Twitterに投稿した履歴ファイルがJSONだけではなくHTMLでもダウンロードが可能になったことが発表されました。ユーザーがTwitterに投稿した履歴ファイルはこれまでJSONのみで対応可能でしたが今後HTMLにも対応可能となります。
日本時間の3月12日、Twitterに投稿した履歴ファイルがHTMLでもダウンロードが可能になったことが発表されました。
Twitterでは、これまで、ユーザーが投稿したツイートの全履歴は、JSONでのみ、ダウンロードすることが可能でしたが、今後は、HTMLファイルとしてダウンロードできるようになります。
Twitterでは、ユーザーが投稿した履歴のデータアーカイブをダウンロードする機能を以前から提供を行っています。
履歴のデータアーカイブをダウンロードする機能は、サービス開始の段階では、ダウンロードした書庫ファイルにはJSONデータのみではなく、HTMLファイルも付属されていました。
ですが、現段階では、TMLファイルには対応しておらず、JSONデータのみでのダウンロードデータの提供となっていました。
Twitterでは、ユーザーから使いづらいという要望を受け、ツイート・いいね・DMなどを切り替えることができるインデックスや検索機能を搭載したHTMLファイルの提供を再度行うようにしたようです。
「JSON」とは、JavaScript Object Notationを略したもので、XMLなどと同様に、テキストベースのデータフォーマットのことを指しています。
「JSON」は、JavaScriptのオブジェクト表記構文のサブセットとなっており、XMLと比べると簡潔に構造化されたデータを記述することができるため、記述が容易で、ユーザーにとって、分かりやすいデータフォーマットとなっています。
「JSON」は、JavaScriptとの相性が非常に良いこともあり、現在ではAjaxでのデータ交換フォーマットとして広く活用されています。
Twitterに投稿した履歴のデータが、JSONだけではなくHTMLでもダウンロードが可能になったメリットについてご紹介していきましょう。
今後は、ユーザーが投稿した全てのツイート履歴をHTMLにてダウンロードすることで、Twitterに保存されている情報を最初のツイートから順に確認することができます。
また、ツイート・いいね・DMなどを切り替えることができるインデックス機能や検索機能を搭載しており、従来よりも利便性が向上するメリットがあります。
Twitterの投稿履歴データをダウンロードする方法については、まず、Twitterアプリのトップメニューからプロフィールアイコンをタップし、「設定とプライバシー」 をタップします。
次に、「アカウント」をタップし、データと許可項目内の 「Twitterデータ」をタップしましょう。続いて、「データをダウンロード」ヘ進み「Twitter」 の隣に表示されている「データをリクエスト」をタップします。
「データをリクエスト」を行うと、ダウンロードの準備ができ次第、プッシュ通知にて通知され、通知が到着したら、設定画面の「データをダウンロード」から、「アーカイブをダウンロード」をタップします。
また、ダウンロードの準備ができると、ダウンロード用のリンクを記載したメールもTwitterアカウントに登録されているメールアドレスに送信されてきます。
ユーザーは、メールを受信したら、Twitterアカウントにログインした状態で「ダウンロード」ボタンをクリックし、ツイート履歴の.zipファイルをダウンロードができるようになります。
全ツイート履歴をリクエストする際は、「全ツイート履歴をリクエスト」を行う前に、Twitterアプリにメールアドレスの登録を行っておく必要があります。
また、「全ツイート履歴をダウンロード」する際には、ユーザーが利用しているブラウザより、Twitterアカウントにログインすることが必要です。
なお、Twitterの全ツイート履歴のダウンロードができるようになるには、リクエストから、数日、時間がかかる場合もあります。