コンテンツの、契約状況の確認をおこないましょう。継続している有料コンテンツは、iPhoneの設定アプリから確認をおこなうことができます。

手順は、設定アプリを開いて自分のユーザー名を選択する。すると、「iTunesとApp Store」という選択項目があるので、そこをタップで選択する。

すると、Apple IDが出てくるので、Apple IDを表示を選択。その中にある、「登録」の項目を選択すれば、継続している有料コンテンツの確認が可能です。

また、ファミリー共有を設定している方に関しても、支払い方法に「なし」が表示されなくなります。なしを選択することができないため、必要がない場合はファミリー共有を停止する必要があるかもしれません。

ファミリー共有の停止方法については、後の項目で詳しく説明いたします。

iPhoneのファミリー共有とは、家族それぞれのApple IDをひとつに紐づけることができる設定です。紐づけることで、有料サービスやコンテンツを、家族全員で共有することができるのです。

紐づけることができるApple IDは最大で6つまで。家族全体が使用している有料コンテンツ等があれば、ファミリー共有の設定は非常に便利です。

また、Apple IDで設定した「国・地域」が間違っている方に関しても、支払い設定の選択肢から「なし」が選択できないようです。

海外のアプリをダウンロードしたいという際に、Apple IDの国・地域を変更した覚え等はありませんか？そういった方は、国・地域の設定を「日本」に変更しなおす必要があります。

変更方法については後の項目でお伝えしますので、ぜひご確認ください。

また、過去の課金や決算等で未払いのものがあった場合も、選択肢で「なし」を選択することはできません。過去にiTunesカードやキャリア決済での支払いをおこなっている方は要注意です。

iTunesカードで支払いをした際、iTunesカードの金額以上の買い物をしてしまった。また、キャリア決済の上限を超えており、その上限を超えた金額の買い物をしてしまったという時は「残高」に未払い分が残っています。

残高の箇所に未払い金額が残っていると、無料コンテンツすらもダウンロードすることはできないのです。そういった方は、すぐに残高に残っている金額の支払いをおこなう必要があります。

上記では、iPhoneの支払いで「なし」が選択できない時の原因を紹介しました。続いては、その対処法についてを紹介していきます。

まずご紹介する対処法は、原因が「継続している有料コンテンツがある」場合の対処法です。iPhoneで有料コンテンツを契約しているという方は確認しましょう。

以下の項目で、手順を覚えていきましょう。

iPhoneの支払い方法で「なし」が選択できない場合は、iPhoneで契約している有料コンテンツを「解約」しましょう。手順は以下のとおりです。

先ほども紹介した、継続している有料コンテンツの確認手順をまずはとってください。上記項目でも述べたとおり、契約している有料コンテンツの確認はiPhoneの「設定アプリ」からおこなうことが可能です。

「登録」のところで、契約しているコンテンツ確認がとれます。解約したいコンテンツをタップで選択しましょう。

契約している継続的な有料契約を、解約していきます。コンテンツを選択すると、上記画像のようにどの金額プランを契約しているか等を確認することができます。

画面下に、「登録をキャンセルする」という選択項目がありますので、こちらをタップで選択して解約をしてください。

キャンセルの確認画面が表示されます。内容を確認した上で、「確認」の選択項目をタップで選択してください。

解約後の画面です終了予定日が明記されていると思います。この日付けまでは、解約してもサービス・コンテンツの利用は可能です。

また、iCloudの有料プランを契約している方は、こちらも解除しましょう。こちらも支払いで「なし」が選択できない原因である可能性があります。

まずは、設定アプリから「iCloud」を選択しましょう。

iCloudの設定画面を開くと、「ストレージを管理」という選択項目があります。ここでiCloudのプラン内容の確認が可能です。

続いては「ストレージプランを変更」をタップで選択し、次に進みます。

iCloudの有料プラン確認画面です。現在のプランの箇所を確認し、自分が選択しているプランを確認しましょう。有料プランの5GBで足りるようであれば、無料プランを選択して「完了」をタップしてください。

iPhoneのiCloud設定も確認しておきましょう。

上記では、継続している有料コンテンツの解約方法を対処法としてご紹介しました。iPhoneで契約している有料プラン・コンテンツはしっかりと把握しておきましょう。

続いては、iPhoneの支払い方法で「なし」が選択できない原因が「ファミリー共有を設定」している時の対処法を紹介します。

ファミリー共有を設定している方は、下記の手順を確認しましょう。

iPhoneのファミリー設定を使用している方は、このファミリー設定を停止する必要があります。ファミリー共有の設定は、iPhoneの設定アプリから確認・変更をおこなうことができます。

