2019年11月04日更新
【iPhoneXR】SIMフリーのメリット/注意点!購入方法も解説!
近年SIMフリーのスマホのニーズが高まっていますが、SIMフリー版の「iPhoneXR」はどのようにして入手することができるのでしょうか?今回はSIMフリー版「iPhoneXR」の入手方法を解説します。SIMフリーのメリットや注意点も参考にしてください。
目次
- 1【iPhoneXR】機能と特徴
- ・豊富なカラーバリエーション
- ・本体価格もiPhoneXSに比べて抑えめ
- ・IP67等級の耐水性能
- ・カメラはシングル
- ・Face ID搭載
- ・バッテリーの稼働時間が上昇
- 2【iPhoneXR】SIMフリー版の入手方法
- ・SIMフリーはSIMロックがかかっていないiPhone
- ・Apple公式で購入する
- ・Apple以外で購入する
- 3【iPhoneXR】SIMフリーのメリット
- ・キャリアの縛りがなくなる
- ・海外のSIMカードが使える
- 4【iPhoneXR】SIMフリーの注意点
- ・MVNOキャリアだとスペック過剰
- ・端末割引などはない
- 5【iPhoneXR】SIMロックを解除しフリーにできる条件
- ・docomo
- ・au
- ・SoftBank
- 6【iPhoneXR】SIMロックを解除する方法
- ・docomo
- ・au
- ・SoftBank
- ・合わせて読みたい!iPhoneXRに関する記事一覧
【iPhoneXR】機能と特徴
2018年に発売されたiPhoneシリーズの中でも「iPhoneXR」は「iPhoneX」の低価格版とされています。「iPhoneXR」は「iPhoneX」より安値で購入でき機能面も悪くはないのでコストパフォーマンスが良いiPhoneとして人気があります。
最近はSIMフリー版のiPhoneを購入したいと考える人も多いでしょう。今回は「iPhone XR」の基本的な機能と特徴、SIMフリーのメリットや注意点を解説します。また「iPhone XR」のSIMフリー版の入手方法についても解説します。
豊富なカラーバリエーション
まず「iPhoneXR」の特徴として挙げられるのは豊富なカラーバリエーションで、その色味の美しさにあると言えるでしょう。「iPhone XR」は他のモデルにはない色が入手できる点が大きな特徴です。
カラーは「ブラック」「ホワイト」「ブルー」「イエロー」「コーラル」「レッド(正式にはPRODUCT RED)」の6種類で、Appleによると塗料を7層に重ね塗りすることで鮮やかな色合いと高級感を実現したと言います。
本体価格もiPhoneXSに比べて抑えめ
「iPhone XR」は先に発売された「iPhone XS」「iPhone XS Max」ほどの機能やスペックは持っていませんが、「iPhone XS」よりも4万円ほど安く購入できる点は機能の差を考えてもとても魅力的な特徴のひとつと言えます。
iPhoneXSシリーズの価格が高額すぎて「さすがにスマートフォンに10万円以上出せない」という人は多いはずです。「iPhone XS」「iPhone XS Max」は高すぎる値段のせいでニュースにもなりました。
「iPhoneXR」はau、docomoでの発売価格は5万円以下となっている点が大きな特徴で、あまり変わらない機能とは思えないほどお得な値段になっています。
IP67等級の耐水性能
「iPhone XS」の機能面において防水規格はIP68等級ですが「iPhone XR」はIP67等級の耐水性能です。この数字は「iPhone XS」は水深2mまで、「iPhone XR」は水深1mまでなら30分は沈めておけるという特徴を表しています。
カメラはシングル
「iPhone XR」の特徴として、カメラ機能はシングルカメラなのでデュアルレンズの「iPhone XS」と同じレベルまで被写界深度を調節することは難しいとされています。
「ポートレート」モードで撮影した時に、被写体が人間でないとうまく背景をぼかすことはできない機能となっています。しかし「iPhone XR」のカメラ機能は写真でも動画でも「iPhone XS」と比較しても遜色ないレベルとされ、十分と言えます。
Face ID搭載
「iPhone XR」の機能面の特徴としてFace ID機能が搭載されている点が挙げられます。Face IDが搭載されたことで面倒な指紋認証が不要となり、ロックを解除する時瞬時に操作可能となります。
またFace IDは目を閉じた状態では解除できないので、セキュリティ面でも安心です。
バッテリーの稼働時間が上昇
「iPhone XR」の特徴として注目すべきポイントは、バッテリーの稼働時間です。通話時や通信時、音楽再生など、いずれの稼働時間も「iPhone XS」よりスコアを伸ばしていて、頻繁にスマホを利用するユーザーにとっては大きなメリットと言えます。
バッテリー容量などの情報は非公開ですが、Appleはバッテリー持続時間について「iPhone 8 Plus」より最大1.5時間長いと宣伝しています。
【iPhoneXR】SIMフリー版の入手方法
