2019年10月04日更新
Googleが「パスワードチェックアップ」機能をGoogleアカウントに追加!
GoogleがGoogleアカウントに保存されているパスワードが安全かどうかをチェックできる「パスワードチェックアップ」機能を追加、公開しました。GoogleがGoogleアカウントに「パスワードチェックアップ」機能を追加した内容についてご紹介します。
目次
Googleが「パスワードチェックアップ」機能をGoogleアカウントに追加
現地時間の10月2日、Googleは、Googleアカウントに保存されているパスワードが安全かどうかをチェックできる「パスワードチェックアップ」機能を追加、リリースを行いました。
今回新たにリリースされた「パスワードチェックアップ」機能については、日本のユーザーも利用可能となっています。
「パスワードチェックアップ」機能ですが、Googleアカウントそのものに組み込んだものとなっておりGoogleアカウントのパスワードマネージャーもしくはセキュリティ診断から利用することができます。
「パスワードチェックアップ」機能はセキュリティ診断の一機能として追加
米Googleでは、2月にChromeブラウザの拡張機能としてセキュリティ機能「Password Checkup」を発表していました。
Chrome拡張機能「 Password Chekup」はユーザーがネット上でユーザー名やパスワードを入力するたびに、Googleの持つ流出パスワードリストに含まれていないかをチェックしてくれると内容になっていました。
今回、リリースされた「パスワードチェックアップ」機能は、「Googleアカウント」の「セキュリティ診断」の1機能として組み込まれているとのことです。
Googleアカウント版「パスワードチェックアップ」機能について
Googleアカウント版「パスワードチェックアップ」機能は、Googleアカウントに保存したパスワードが安全かどうかをチェックする機能となっています。
Googleでは、ユーザーが設定しているパスワードが、不正使用のリスクがあるパスワードや、使い回しているパスワードをGoogleがチェックし、必要によって、修正を促すとしています。
「パスワードチェックアップ」機能でチェックできる内容について
「パスワードチェックアップ」機能でチェックできる内容については、Chrome拡張での機能と同様となっています。
「パスワードチェックアップ」では、ユーザーのパスワードが漏洩していないかという点に加えて、パスワードが使いまわされていないか、推測されやすい簡単なパスワード(AB1234など)を利用していないかなどがチェックできます。
なお、「パスワードチェックアップ」にて問題のあるアカウントが表示された場合には、「パスワードを変更」をクリックすると各サービスのパスワード変更ページが表示されます。
「パスワードチェックアップ」から、該当のサイトに移動し変更したり、Googleに保存されているパスワードをその場で変更したりといったことも可能になっています。
Googleでは、Chromのパスワードチェック機能も検討中
Googleでは、現在、Chromeの拡張機能として提供しているChromeのパスワードチェックアップ機能についても、将来のChromceのバージョンアップでブラウザの機能として組み込む計画を発表しています。
Chromeのパスワードチェックアップ機能については、Googleアカウントの「パスワードチェックアップ」よりも、さらに強力なものとなるとしています。
hromeのパスワードチェックアップ機能では、別途拡張機能をインストールしなくても、パスワードを入力するたびに、それが流出していないかが確認できるようになります。
なお、Chromeのパスワードチェックアップ機能のChromeへの統合は、今年後半リリースで追加される予定とのことです。