セブンイレブンはNTTインターネットが運営を行っているスマートフォンによるコンビニ収納サービス「マイペイメント」を2020年2月より全国で導入することに合意したことを発表しました。「マイペイメント」を全国のセブンイレブンが導入する件についてご紹介します。
セブンイレブンはNTTインターネットが運営を行っているスマートフォンによるコンビニ収納サービス「マイペイメント」を、2020年2月より全国のセブンイレブンにて導入することに合意したことを発表しました。
スマートフォンによるコンビニ収納サービス「マイペイメント」とは、これまで紙で発行されていた請求書をバーコードに変更し、店頭にてスマートフォンに表示されたバーコードを提示することで支払が完了するペーパーレスな決済を実現するサービスです。
スマートフォンによるコンビニ収納サービス「マイペイメント」とは、どんなサービスとなっているのかご紹介していきましょう。
コンビニ収納サービスについては、国内で年間10億件と非常に多くのユーザーが利用しているサービスですが、請求書が紙で発行されることがボトルネックとなっています。
請求書を発行する企業側のデメリットとしては、請求書の印刷や郵送を行う必要があり、支払いを受け付けるコンビニ側は請求書控えの郵送する必要や保管コストがかかってしまう点があげられます。
また、コンビニ収納サービスを利用するユーザーも、請求書が届くまでの時期にズレが発生する点や請求書の紛失などのリスクがあります。
「マイペイメント」サービスとは、請求書となる料金払込票のバーコードを、スマートフォンの画面上に表示を行い、コンビニ店頭で店員さんにバーコードを読み取って決済を行うサービスとなっています。
「マイペイメント」サービスを利用するメリットとしては、請求書をペーパーレス化することにより、請求から収納までの時期を短縮ができる点があります。
また、「マイペイメント」サービスでは、請求書の印刷や郵送を行う必要がないため、企業側の印刷費や郵送費などのコスト削減につながるとしています。
それでは、スマートフォンによるコンビニ収納サービス「マイペイメント」サービスの特徴についてご紹介していきましょう。「マイペイメント」サービスの特徴については以下のようになっています。
① | 支払いの利便性を向上 | ユーザーが料金払込票を持ち歩く必要がなく、スマートフォンだけでいつでも簡単に支払うことができる |
② | 請求から収納までの時期を短縮 | 請求情報をスマートフォンに送るのでユーザーがすぐに代金を支払いできる状態になる |
利用企業はユーザーの収納情報をリアルタイムで確認することが可能となる | ||
③ | 収納コストを削減 | 請求書の印刷費や郵送費が削減可能となり、電子帳票対応なので収入印紙も不要 |
④ | 専用のアプリが不要 | ユーザーは専用のアプリをインストールする必要がなく、スマートフォンの標準機能のWebブラウザでバーコードを表示することが可能 |
「マイペイメント」サービスでは、請求元の企業からスマートフォンに送られてくるバーコード表示用URLが送られてくる時期については、請求が発生した段階ですぐに送付されます。
「マイペイメント」サービスを利用するユーザーは、請求元の企業からスマートフォンに送られてくるバーコード表示用URLを受け取り、コンビニの店頭でバーコードを読み取ってもらい支払いを行う流れとなっています。
「マイペイメント」サービスを利用する企業では、ユーザーのスマートフォンに請求内容のURLを通知し、 ユーザーがスマートフォンにてバーコードを表示して料金を支払いを行うと、リアルタイムに支払い済み情報が確認できます。
「マイペイメント」サービスの導入先について、現段階では、国分グローサーズチェーン株式会社・株式会社しんきん情報サービス・ミニストップ株式会社のコンビニで対応可能となっています。
今回、セブンイレブンが取り扱いを開始することで、全国の都道府県で利用が可能となり、ユーザーの利便性の向上を図ることができるとされています。
また、株式会社セイコーマートでも、開始時期を2020年2月に予定しており、今後は、そのほかの主要コンビニにおいても取り扱いできるように取り組みを進めていると説明しています。