「iPhone8」への機種変更で気をつけるポイントを解説!
iPhone8への機種変更をする際は、気をつけるべきポイントがあります。ここではiPhone8への機種変更の際に気をつけるポイント、各アプリの引き継ぎ方法、iPhone8への機種変更の基本的な注意点について説明していきます。
目次
- 1「iPhone8」の販売価格
- ・「iPhone8」の価格表
- 2「iPhone8」への機種変更で気をつけるポイント〜修理費用〜
- ・割れやすいガラスボディを採用
- ・修理費用
- 3「iPhone8」への機種変更で気をつけるポイント〜ストレージ容量〜
- ・「iPhone8/iPhone8 Plus」は2種類のみ
- 4「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜バックアップ〜
- ・現在使用しているiPhoneのバックアップのポイント
- 5「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜LINE〜
- ・LINEアカウント引き継ぎのポイント
- 6「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜Suica〜
- ・Apple Payで登録しているSuicaの引き継ぎのポイント
- 7「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜ゲームアプリ〜
- ・ゲームアプリ引き継ぎのポイント
- 8「iPhone8」への機種変更時の「iOS 11」の注意点
- ・64bit非対応
- ・iCloudフォトライブラリのデータ消費
- ・最後に
- ・ 合わせて読みたい!iPhone8に関する記事一覧
「iPhone8」の販売価格
iPhone8へ機種変更する場合は、発売価格を把握しておく必要があります。iOSシリーズは他のスマホに比べて高額なので、機種変更前に費用を用意しておきましょう。
iPhone8はドコモ、ソフトバンク、auの3キャリアから購入することができますが、どのキャリアで購入するのが一番お得なのか、またSIMフリーの場合は価格はいくらなのかを知っておいてください。
またiPhone8のキャンペーンは2019年10月現在でも、実施されているところがあります。そうしたキャンペーンを活用することで、お得にiPhone8を購入できるのです。
「iPhone8」の価格表
同僚からiPhone8を安値でGET❗️
— まぁくん@ポケモンGO (@free_will1015) September 30, 2019
新品未使用で37440円🤑
複数台持ちで番号移行時に取り敢えず安いので契約した物を定価で譲り受けた❗️
今 使ってるiPhone6sがボロボロで最新機種は高いので中古を探してる最中かだったからラッキー❗️
これでポケGOも少し快適になるかなぁ〜😊#iPhone8#ポケモンGO pic.twitter.com/JdNdOVlHdo
iPhone8はiOSシリーズの中では比較的安い方です。しかしApple Store・ドコモ・ソフトバンク・au、それぞれで購入する場合で金額が違います。まずはApple Storeで購入する場合の金額です。
モデル | 32GB | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB |
iPhone XS Max | 124,800円 | 141,800円 | 164,800円 | ||
iPhone XS | 112,800円 | 129,800円 | 152,800円 | ||
iPhone XR | 84,800円 | 90,800円 | 101,800円 | ||
iPhone 8 Plus | 78,800円 | 95,800円 | |||
iPhone 8 | 88,776円 | 106,920円 |
3キャリアの比較
Apple Storeでは78,800円~106,920円の本体価格で販売されているiPhone8は、3キャリアで購入すると以下のような価格です。
機種代金 | キャンペーン | 実質負担金額 | |
ドコモ | 67,320円 | スマホおかえしプログラム −22,440円 |
44,880円 (月々1,870円×24) |
au | 74,880円 | アップグレードプログラムDX −37,440円 |
37,440円 (月々1,560円×24) |
ソフトバンク | 80,640円 | 半額サポート+ −40,320円 |
40,320円 (月々1,680円×24) |
このように機種料金はドコモが一番安い本体価格ですが、キャンペーンの割引でauで購入するのが一番安い価格で購入できます。
SIMフリー
Apple StoreではiPhone8の64GBをSIMフリーで購入することもできます。その場合の本体価格は52,800円です。通常のiPhone8の64GBは、Apple Storeで購入すると本体価格が88,776円なので、比較するとSIMフリーの方が36,000円前後安いです。