近年SIMフリーのスマホのニーズが高まっていますが、SIMフリー版の「iPhoneXR」はどのようにして入手することができるのでしょうか?「iPhoneXR」のSIMフリー版の入手方法を見ていきましょう。
SIMフリーはSIMロックがかかっていないiPhone
SIMフリー版iPhoneとはSIMロックがかかっていないiPhoneのことを言います。そもそもSIMとは、契約している携帯電話会社や料金プラン、電話番号などの情報がわかる固有のID番号が記録されたICカードのことです。
キャリアで契約すると必ずSIMロックがかかっている
通常、ドコモやau、ソフトバンクなど国内のキャリアから販売されている端末は、そのキャリアでしか通信できないようにSIMロックがかかっています。このSIMロックがかかっている端末では、他の通信事業者のSIMカードが利用できないようになっています。
SIMフリー版とはこのロックがかかっていない状態で、他の通信事業者のSIMカードを差して利用できる状態のことを指します。
Apple公式で購入する
SIMフリー版iPhoneを入手する方法として、一般的なのはApple公式で購入する方法です。Apple公式で入手するには全国に9ヶ所ある「Apple Store」か「Apple Online Store」で購入する方法があります。
Apple Store
Apple Storeは注意点として店舗数が少なく利便性が悪い面もありますが、正規販売店なので信頼性が高く、大きさが合うSIMカードであればどのSIMカードであっても使うことができるというメリットがあります。今現在Apple Storeは以下の9店舗あります。
Apple Storeの店舗は今後増減する可能性がありますので、最新の情報は以下のリンクから公式サイトで調べてください。
店舗 | 住所 | 電話番号 |
銀座店 | 104-0061 東京都中央区銀座3-5-12 サヱグサビル本館 | 03-5159-8200 |
新宿店 | 160-0022 東京都新宿区新宿3−30−13 新宿マルイ本館 | 03-5656-1800 |
渋谷店 | 150-0041 東京都渋谷区神南1-20-9 公園通りビル | 03-6670-1800 |
表参道店 | 150-0001 東京都渋谷区神宮前4-2-13 | 03-6757-4400 |
丸の内店 | 100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル | 03-4213-0500 |
名古屋栄店 | 460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-17-15 エフエックスビル | 052-238-2400 |
心斎橋店 | 542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋1-5-5 アーバンBLD心斎橋 | 06-4963-4500 |
京都店 | 600-8006 京都府京都市下京区 四条通高倉東入立売中之町83-1 | 075-757-8700 |
福岡店 | 810-0001 福岡市中央区天神2-5-19 | 092-778-0200 |
Apple Online Store
SIMフリー版iPhoneは以下のリンクからApple Online Storeでも入手できます。注意点としてApple公式から購入する方法は最も安心して購入できますが割引やキャンペーンなどがありません。多少お金を払っても安心して購入したい方におすすめです。
基本的に在庫があれば注文してから1~2日で到着するので、実店舗で購入する場合と比較しても入手できるまでの待ち時間に大きな差はありません。
Apple以外で購入する
Apple公式から購入する以外にも入手方法はあります。場合によってはお得に購入することも可能ですが、合わせて紹介する注意点をしっかり確認して購入するようにしましょう。
SIMフリー版取り扱いのネットショップ
全国の出品者が集まるAmazonなどの通販サイトやネットショップでも、多くのSIMフリー版iPhoneを扱っています。通販サイトから簡単にモデル比較ができる上、販売価格もApple Storeとあまり変わりません。
最近の通販サイトは決済方法が多様なため購入しやすくなっています。配達日数も短く、気軽にiPhoneを購入したい人にとってとても便利でしょう。ただ注意点としてネットショップの写真や説明で不明な点は、メールなどを通してきちんと確認しておきましょう。
スマホの中古販売店
もし中古でも気にしないのであれば、中古販売店からSIMフリー版iPhoneを購入することも可能です。良質な中古iPhone販売店を選ぶには、評判の高いチェーン店かフランチャイズ店を選んだ方が良いでしょう。
中古iPhoneはApple Storeで買うよりも安いため、少しでもお得にiPhoneを購入したい人におすすめです。注意点として耐久性に問題がある可能性があるので、できれば一度実物を触らせて貰った方が良いでしょう。
