2019年07月23日更新
AndroidのFast Pairに新機能が追加!バッテリ残量表示/イヤホンを見つける!
Androidの「Fast Pair」に新機能が追加されました。Androidの「Fast Pair」に追加された新機能は、バッテリー残量が個々に表示される機能と紛失したイヤホンを見つけることが可能な「Find My Device」アプリの追加です。

AndroidのFast Pair機能がアップデートし、新機能追加
Googleは2017年にAndroid端末とBluetooth機器を簡単にペアリングできるようになる「Fast Pair」機能を発表しましたが、これにさらに使いやすいものになるような新機能が追加されることになりました。
「Fast Pair」に追加される新機能はワイヤレスイヤホンやヘッドホン向けに、ケースとイヤホン、ヘッドホン、それぞれのバッテリー残量を別々に表示する機能です。
さらにAndroid端末を紛失した場合に利用する位置情報逆探知サービス「Find My Device」も追加予定となっています。
新機能としては、バッテリー残量の表示が、ヘッドフォンやイヤホンとケースで別々に表示されることが可能になりました。ペアリングしているスマホの近くでケースを開くと、左右ユニットとは別に充電ケースのバッテリー残量が表示されます。
またイヤホンを紛失した際、最後に使っていた場所と時間を「Find My Device」アプリとWEBから確認できる新機能も追加されます。Bluetoothの圏内であれば、ヘッドフォンがチャイムを鳴らすことも可能です。
この2つの新機能はすでにAppleの「AirPods」では対応している機能です。使い勝手として「AirPods」を強く意識しているように見えます。
Android Qでは「Fast Pair」対応機器向けの詳細ページも用意されます。バッテリー残量の確認や、端末を紛失した時に探すことが可能な「Find My Device」メニューが組み込まれるほか、各デバイスのコンパニオンアプリのリンクも表示されます。

「Fast Pair」はサードパーティ製のイヤホンをサポート
Appleの「AirPods」は、ケースを開いてiPhoneに近づけるだけiPhone側が検出しペアリングを行いますが、Googleの「Fast Pair」は低電力通信のBluetooth LEを利用し、対応するBluetooth機器を見つけると画面にそれが表示されます。
ユーザーはその通知をタップするだけでペアリングが完了します。「Fast Pair」の機能の多くは「AirPods」と似ていますがGoogleには1つだけ強みがあり、それはサードパーティ製のイヤホンやヘッドホンのサポートです。
「Fast Pair」は、Googleのワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」だけでなくサードパーティ製のイヤホンやヘッドホンにも提供されていて、以下の13製品は上記の新機能対応済みとなっています。
- Anker「Spirit Pro GVA」
- Anker「SoundCore Flare+(スピーカー)」
- JBL「Live 220BT」
- JBL「Live 400BT」
- JBL「Live 500BT」
- JBL「Live 650BT」
- Jaybird「Tarah」
- 1More「Dual Driver BT ANC」
- LG「HBS-SL5」
- LG「HBS-PL6S」
- LG「HBS-SL6S」
- LG「HBS-PL5」
- Cleer「Ally Plus」


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