ちなみに2018年にヨドバシカメラでは「指定のアカウントに登録する」ことや「指定の割引オプションに加入する」こと、「指定の機種へ変更する」ことを条件に実質0円でiPhone8に機種変更できるキャンペーンを行っていました。
今はiPhone8 Xが発売されたのでこうしたお得なキャンペーンは、iPhone8よりも新しいモデルと対象としています。
「iPhone8」への機種変更で気をつけるポイント〜修理費用〜
iPhone8やiPhone8 Plusへ機種変更する場合は、修理費用を事前に知っておく必要があります。iPhone8やiPhone8 Plusは割れやすいガラスボディを採用しているのが注意点だからです。
割れやすいガラスボディを採用
iPhoneシリーズは2012年のiPhone5以降、ずっと本体がアルミ使用でした。アルミの本体は軽くて丈夫なので、少し乱暴に扱っても壊れることがありませんでした。
しかしiPhone8・iPhone8 Plusは、ガラスボディを採用しているのが注意点です。iPhone4と比較して50%深い強化層が使われているので、ただ落としただけで液晶も背面も割れてしまうことはほとんどありません。
ただそれでもアルミボディと比較すると割れやすいので、注意点として扱いには十分に気をつけるようにしましょう。また割れたときの修理費を知っておいてください。
修理費用
iOSデバイスを修理に出すときの注意点は、画面のみ破損している場合と、その他の部品が破損している場合では修理費用が違うことです。iPhone8・iPhone8 Plusが画面と背面両方割れてしまった場合は、修理費用が両方必要になります。
またiOSデバイスを購入してから30日間しか加入できないApple ID+に加入している場合と、していない場合では修理費用が違うことも注意点です。
ただApple Care+への加入料金は他のオプションと比較すると、大幅に高いです。もし故障しなかった場合は大きな損になるので、よく検討しましょう。
AppleCare+なし
Apple Care+に加入していない場合の修理費用は以下の通りです。iPhone8とiPhone8 Plusを比較すると、iPhone8 Plusの方が修理費用は高くなります。
画面の損傷のみ | その他の損傷 | |
iPhone 8 | 16,400円 | 37,800円 |
iPhone 8 Plus | 18,400円 | 43,800円 |
ガラスボディを採用しているiPhone8は、アルミボディのiPhoneと比較して、修理費用が高くなる可能性が高いです。修理費は多めに用意しておいて、いざという時に慌てないようにしましょう。
AppleCare+あり
Apple Care+に加入している場合は、修理費用が安くなります。万が一ガラスボディを破損してしまっても、修費用の心配は軽くなるのです。ただApple Care+の加入代金が発生するので気をつける必要があります。
AppleCare+加入代金 | 画面の損傷のみ | その他の損傷 | |
iPhone 8 | 14,800円 | 3,400円 | 11,800円 |
iPhone 8 Plus | 16,800円 | 3,400円 | 11,800円 |
このようにApple Care+に加入している場合のiPhone8とiPhone8 Plusの修理費用を比較とすると、Apple Care+への加入代金が違うだけで修理費用は同じです。
ただApple Care+に加入していない場合と修理費用を比較すると、Apple Care+加入料金を含めても「その他の損傷」の場合の修理費用が安くなります。
iPhone8では11,200円、iPhone8 Plusでは15,200円の差額なので、もし液晶ではなく本体を損傷してしまった場合はApple Care+に加入しておいた方がお得になります。
ただ液晶画面のみ損傷した場合は、Apple Care+に加入していない方が安くなります。iPhone8の場合もiPhone8 Plusの場合も加入なしの方が1,800円安いのです。Apple Care+への加入が損になることもあるのを頭に入れておきましょう。
「iPhone8」への機種変更で気をつけるポイント〜ストレージ容量〜
iOSデバイスは機種ごとに数種類のデータ容量を用意しています。iPhone8へ機種変更する際も、本体価格だけではなく、データ容量も比較して選びましょう。
「iPhone8/iPhone8 Plus」は2種類のみ
iPhone8・iPhone8 Plusの場合は、データ容量は64GBと256GBの2種類のみです。
64GBと256GB、それぞれのデータ容量の本体価格を比較すると、iPhone8(64GB)は88,776円、iPhone8 Plus(64GB)は78,800円です。iPhone8(256GB)は106,920円、iPhone8 Plus(256GB)は95,800円です。
