新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための休校を考慮し「週刊少年ジャンプ」や「月刊コロコロコミック」などが期間限定にてネットやアプリで無料で配信されています。休校でも楽しめる期間限定の「週刊少年ジャンプ」や「コロコロコミック」の無料配信についてご紹介します。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置として、全国の公立学校にて臨時休校の措置が取られています。
大手出版社の集英社と小学館では、これを考慮し「週刊少年ジャンプ」や「月刊コロコロコミック」などが期間限定にてネットやアプリで無料で配信されています。
集英社と小学館では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全国の学校に臨時休校するよう要請したことを受けた取り組みを発表しています。
集英社と小学館では、漫画雑誌の読者である子どもや青少年、少女が自宅待機を余儀なくされていることを考慮し、ネットやアプリで無料配信を行うこととしたとのことです。
集英社では、ネットやアプリでの無料配信の対象として、「週刊少年ジャンプ」が配信されており、小学館では「コロコロコミック」や、少女漫画の「ベツコミ」などを無料公開しています。
それでは、ネットやアプリで無料配信される漫画や雑誌についてご紹介しておきましょう。集英社では、漫画雑誌として幅広い年齢層のユーザーに人気の「週刊少年ジャンプ」の2020年1号から先週発売した13号までを無料公開を行っています。
小学館では、「週刊少年サンデー」の1号から12号までの漫画雑誌や、「月刊コロコロコミック」1月号を無料配信を実施しています。
その他、単行本の「ハヤテのごとく!」の全52巻や、「史上最強の弟子ケンイチ」の全61巻についても、ネットやアプリを通じて全巻無料で読めるようになっています。
「週刊少年ジャンプ編集部」では、発売済みの「週刊少年ジャンプ」のバックナンバーである、2020年の1号から13号を、期間中、漫画アプリ「少年ジャンプ+」と集英社の総合電子書店「ゼブラック」にて無料配信しています。
今回、「週刊少年ジャンプ」のバックナンバーである、2020年の1号から13号の無料配信については、10冊以上のバックナンバーが、一度に無料配信となるのは、初めてとなっています。
なお、無料配信の期間については、2020年3月2日(月)正午より3月31日(火)23時59分までの期間となっています。
2018年7月に、西日本を中心とした豪雨が発生した影響として、「週刊少年ジャンプ」では、国内一部エリアへの配送に大きな影響が出たことがありました。
その際、「週刊少年ジャンプ」では、多くの読者が配送遅延などの影響で、「週刊少年ジャンプ」が読めなくなることの対策として、インターネット上で、「週刊少年ジャンプ」最新号の無料配信を行っています。
小学館が出版している「コロコロコミック」では、2019年12月5日に発売された「コロコロコミック」1月号を、丸ごと一冊ネット上に公開しており、パソコンやスマホ、タブレットにて無料で読めるようになっています。
また、2019年12月21日発売となった「コロコロ」2月号と「コロコロイチバン!」2月号の無料配信を行い、今後も一週ごとのスケジュールで続々公開していく予定となっています。
なお、小学館が「コロコロコミック」の無料配信を行う期間については、3月末までの期間を予定しています。
今回の無料配信に際し、「コロコロコミック」の秋本武英編集長は、「ココロは一つ!『ガッツな笑いとド迫力!』思いっ切り楽しんでくださいね!!」と呼びかけています。
少女漫画誌の「ベツコミ」では、3月2日から15日までの2週間の期間限定にて、「ベツコミ」のバックナンバーとなる2019年12月号・2020年1月号・2月号の3冊を無料配信を行っています。
少女漫画誌の「ベツコミ」の編集長は、無料配信について、「お子様が家で過ごす時間が多くなる時だけに、ベツコミ編集部でできることを少しでもしたくて、無料配布することにいたしました。物語の世界を楽しんでいだけたら幸いです」と述べています。
なお、小学館は、「Sho-Comi」/「Cheese!」/「プチコミック」/「ちゃお デラックス」/「月刊flowers」についても無料公開を行っています。
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