実物を見ることができる場合は消耗しやすいバッテリー状態をチェックすることが大切です。外観からはわからないことも、実際に実物を触ることによって操作に支障ないかなど確認することができます。
フリマやネットオークション
フリマやネットオークションでもSIMフリー版iPhoneを購入することが可能です。出品者の情報が確かめにくいのが難点で多少のリスクはありますが、新品や新品同様のiPhoneをお得に入手したい人にとっては、オークションサイトは有力な購入先でしょう。
注意点としてフリマやオークションサイトを利用する場合、万が一の時の保証があるサイトが良いです。保証があれば落札する時も安心です。フリマやオークションは出品者の顔が見えないため、最低限、運営者と保証内容についてしっかりと調べましょう。
【iPhoneXR】SIMフリーのメリット
では次にSIMフリー版iPhoneを利用するメリットについて見ていきましょう。
キャリアの縛りがなくなる
キャリアのiPhoneは一定期間経たないとSIMロックの解除ができませんが、SIMフリー版のiPhoneは最初からSIMロックが解除されているという特徴があります。そのためSIMフリー版のiPhoneは好きな通信事業者と契約することが可能です。
SIMフリー版iPhoneであれば、格安SIMを含め好きな通信事業者と契約をすることができる点が大きなメリットです。大手携帯キャリアは最低利用期間など契約期間の「縛り」が存在します。
一般的に「2年縛り」等と呼ばれるものですが、契約更新期間以外で解約・乗り換えをすると違約金が発生します。
一方で格安SIMの場合は最低利用期間が設定されていないこともあり、もし設定されていても大手携帯キャリアよりずっと短いのが特徴です。
当然違約金も発生しないので、自分の好きなタイミングで他の携帯会社に乗り換えることができる点は大きなメリットと言えるでしょう。
対応していればMVNOキャリアでお得に使える
SIMフリーiPhoneを購入すれば、MVNO(仮想移動体通信事業者・所謂格安SIM業者)のSIMを使って携帯料金を抑えお得に利用することが可能です。端末にはお金を使って新作を試したくても、毎月かかる携帯代を安くしたい方は多いでしょう。
格安SIMはSIMロックがかかったままでは利用できず、SIMフリーの状態で初めて格安SIMが利用できます。SIMフリー版を購入すれば携帯料金がお得に利用できる点は大きなメリットと言えます。
海外のSIMカードが使える
日本で使っているスマホは「国際ローミング料」を支払い海外でもそのまま利用できますが、海外の旅行先でデータ通信を使う場合は海外のSIMカードを使った方が断然お得です。
最近は旅行者向けに空港内やネットショップで現地の通信用SIMカードが販売されています。海外旅行の多い人もSIMフリーiPhoneを購入し海外のSIMカードを使った方がローミングサービスを利用するよりも確実にお得に利用できます。
【iPhoneXR】SIMフリーの注意点
紹介したように携帯料金が抑えられメリットの大きいSIMフリーですが、SIMフリーのデメリットや注意点もきちんと把握しておきましょう。
MVNOキャリアだとスペック過剰
SIMフリーを利用するにあたっての注意点は、通信速度の低下が挙げられます。格安SIMの回線というのはキャリア(ほとんどドコモ)から回線を借りています。
キャリアの回線という安心材料であるのと同時に、借りている回線の太さによって回線の混雑が起きやすくなる点がデメリットと言えます。例えばスマホを利用する人が増えるお昼の時間などは、キャリアに比べてずっと遅くなることもあります。
格安SIMが表示している通信速度は理論値や最高速度なので、常にその速度であるわけではないという注意点を理解しておきましょう。
また格安SIMに切り替えたからといって、確実に通信料がお得になるわけではありません。例えば格安SIMは通話し放題のプランがないため、電話をたくさんする方であればキャリアの方が安く済む場合もあります。
なんとなくで格安SIMに切り替えると、料金はさほど変わらないのに通信速度の低下など不便さだけを感じることもあるのでこの点をきちんと頭にいれておきましょう。
端末割引などはない
キャリアではiPhone購入時に割引されることがほとんどですが、SIMフリー版iPhoneは端末割引サービスがない点はデメリットと言えるでしょう。最新iPhoneは決して安くないためその点は頭にいれておかなければなりません。
SIMフリー版iPhoneを購入する場合は、この注意点をしっかりと把握しておかないと思わぬ出費に戸惑うことになります。
分割にするならクレジットカードが必須
一括でiPhoneを購入できる人であれば問題ないかもしれませんが、もし分割で購入しようと考えるのであれば基本的にクレジットカードが必須となっています。またSIMフリー版iPhoneを分割で購入する場合利息が発生するケースがあるので注意が必要です。
大手キャリア版のiPhoneは無利息で分割払いすることができますが、Apple Storeで購入する場合キャンペーン時以外は分割払いで利息が発生します。