iPhone8でもiPhone8 Plusでも1万円以上の差額があるので、本当に256GBもデータ容量が必要なのか考えてから選びましょう。
iPhone7で128GBを使用していた人はデータ容量に注意
iPhone8の64GBを契約して2年ぶりにauに帰ってきた
— ヤマジソラ a.k.a. Ymjsr (@the11sora) September 17, 2019
端末は0円でカケホ+1GBで月々2300円
カケホ付けれる分その辺の格安より優秀!(ニートにデータ容量は必要ない為)
ワンチャンiPhone11欲しけりゃ、下取り出してSIMフリー買えばいいだけである
ちな #PUBG_MOBILE は #スムーズ極限 できる
iPhone8への機種変更を考えている人の中でiPhone7の128GBを使用していた人は、iPhone8の64GBに変更するとデータ容量が足りなくなってしまいます。
この場合は、iOSデバイスに入っている写真や動画のデータをPCに移す必要があります。また使っていないアプリをアンインストールしたり、いらないメールを削除したりして、機種変更前にデータを整理しておきましょう。
「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜バックアップ〜
iPhone8へ機種変更するときは、今使っているiPhoneに入っているデータのバックアップをとりましょう。iPhoneの中のデータを一度すべてコピーして保存し、機種変更したiPhone8に復元するのです。
現在使用しているiPhoneのバックアップのポイント
機種変更前に今使っているiPhoneのデータのバックアップをとるときの注意点は、通信環境を気をつけることです。データのバックアップは、膨大な量のデータをコピーするので通信量を多く消費します。
iPhoneの4G回線ではなく、Wi-Fi環境で行ってください。Wi-Fi環境はフリーWi-Fiなどではなく、自宅や職場などのセキュリティーが充実していて信頼できるWi-Fi環境でバックアップをとりましょう。
iOSを最新バージョンにアップデートしておく
iPhone8に機種変更する場合は、機種変更前のiPhoneを最新バージョンにアップデートしておきましょう。iPhone8には最新のiOSが採用されているので、同じiOSでデータの引き継ぎをしないとデータが正常に移行しない可能性があるからです。
今使っているiPhoneをアップデートするためには、設定アプリから「一般」をタップしましょう。一般の画面から「ソフトウエア・アップデート」の項目を選んでください。
アップデートの画面になって、上の画像のような説明文が表示された場合はiOSが最新のものではありません。「ダウンロードとインストール」をタップして、アップデートしましょう。
iPhoneのOSアップデートも多くの通信量を消費しますので、Wi-Fi環境で行ってください。アップデートには数分かかり、再起動の際にiPhoneのパスワードを入力する手間があります。
バックアップを取る時は「暗号化」する
iPhoneのアプリやデータはiTune経由でiCloudに自動バックアップ、たまに全データをmacにバックアップしている。今回暗号化されたバックアップデータを復元するパスワードがわからなくて焦った。結局みつかったのだが、失った場合には復元する方法が全くないそうだ。
— 佐藤龍一 (@RyuichiSato) April 25, 2018
iPhoneのデータをバックアップする時に気をつけるポイントは、暗号化してデータが第三者に読み取られないようにすることです。
バックアップを暗号化する方法は、まずiPhoneとPCをUSBケーブルで接続して、PC側でiTunesを起動し、画面左上に表示されるiPhoneアイコンをタップします。
次にバックアップの操作画面で画面下にある「バックアップ」項目で「このバックアップ」のチェックアイコンをオンにし、「iPhoneのバックアップを暗号化」をオンに設定しましょう。画面右下にある「今すぐバックアップ」をクリックしてください。
データ移行が完了するまでデータは消さない
今使っているiPhoneのデータをバックアップした後の注意点は、iPhone8でバックアップの復元が終わらない限り、データを消さないように気をつけることです。
iPhone8・iPhone8 Plusでもしデータを復元できなかった場合、バックアップからやり直すことになるからです。iPhone8でデータを復元できたことを確認した段階で、機種変更前のiPhoneデータは削除してください。
「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜LINE〜
iPhoneのバックアップでは電話帳やメールアプリ、写真・動画などのデータを引き継ぎします。この時の注意点として、LINEアプリはiPhoneのバックアップ対象に入っていないので、個別でデータのバックアップ・引き継ぎをする必要があります。
LINEアカウント引き継ぎのポイント
