2019年08月28日更新
Amazonの返品のやり方/必要な手続きをくわしく解説!
皆さんはAmazonで商品を返品するやり方や方法をご存知ですか?いざ返品しようとしても返品の仕方がわからないという方もいます。今回はAmazonの返品のやり方/必要な手続き方法をくわしく解説したいと思います。返品の仕方の参考にしてみてください。
目次
Amazonで返品する方法〜返品の条件〜
Amazonで購入した商品の返品方法や手続きの仕方・やり方などを本記事では紹介したいと思います。手順を説明するまえに返品する商品には条件があります。それはどういった条件なのでしょうか?
そこでここではAmazonの商品を返品する方法・やり方の前に返品条件を見ていきたいと思います。
返品の条件
Amazonの商品で返品できる条件として、まず大きく分けられるのが、
- お客様都合の返品
- トラブルや不具合による返品
お客様都合の返品
まずは購入者などのお客様都合の返品条件から見ていきましょう。Amazonで返品をする際、お客様都合の返品条件は、原則として30日以内で、自己都合ではなければ概ね可能未使用かつ未開封の場合には商品代金(税込)を全額返金するとのことです。
また、Amazonで購入した商品が開封済みの場合に商品代金(税込)の50%を返金しなければなりません。そして返品の条件として、返送料は負担しなければいけないということがあります。
トラブルや不具合による返品
続いてトラブルや不具合による返品による返品条件を見ていきたいと思います。こちらの返品条件は商品代金(税込)、配送料・手数料およびギフトラッピング料を全額返金または同一商品と交換となります。返送料は着払いで可能です。
この2つのパターンにおいて返品条件が変わってくるのでAmazonで購入した商品を返品したい場合にはまず返品条件を確認してください。
Amazonで返品する方法〜できるもの/できないもの〜
ここまではAmazonで購入した商品を返品する際の返品条件を紹介しました。ここからは早速商品の返品方法を見ていきたいと思います。しかし、返品ができるものと、返品ができないものがあるのです。返品できるものとできないものがあるのをご存知ですか?
まず、あなたがAmazonの商品を返品したいものが返品できるものか、返品できないものかについて見ていきたいと思います。それでは返品方法として返品できるものとできないものを詳しく見ていきます。
返品できるもの
Amazonで購入した商品を返品できるものから簡単に説明したいと思います。返品できるものは、
- Amazon.co.jpが発送する商品
- 7日以内に購入したKindle電子書籍
- Dash Buttonを通じて購入された商品
Amazon.co.jpが発送する商品
まず、返品できるものの一つ目が『Amazon.co.jpが発送する商品』とありますが、これは商品を購入する際に『Amazon.co.jpが発送する商品』という記載があります。この記載がある商品なら返品することが可能です。筆者も実際に返品しました。
7日以内に購入したKindle電子書籍
AmazonはKindleも展開していますよね。返品できるものとして『7日以内に購入したKindle電子書籍』なら返品ができます。
『Kindleストアでご購入いただいたKindle本は、購入間違いなどの場合、注文日から7日以内に限りAmazonの裁量にて返金を承っております。』上記のような記述がAmazonの公式サイトで明記されています。
Dash Buttonを通じて購入された商品
Dash ButtonはAmazonが開発した専用デバイスを使用するネット注文サービスです。このDash Buttonで購入された商品も返品することができるものです。Dash Buttonを通じて購入された商品の場合にはカスタマーセンターに連絡が必要です。
返品できないもの
続いてAmazonで購入した商品を返品できないものを簡単に説明したいと思います。返品できないものは、
- デジタルミュージック
- ゲーム&PCダウンロード商品
- Androidアプリストアから購入した商品
- 金庫
- プリペイド式商品
- 受注生産品/特注生産品/刻字入り商品
デジタルミュージック
詳しい理由は記載されていませんが、例えばAmazonプライム・ビデオで購入やレンタルした商品がまだ視聴していないのであれば48時間以内でしたら返品が可能ですが、デジタルミュージックは返品ができないものなので気を付けましょう。
ゲーム&PCダウンロード商品
Amazonで購入した、ゲーム&PCソフトダウンロードストアの商品は、 ご購入後の返品は一切承ることができません。というのがAmazon公式サイトに明記されています。こちらも返品ができないものとなっていますが詳しい理由は明記されていません。
Androidアプリストアから購入した商品