手順は以下のとおりです。

iPhoneの設定アプリを起動し、自分のユーザー名をタップしましょう。自分のユーザー名は、設定アプリの一番上に表示されているので分かるかと思います。

自分のユーザー名をタップすると、「ファミリー共有を設定」の選択項目があります。ここをタップして設定の変更をおこないます。

iPhoneのファミリー共有の設定内容です。自分のユーザー名、管理者と書かれている箇所をタップで選択してください。

「ファミリー共有を停止」の選択ができるようになります。ファミリー共有の設定をおこなっていた方はこれが原因と考え、一度ファミリー共有を停止してみてください。

上記では、iPhoneのファミリー共有の設定をおこなっている場合の対処法を紹介しました。無事に支払いで「なし」を選択することはできましたでしょうか？

続いては、iPhoneでの支払い方法で「なし」が選択できない原因が、設定している「国・地域が異なる」場合の対処法になります。

以前、何らかの事情で国・地域の設定を弄ったことがあるという方などは要確認です。一度自分が設定している国・地域を確認する必要があるでしょう。

iPhoneのApple IDの設定で、利用地域が「日本」になっているかを確認しましょう。もし日本に設定されていなければ、日本に設定する必要があります。

iPhoneでの国・地域の確認、また設定手順を確認していきましょう。

まずは、App Storeを起動してください。App Storeを起動すると、右上にアイコンがあるかと思いますので、そちらのアイコンをタップで選択します。

ユーザー名を選択することで、Apple IDの選択ができるようになります。

また、iPhoneの設定アプリからでも国・地域の設定画面には行くことができます。iPhoneの設定アプリを開き、「iTunes＆App Store」の選択をおこなってください。

「サインイン」をおこない、Apple IDの設定にいきます。

「Apple IDを表示」をタップで選択して、iPhoneでApple IDのアカウント設定画面を開きましょう。

アカウント設定の「国・または地域」をタップすると、利用地域の設定ができます。上記画像が、iPhoneでの国・地域の設定画面です。

日本にチェックが付いていなければ、日本をタップで選択しましょう。日本に設定をし直したら、iPhoneでの支払い画面にもう一度もどり、「なし」が選択できるようになっているか確認をおこなってください。

上記では、iPhoneの支払いで「なし」が選択できない原因が国・地域の設定が日本でなかった場合の対処法についてを紹介しました。利用地域はきちんと日本に設定されておりましたでしょうか。

次に紹介するのは、iPhoneの支払いで「なし」が選択できない原因が、未払いの支払いがある場合の対処法です。原因が未払いであれば、判明するのも早いかと思います。

未払い残高がある方は、残っている金額を支払う他対処はできません。下記項目で、残高の確認と支払い方法についてを確認しましょう。

iPhoneでの未払い残高がある方は、「iTunesカード」で支払いをおこなう必要があります。まずは残高の確認を行わなければなりません。未払い残高は、iPhoneの設定アプリからおこなうようになります。

iPhoneの設定アプリから【ユーザー名→iTunes＆App Store→Apple ID→Apple IDを表示→購入履歴】の順に選択を進めていってください。購入履歴で、未払い残高の確認ができます。

購入履歴の箇所に、「請求合計」と表示されている箇所があります。そこに未払い金額が赤く表示されます。まずは赤く表示されている金額がないかを探してください。

未払い残高を確認したら、残高に残っている金額を支払えるだけのiTunesカードをコンビニ等で購入しましょう。クレジットカードがある方は、クレジットカードでも支払いは可能です。

購入したカードの裏面にあるコードを使って決済をおこないます。iPhoneの「Apple Storeアプリ」を使って支払いをおこなうようになります。手順は【Apple Store →To day→マイアカウント→ギフトカード…コードを使う】の順です。

あとは「カメラで読み取り」を選択し、コードを写せばOKです。コードに関しては、コード番号を入力することでもチャージが可能です。あとは再度、購入履歴の画面に戻って支払いをおこなってください。

原因の項目でも述べましたが、iPhoneでは未払い残高があると、無料のアプリですらダウンロード/インストールができなくなってしまいます。そのため、未払い残高が原因の場合は判明するのが早いかと思います。

実は支払い選択に「なし」がない時の一番の原因は、この未払い残高だと言われています。クレジットカードの上限等は中々気づきにくいため、うっかり未払い金額が残ってしまった…ということもあるでしょう。

なるべく未払い残高に関しては、早めに支払いをおこなって残さないようにしておきましょう。

上記では、iPhoneの支払いでなしがない時の原因と対処法についてをそれぞれご紹介しました。心当たりのある原因はありましたでしょうか？

その場合は、該当する原因の対処法を試すことで「なし」の選択ができるようになるかと思います。しかし中には、「対処法を試してもなおらない」「そもそも思い当たる原因がない…」という方もいるでしょう。

その場合は、iPhone自体の不具合であることも考えられます。その場合は、下記の方法で対処をおこなう他ありません。

これまで紹介した原因が当てはまらないという方や、どの対処法を試しても改善されないという方は、iPhoneの不具合である可能性を考えて「Appleサポート」に相談をしましょう。

Appleサポートに連絡し、電話でアドバイスをもらいましょう。アドバイザーの方の指示通りに操作をおこなえば、支払い選択でなしが選択できるようになるかもしれません。

もしアドバイザーの方でも問題が解決できない場合は、そのまま修理等の手続きをとってくれるでしょう。何をやっても改善されない方は、ぜひAppleサポートに連絡をしてみてください。

今回の記事では、iPhoneの支払い方法に「なしがない」時の原因・対処法についてを紹介しました。心当たりのある原因はありましたでしょうか？

iPhoneの支払いでなしが選択できなかった時は、ぜひ上記の対処法をそれぞれ試してみてください。