LINEのデータをバックアップ・引き継ぎする方法は、LINEアプリを起動して「設定」アイコンをタップし、「アカウント」から「メールアドレス」を選びます。
メールアドレスが登録されていない場合は「未登録」になっていますし、登録されている場合はそのメールアドレスが表示されています。
メールアドレスを登録しておく
LINEのメールアドレスを登録する画面になったら「メールアドレス変更」もしくは「メールアドレス登録」の項目をタップしましょう。ここからLINEにメールアドレスを設定していきます。
あとはLINEの設定メニューから「トーク」をタップして「トーク履歴のバックアップ・復元」でバックアップをとりましょう。次に「アカウント引き継ぎ」をタップして、「アカウントを引き継ぐ」をオンにします。
この項目をオンにしてから36時間以内にiPhone8への機種変更を行って、LINEアプリから「ログイン」でアカウント引き継ぎを完了してください。
「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜Suica〜
iPhoneでモバイルSuicaを利用している場合も、iPhoneのバックアップ対象外になるので気をつけるポイントがあります。ここからはモバイルSuicaの引き継ぎの注意点を紹介していきます。
Apple Payで登録しているSuicaの引き継ぎのポイント
まずモバイルSuicaはSuicaアプリからデータを引き継ぎするのではなく、Apple Payからデータを引き継ぎます。iPhoneのホーム画面からApple Payアプリを起動しましょう。
Suicaのデータ引き継ぎ手順
今使っているiPhoneでの操作は、まずApple Payのトップ画面でSuicaを選択して、画面右下の「i」アイコンをタップします。「MySuica」画面の一番下にある「カードを削除」を選んで、次の画面で「削除」をタップしましょう。
次に機種変更のためにiPhone自体の引き継ぎを完了したiPhone8でWalletアプリを起動して画面右上のプラスアイコンをタップします。「続ける」アイコンをタップして「Suica」を選んだら、画面右上の「次へ」をタップし「完了」をタップしてください。
「iPhone8」への機種変更時の引き継ぎのポイント〜ゲームアプリ〜
iPhoneで楽しんでいるゲームアプリも、アプリによってはiOSバックアップの対象外になります。ゲームアプリはそれぞれのアプリによってデータの引き継ぎ手順が違うのが、気をつけるポイントです。
ゲームアプリ引き継ぎのポイント
例えばニンテンドーの「どうぶつの森 ポケットキャンプ」の場合はニンテンドーアカウントを作成して連携し、データをバックアップします。まず「メニュー」アイコンから「ニンテンドーアカウントと連携する」をタップしましょう。
引き継ぎコードなどを取得しておく
どうぶつの森 ポケットキャンプの場合はニンテンドーアカウントとの連携を完了させてから、機種変更を行いましょう。
このようにゲーム会社のアカウントと連携をしてデータの引き継ぎを行う場合もあれば、ゲームアプリから引き継ぎコードを発行したり、iCloudでのバックアップをしたりする場合もあります。
例えばパズドラの場合はiPhoneの設定アプリから「iCloud」を選び、「iCloud Drive」をオンにします。次に「パズドラ」をタップしましょう。あとはiPhone8でiCloudにサインインしてからパズドラを起動して認証しましょう。
「iPhone8」への機種変更時の「iOS 11」の注意点
iPhone8へ機種変更するときに、iOS 11にアップデートする場合は重要な注意点があります。ここからは機種変更の際にiOS 11だった場合の注意点を説明していきます。
64bit非対応
iOS 11は64bitに非対応です。古いゲームアプリなどは正常に起動しない可能性があります。この場合の対処法はないので、古いゲームアプリは諦めるか、機種変更前のiPhoneでゲームアプリに関するデータだけをとっておいて、そちらで楽しむかしましょう。
iCloudフォトライブラリのデータ消費
iOS 11はこれまでのiOS バージョンと比較すると、通信量の消費が激しいというデメリットがあります。その理由はiPhoneで撮影した写真や動画を自動でiCloudへ同期してしまうからです。
写真や動画のiCloudへの同期は大量に通信量を消費するので、4G回線の月間通信量を使い切ってしまう「パケ死」の状態になりやすいのです。
これを防ぐためには設定アプリから「写真」を選び、「iCloudフォトライブラリ」の項目にあるチェックアイコンをオフにしておきましょう。この設定を機種変更直後に忘れずにやっておけば、パケ死する心配がありません。
写真屋動画のバックアップは敵敵に手動で行うと、確実にWi-Fi環境でできるのでパケ死しないでデータを守ることができます。
最後に
いかがでしたか?iPhone8への機種変更は3キャリアでの本体価格の比較と、データのバックアップを忘れないことが大切です。本体価格が安いところで購入して、きちんとデータ引き継ぎしましょう!