「Acrobat」がGoogleドライブから直接利用可能となる「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を開始しました。今後は「Acrobat」にてGoogleドライブから直接PDFの作成や表示などが対応可能となります。
「Acrobat」が、2月25日より、G Suite Marketplaceにて「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を開始したことを発表しました。
Acrobatユーザーは、有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」を利用して、Google ドライブから直接PDFの作成や表示、注釈の追加などを行うことができるようになります。
それぞれのアプリを切り替えることなく、Google ドライブから直接、作業ができるようになる今回の統合は、 Google ドライブを利用中のAcrobatユーザーにとって、待望の機能となっています。
Google ドライブから直接PDFの作成や表示ができる有料版の「サブスクリプションプラン」についてご紹介していきましょう。
Acrobat DCのPDF関連機能すべてが利用できる有料版の「サブスクリプションプラン」は、「Acrobat Pro DC」もしくは、「Acrobat Standard DC」のいづれかを年間契約もしくは、月々契約を行う必要があります。
有料版の「サブスクリプションプラン」では、常に「Acrobat DC」の最新版を利用できるようメンテナンスされるため、個々に製品をアップグレードを行う必要がない点も大きな特徴といえます。
なお、「サブスクリプションプラン」のライセンス1契約あたりの基本月額料金については、次の通りとなっています。
プラン | 利用料金 |
Acrobat Pro DC | 1,580円 |
Acrobat Standard DC | 1,380円 |
Adobe Sign個人ユース版 | 1,007円 |
それでは、「Adobe Acrobat for Google Drive」の特徴についてご紹介していきましょう。
「Adobe Acrobat for Google Drive」は、Google ドライブに「Google スプレッドシート」や「Google ドキュメント」をはじめとして、 JPEG、 PSD、 PDFなど様々なファイルをGoogle ドライブに保存しているデータが利用対象となっています。
「Adobe Acrobat for Google Drive」では、Acrobat PDFツールを利用して、 Google ドライブから直接PDFの作成を行ったり、表示ができるようになっています。
その他にも、 Google ドライブから直接注釈の追加や修正、ファイルの共有ができるようになり、 電子サインを行えるようになりました。
Acrobatの有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」で利用できる機能については、以下の通りとなっています。
Acrobatの有料版「Adobe Acrobat for Google Drive」を利用するには、「G Suite Marketplace」 のサイトにアクセスを行い、インストール、ダウンロードすることができます。