iOS版「MAMORIO」アプリにおいて、紛失検知エンジンの大幅なアップデートが行われ、紛失防止性能が強化されました。「MAMORIO」アプリでは消費電力を減らし位置情報の精度を向上させるなど検知強化を行い、さらに新機能「持ち物チェック」が搭載されています。
iOS版「MAMORIO」アプリver 4.0.0において、紛失検知エンジンの大幅なアップデートが行われ、紛失防止性能が強化されました。
アップデートの主な内容は商品電力を減らし位置情報の精度を向上させるなどの改善を行い、さらに新機能「持ち物チェック」が搭載されています。
「持ち物チェック」機能と「MAMORIO」独自のARトラッキング「カメラでさがす」機能を組み合わせることとで、さらに紛失したものを検知しやすくなります。今回はアップデートで改善された内容と新機能「持ち物チェック」について解説します。
iOS版「MAMORIO」の主なアップデート内容として、アプリの消費電力を従来バージョンと比較し70%〜90%低減し、誤通知を大幅に減らし位置情報精度を最大300%向上させ、これまでより早いタイミングでの置き忘れの通知を行えるように改善しています。
「MAMORIO」アプリでは、24時間365日Bluetoothを検知することで紛失を検知し「紛失防止アラート」機能が搭載されています。
いつ起こるか分からない紛失に対応するための有難い機能ですが、一方で消費電力の多さや誤検知の増加が問題となっていました。
iOS版「MAMORIO」アプリでは、これまでのBluetoothを主とした検知エンジンとは別の独自のノウハウを活用した新たな検索エンジンへアップデートし、消費電力の低減と紛失の誤検知の改善を実現しています。
「MAMORIO」のアップデート後は、Bluetoothの接続状況だけでなく、位置情報の変化や車や徒歩などユーザーの移動方法など様々な状況から判断して紛失通知を誤検知なくユーザーに送信するようになります。
「MAMORIOアプリ」の新機能「持ち物チェク」とは、新開発の「リアルタイム・ビーコンモニタリング」を「MAMORIOアプリ」に実装することで実現しています。
この「持ち物チェック」機能を利用することで、リアルタイムに「MAMORIO」が発信している電波を検知し、持ち物が自分の手元にあるかどうかをレベルメーターで表示することができます。
「持ち物チェック」機能は「MAMORIO」独自のAR技術「カメラでさがす」機能を併用することでさらに便利に利用することができます。
例えば、屋内での探し物の際に「持ち物チェック」機能で紛失物が近くにありそうだと検知しているのに見つからない場合、「カメラでさがす」機能を併用すると見つけやすくなります。
これは所持品の確認のほかにも、このレベルメーターの表示を活用して、バッグの中やベッドの下などの見えない場所にある紛失物を探したり、MAMORIOの故障や電池切れの確認をしたりもできます。
これは「MAMORIO」が発信している「電波」を検知することで探し物が見えない場所にある時や騒々しい屋外など音が聞こえづらい場所にいる時にも力が発揮できるわけです。
また複数の持ち物確認もできるように一覧で表示されるようになっています。