『Androidアプリストアから購入した商品』が返品できないものに含まれているのはどういったことなのかというと、例えばAndroidアプリストアでアプリや、アプリ内課金、Amazonコインは返品することができないものに含まれています。
金庫
Amazonで購入した金庫も返品できないものに含まれています。なぜ、返品ができないものに含まれているのかは詳しく書かれていませんが、貴重品など、大切なものを入れるのでトラブルを避けるためなのか気にはなりますが返品できないので注意しましょう。
プリペイド式商品
Amazonで返品できないものとしてプリペイド式商品があります。また、併せて、イベントチケットやサービスチケットなども返品ができないものに明記されています。
受注生産品/特注生産品/刻字入り商品
こちらは当たり前といえば当たり前ですが、特注や刻字入り商品はオーダーメイドなので返品することができないのです。もし、傷があったり、不具合があった場合には気にはなりますが、一度カスタマーセンターに連絡をして相談しましょう。
お客様都合の返品ができないもの
続いて、購入者、つまり、お客様都合で返品ができないものについて触れていきたいと思います。
- 日用品/家具/植物
- 本/雑誌
- ファッション/ビューティー
- Amazonパントリー
日用品/家具/植物
例えば、家具の色を間違えてしまった…。商品を間違えてしまったというものに関しては返品することができません。しかし、トラブルなどであれば返品ができます。筆者もAmazonで家具を購入したのですが板がわれていたりということがありました。
それは購入者の都合ではないので返品ができました。
本/雑誌
こちらも、商品を間違えて購入してしまったなどといった場合だと返品することができません。購入する際には決済の前にカートに入れたものが本当に欲しい商品だったのかを確認しましょう。
ファッション/ビューティー
こちらも例えばサイズを間違えてしまった、もしくはファンデーションのカラーが違うなどといった場合にも返品することができません。必ずカートに入れる前に商品があっているのかを確認しましょう。
Amazonパントリー
また、こちらはAmazonの日用品などを販売しているプライム会員のサービスですが購入した商品を返品することは不可能です。Amazonパントリーは上記のようなサイトで購入したものになります。
Amazonパントリーとは
Amazonパントリーとは、食料品や日用品などの『自宅で毎日使うようなもの』を1つのダンボールに詰めて届けてもらえるサービスです。 Amazonパントリーとは誰でも利用できるわけではありません。Amazonプライム会員だけが利用できます。
Amazonの返品のやり方/必要な手続き方法
Amazonで購入した商品では何が返品できるのか、できないものなのかというのはわかりましたね。それでは早速Amazonで返品するにあたっての必要な手続きの方法、やり方を見ていきたいと思います。手続きはAmazon.co.jpから発送された商品の手続き。
出品者から発送された商品の手続き方法と、この2つによって違いがあります。それぞれの必要な返品手続きの仕方・方法を見ていきたいと思います。
必要な手続き
まず、Amazonで購入した商品の必要な返品手続きには2種類あります。上記で簡単に説明しました。
- Amazon.co.jpから発送された商品の手続き
- 出品者から発送された商品の手続き
Amazon.co.jpから発送された商品の手続き
Amazon.co.jpから発送された商品の必要な手続きは、まず『注文履歴』にアクセスし、返品したい商品を選択します。
Amazonの商品の詳細ページで『商品の返品』を選択します。
返品理由を記入しましょう。100字程度の簡単な説明で大丈夫です。
返金か交換を選択し(返金のみの場合もある)、『次に進む』を選択します。
『返送手続きを開始』を選択してください。
返品用のラベルを印刷します。ラベルについては後述します。
こちらが返品用ラベルの例です。上部のラベルはただの返送先住所なので、手書きでも問題ありません。
上記のラベルは印刷して同梱してください。
数日後、返金が完了しましたとのAmazonからメールが届き、Amazonの注文履歴でも返品完了の旨が表示されます。必ず返金がされたかというのも後程確認をしましょう。配達時の段ボール箱があるならそれで、なければ自分で梱包します。返品用ラベルをお忘れなく。
あとは郵便局から集荷に来てもらうなり、コンビニへ持ち込むなり、ヤマト等の営業所へ持ち込むなり、なんでもいいので郵送すればOKです。
出品者から発送された商品の手続き
個人や企業が発送する『出品者が発送する商品』の場合の手続きは、返品可否の判断や返品方法は出品者が決めます。返品の申し込み手順は上記と同じですが、詳細な返品の流れは各出品者とメールでやり取りしてご確認ください。