利息は分割の回数によって異なりますが、支払い回数を増やせば通常は利息が多くなるので、分割払いで購入する際は支払い回数と利息にも注意しておきましょう。少しでも安くiPhoneを購入するためには大切なことです。
【iPhoneXR】SIMロックを解除しフリーにできる条件
「docomo」「au」「SoftBank」などキャリアで購入したスマホのSIMロックを解除し、SIMフリースマホにすることは可能です。キャリアで契約している方は、使っているスマホをそのまま使って格安SIMに乗り換えることができます。
ではSINロックを解除してSIMフリーにできる条件をそれぞれのキャリアごとに見ていきましょう。
docomo
「docomo」でSIMロックを解除しSIMフリーにできる条件は以下の4つとなっています。
- 契約者本人であること
- 2015年5月以降に発売されたSIMロック解除対象の端末であること
- 購入から100日経っていること
- ネットワークの利用制限などを受けていないこと
端末を一括購入の場合している場合は、購入から100日経っていれば即日でSIMロック解除が可能です。分割払いの場合、代金の精算が済んでいれば即日でSIMロック解除が可能となります。
au
「au」でSIMロックを解除しSIMフリーにできる条件は以下の4つとなっています。
- 契約者本人であること
- 2015年5月以降に発売されたSIMロック解除対象の端末であること
- 購入日を1日目として101日経っていること(端末を一括購入の場合は、即日でSIMロック解除が可能)
- ネットワークの利用制限などを受けていないこと
SoftBank
「SoftBank」でSIMロックを解除しSIMフリーにできる条件は以下の3つとなっています。
- 契約者本人であること
- 2015年5月以降に発売されたSIMロック解除対象の端末であること
- ネットワークの利用制限などを受けていないこと
「SoftBank」では端末を一括購入の場合は、即日でSIMロック解除が可能となっています。分割購入の場合は、購入日から101日経っていることが条件となります。
【iPhoneXR】SIMロックを解除する方法
どのキャリアでも、SIMロックを解除するのは「Web(キャリアのマイページ)」「電話」「店頭」から行うことができます。ではそれぞれのキャリアでのSIM解除の方法を解説します。
また、SIMロック解除を自分で行う場合は「IMEI番号」と呼ばれる端末の識別番号が必要となりますので、以下の方法で確認しておきましょう。
IMEI番号の確認はiiPhoneの「設定」画面から「 一般」をタップし、「情報」という項目から「IMEI番号」を確認できます。
docomo
docomoは以下の3つのSIM解除方法があります。
My docomoで解除
「My docomo」から手続きで自分で行う場合は無料で行えお得です。
- 「My docomo」にアクセスし「ドコモオンライン手続き」をクリック
- 「SIMロック解除 」から「 お手続きへ」の順で進む
- IDとパスワードを入力してMy docomoにログイン
- IMEI番号を入力し「次へ」をクリック
- 注意事項などをチェックして「手続きを完了する」をクリックすると申し込み完了
電話サポート
docomoの電話サポートでSIM解除手続きを行うと手数料3,000円がかかります。docomoの携帯電話からは局番なしの「151」(無料)から申込み可能です。
ショップ
docomoショップでSIM解除手続きを行うと手数料3,000円かかり、1人につき2台までとなっています。
au
auは以下の2つのSIM解除方法があります。
My auから解除
「My au」から手続きで自分で行う場合は無料で行えお得です。
- 「My au」のSIMロック解除可否判定ページへアクセス、IMEI番号を入力後、判定をクリック
- 判定結果が「〇」であれば、「こちらからお手続き」のリンクをクリック
- 表示されている電話番号や機種名が合っていることを確認し、選択をクリック
- 契約時に設定している4桁の暗証番号を入力し、次へをクリック
- 注意事項や解除理由などをチェックボックスで確認し「この内容で申し込む」をクリックで完了
ショップで解除
auショップでSIM解除手続きを行うと手数料3,000円かかります。
SoftBank
SoftBankは以下の2つのSIM解除方法があります。
My Softbankで解除
「My Softbank」から手続きで自分で行う場合は無料で行えお得です。
- 「My SoftBank」にアクセスし、携帯電話番号とパスワードを入力してログイン
- PCの場合はタブから料金プラン/オプションの確認・変更から「SIMロック解除対象機種の手続き」 (スマホの場合は契約確認・変更から「SIMロック解除対象機種の手続き」)
- IMEI番号を入力し「次へ」をクリック
- 注意事項を確認し「解除手続きをする」をクリック
- 「SIMロック解除方法を見る」をクリックし指示に従って操作を完了
ショップで解除
SoftbankショップでSIM解除手続きを行うと手数料3,000円かかります。