SkypeにてMicrosoftアカウントもダウンロードも不要の無料ビデオ会議サービス「Meet Now」機能を公開したことが発表されました。Skypeが公開したアカウント/ダウンロード不要でビデオ会議が可能となる「Meet Now」についてご紹介します。
現地時間の4月3日、米Microsoft傘下のSkypeにて、Microsoftアカウントもアプリのダウンロードも不要の無料ビデオ会議サービス「Meet Now」機能を公開したことを発表しました。
Skypeでは、新機能の追加により、主催者が数クリックすることにより、無料のWeb会議を開始することが可能となります。
アプリのダウンロードも不要の無料ビデオ会議サービス「Meet Now」機能をリリースした背景としては、新型コロナウイルスの影響により、在宅でのテレワークや、自宅学習をする人が増加したことが大きく影響してるとみられています。
現在、新型コロナウイルスの影響を受け、簡単にテレビ会議を利用できる「Zoom」に人気が集まっていました。
ですが、テレビ会議を利用できるサービス「Zoom」では、利便性を向上しすぎたことで、セキュリティやプライバシーの問題が複数、発生し、指摘されています。
今回、Microsoft傘下の「Skype」が、Microsoftのアカウント不要で、アプリのダウンロードも必要なく利用できるビデオ会議サービス「Meet Now」は、多くのユーザーが心待ちにしていた機能といえるでしょう。
公開が開始されたSkypeの新機能「Meet Now」についてご紹介していきましょう。「Meet Now」機能の特徴については、MicrosoftアカウントやSkypeアプリをインストール、ダウンロードする必要がなく、利用できるのが特徴となっています。
今まで、「Skype」では、アカウント不要で、会議に参加する場合、「ゲスト参加」にて対応可能となっていましたが、「Meet Now」については、会議の主催者側も、アカウントやアプリが不要で会議を行うことができます。
なお、「Meet Now」を利用するには、すでに「Skype」アプリが、インストール・ダウンロードされている場合には、「Skype」アプリから利用することができます。
また、「Skype」アプリがインストール・ダウンロードされていない場合は、「Chrome」もしくは「Edge」で動作するウェブクライアントで対応可能となります。
Skypeの新機能「Meet Now」機能の特徴については、画面の共有が可能となる点など、他にも、次の点が挙げられます。
「Meet Now」機能の特徴 | ||
① | Skypeの機能をビデオ会議でフル活用が可能 | |
② | 通話を記録しておき、後で見直してメモを取ることが可能 | 記録は最大30日間保管される |
③ | 背景ぼかし機能を有効できる | 外出先にいる場合やビデオ会議の準備の時間を取れなかった場合に有効活用できる |
④ | プレゼンテーション・作業の資料・デザインなどを会議通話中に簡単に共有できる | チャットでコラボレーションし、作業をレビューしてもらうことが可能 |
Skypeの新機能「Meet Now」機能の利用方法ですが、まず会議を開始するには、ウェブから直接会議を作成するか、Skypeにサインインして「 今すぐミーティング」ボタンを選択します。
次に、表示される通話リンクと「 招待を共有 」ボタンが表示されます。開始する準備ができたら、通話を音声または動画に設定し、「通話を開始 」ボタンを選択します。
Skypeの新機能「Meet Now」機能に招待されて、会議に参加する方法についてご紹介しておきましょう。
「Meet Now」機能に招待されて、会議に参加するには、Skypeアプリをインストールしている場合は、ダウンロードしているSkypeアプリを、任意のデバイスで起動します。
また、Skypeアプリにログインしていない場合でも、ゲストとして通話やチャットに参加することが可能となっています。
なお、デスクトップに、「Skype」がインストールされていない場合は、「Skype for Web」クライアントを開きます。必要に応じて、スマホやPCのデバイスに、Skypeをインストールすることもできます。