返送の手順
さて、Amazonで購入した返品の手続き方法はわかりましたね。やり方は簡単です。ただ、少し面倒なのが、出品者から発送された商品の手続きですね。こちらは必ずメールのやりとりで漏れがないようにしましょう。続いては返送の手順を説明します。
それでは先ほど少しあったようにラベル印刷でプリンターを使う場合の手順と、プリンターを使わない場合手順の2つのやり方で説明したいと思います。
プリンターを使う場合の手順
プリンターを使う場合の手順から説明をしていきます。上記画面の『返品用ラベルと返送手順を表示・印刷』をタップして、返品用ラベルをプリンターで印刷します。
印刷した返品用ラベルが上記のものになります。プリンターを使う場合の手順・やり方は簡単ですね。
プリンターを使わない場合の手順
プリンターを使わない場合には次のうちのどれかを1点用意します。
- 「sp」で始まるバーコード
- 返品受付IDを自分で記載したメモ
- 梱包に貼られた送り状ラベル(梱包から剥がしたもの)
- 商品に同梱されることがある「納品書」
『sp』で始まるバーコードを探します。商品に貼られている場合は、それを剥がします。『sp』で始まるバーコードが届いた段ボールなどの梱包に貼られている場合は、剥がさずその箱で返送します。『sp』で始まるバーコードがない場合は、別のものを用意します。
『返送方法』の画面を下にスクロールすると『返品受付ID』が表示されます。バーコードのすぐ上に記載されている英数字が返品受付IDですので、それをメモします。『返送方法』の画面を下にスクロールすると『返品受付ID』が表示されます。
バーコードのすぐ上に記載されている英数字が『返品受付ID』です。それを紙に書き写します。
続いては商品が届いたときの梱包に貼られている『バーコードや問い合わせ伝票番号が印刷された送り状ラベル』を梱包からキレイに剥がします。
商品によっては『納品書』が同梱される場合があります。一緒に同封しておきます。これで返送する手順・返送の仕方は以上になります。
Amazonの返品の仕方〜送料〜
さて、ここまではAmazonで購入した商品の返品方法ややり方、そしてラベルの作成の仕方についてもみていきましたが意外と簡単ですね。続いて気になるのが返品時に発生する送料です。送料はどのようにしたらいいのでしょうか?
ここではAmazonで購入した商品の返品する際の送料について見ていきたいと思います。
返品する場合の送料
Amazonで購入した商品の返品する際に発生する送料ですが自己都合の場合は元払いで発送。もし着払いで送ったとしても、自己都合と判断されれば返金額から送料が引かれます。そのため自分都合の場合には元払いで必ず送りましょう。
不良品は送料負担なし
不良品や商品トラブルなどの場合には送料の負担はありません。また、送料だけではなく、配送業者の指定は特にありません。配送料については、初期不良やトラブルのある商品であれば全て着払いで問題ありません。返品に宅配便の方が来てくれます。
ちなみにここでは送料のお話もしていますが、筆者が実際にAmazonで購入した商品の返品する際に伝票の用意などもしなくて大丈夫とのことでした。
Amazonの返品の仕方〜住所〜
ここまで、Amazonで購入した商品の返品する方法ややり方を紹介してきました。簡単な返品の仕方でしたね。続いてAmazonで購入した商品の返品する際に返送する住所です。確かに一体どこに送っていいのかわからないかと思います。
では、Amazonで購入した商品の返品する際に返送する住所について見ていきたいと思います。
返品先の住所
Amazonで購入した商品の返品するときに返送する住所ですが、以下の2つに分けて、返送先の住所が違います。
- Amazonから発送された商品の返送先
- 出品者から発送された商品の返送先
それぞれ、どこの住所に商品を返送すればいいのか見ていきたいと思います。
Amazonから発送された商品の返送先
Amazonから発送された商品の返送先の住所は以下の2つになります。
- 〒350-1165 川越市 南台 1-10-15 アマゾン 川越FC 返品係
- 〒272-0127 市川市 塩浜 2-13-1 アマゾン 市川FC 返品係
これらがAmazonから発送された商品の返送先住所になりますが、住所を伝票に記入するのは自分の都合で返品をするときです。もし商品の不具合・トラブルだとしたら伝票も用意する必要はありませんし、住所も記入する必要がありません。
出品者から発送された商品の返送先
出品者から発送された商品の返送先の住所は商品によってもちろん変わっていきます。そのため、購入した商品のページにアクセスをして出品者名をクリックしましょう。返品ができるか、返送はどのようにしたらいいのかなどをメールなどで聞きます。
その際に返送先の住所も一緒に聞いておきましょう。
Amazonの返品の仕方〜返金方法〜
ここまで、Amazonで購入した商品の返品の仕方、やり方について紹介していきました。ただ、大事なことをわすれてはなりません。それは、返金方法です。すでにお金を支払っていると思うので不安になりますよね。
それではAmazonの返品の仕方として、返金方法について見ていきたいと思います。
返品した商品の返金方法
Amazonで返品した商品の返金方法として説明をしますが、支払い方法に応じて、返金方法が変わっていきます。支払い方法が、
- クレジットカードで購入した場合
- 代金引換/ネットバンキング/コンビニ払い/電子マネーで購入した場合
- 携帯決済で購入した場合
- Amazonギフト券で購入した場合
クレジットカードで購入した場合
クレジットカードで購入をした場合には、商品到着後1~3日ほどでカードに返金してくれます。
代金引換/ネットバンキング/コンビニ払い/電子マネーで購入した場合
代金引換/ネットバンキング/コンビニ払い/電子マネーで購入した場合には商品到着後1~3週間ほどで返金されます。Amazonギフト券か銀行振込。ギフト券であれば口座登録の必要がないため、銀行振込より早いのです。
携帯決済で購入した場合
携帯決済で購入した場合には、商品到着後1~3日ほどで、携帯決済サービス事業者経由で返金されます。
Amazonギフト券で購入した場合
Amazonギフト券で購入した場合には、商品到着後1~2日ほどで、ギフト券残高に戻される。
Amazonポイントで購入した場合
Amazonポイントで購入した場合には、商品到着後1~3日ほどで、ポイント残高に戻されます。
Amazonの返品の仕方〜返品状況の確認〜
Amazonで購入した商品の返品の仕方として続いては返品状況の確認を行っていきたいと思います。ちゃんと届いているのかというのが不安ですよね。それではみていきましょう。
返品状況の確認方法
Amazonで購入した商品の返品状況の確認は、かなり簡単な方法です。それでは詳しく見ていきたいと思います。
「注文履歴」から返品した商品を選択
返品状況を確認するには、次のの手順で可能です。アカウントサービスの注文履歴にアクセスします。
「返品状況の確認」をタップ
返品した商品の欄にある返品状況を確認するをクリックするだけです。
Amazonの返品の仕方〜注意点〜
Amazonで購入した商品の返品の仕方として注意点があります。Amazonで商品を返品する際に注意点を守らないと返品時にトラブルになります。それではどのような注意点があるのかを実際に見ていきたいと思います。
返品する時の気になる点/注意点
Amazonで購入した商品の返品する際の注意点としていくつか挙げていきます。
- 電話での返品について
- 開封済みの商品の返品
- 受け取り拒否での返品
- 返品できる期間
- 返品をしすぎた場合のAmazonでの評価
電話での返品
電話での返品はできます。ただしこちらから電話をかけるのではなく、Webで問い合わせてAmazonから電話をかけてもらう流れになります。電話する方法はAmazonサイトの下部『カスタマーサービスに連絡』をアップします。
『カスタマーサービスに連絡』と進みます。
『電話でのお問い合わせ』を選択します。
『注文内容について』をタップしましょう。
商品を選択して『お問い合わせを続ける』をタップします。
電話番号を入力して『今すぐ電話が欲しい』と進めば、Amazonから電話がかかってきます。あとは事情を説明し、サポートスタッフの指示を仰いでください。
開封済みの商品の返品
返品は可能です。お客様都合の返品で開封済みの場合、返金額が50%になります。配達時の段ボールは無くても問題ありませんが、商品の化粧箱は必要です。逆に『化粧箱にキズが付いているのが気に食わない(本体は無傷)』という場合は返品できません。
受け取り拒否での返品
受け取り拒否での返品はできます。『注文したけどやっぱりいらない』という場合は、配達時に受け取り拒否すれば大丈夫です。Amazonがそのやり方を認めており、問題なくキャンセルされます。
返品できる期間
返品できる期間は商品の到着から30日以内です。それ以降も返品できますが、20%減額されます。
返品をしすぎた場合のAmazonでの評価
返品しすぎて警告メールが来た、もしくは警告なしで一発アカウント停止になった、という報告がネット上に散見されます。Amazonに問い合わせてみたところ、その件については社外秘で回答できないとのことです。
基準はわかりませんが、ともかく返品のやりすぎは控えたほうが良さそうです。
Amazonでの返品方法はいかがでしたか?返品は何かのトラブルにもなりかねませんので必ず返品条件などを確認しておきましょう。Amazonで購入した商品を返品する際には参考にしてみてください。