オルゴール「Muro Box」はアプリで操作/自作曲に連携対応が可能となる世界初のオルゴールです。スマホやPCのアプリで操作することができ自作曲にも連携対応が可能となる世界初のオルゴール「Muro Box」についてご紹介します。
現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援を募集しているオルゴール「Muro Box」は、アプリで操作することができ、自作曲に連携対応が可能となっている世界初のオルゴールです。
オルゴール「Muro Box」では、スマホとワイヤレスで連携を行い、スマホのアプリににダウンロードしアップロードした音楽であれば、どの曲でもオルゴールで流すことができるとのことです。
また、アプリを利用して自作の曲を作曲してオルゴールにて流すことも可能となっており、アプリで操作するオルゴールとしては、世界初であるとしています。
それでは、世界初のオルゴール「Muro Box」についてご紹介していきましょう。オルゴール「Muro Box」は、台湾のスタートアップが開発に取り組んだ機械仕掛けのオルゴールとなっています。
「Muro Box」は、木製の台の上に置かれており、一見、普通のオルゴールと変わりありませんが、コンセントにプラグを接続して利用し、シリンダーが回転して小さな突起が音を奏でる構造となっています。
通常、オルゴールでは、一曲音楽が流れるかと思いますが、「Muro Box」では、複数の曲を再生することが可能となっています。
「Muro Box」の特徴として、櫛(くし)歯を弾くシリンダーのピンが固定されていないため、カスタムなタイミングで任意の櫛を弾くことができるオルゴールです。
オルゴールで流す曲の順番については、スマホのアプリから指定することができるようになっており、1つの曲しか演奏できない通常のオルゴールと違い、アプリで設定すればどんな曲でも対応することができます。
「Muro Box」では、開発にあたり特許取得済みのシリンダーとMuro Box専用のアプリを使用することで、機械式オルゴールにて、ライブミュージックなどのユーザーがお気に入りの曲を、何曲でもすべてすぐに楽しむことが可能です。
「Muro Box」では、従来のオルゴールと違って、あらゆる曲に対応可能となっており、自作の曲についても流すことができるため、世界で1つだけのオルゴールとして利用可能です。
また、アプリにて、あらかじめ、流す時間を設定することで、一定の時間に好きな曲が流すことができるようになっています。
ユーザーは、この機能を活用すれば、毎朝、好きな音楽のオルゴールにて目を覚ますこともできるようになっています。
「Muro Box」で演奏可能な音域についてですが、演奏可能な音域として、C3からA5の20音に対応しており、半音には対応していませんが、約2.5オクターブが利用可能となっています。
なお、「Muro Box」では、今後、半音にも対応した40音バージョンの開発に取り組む方針を発表しています。
また、「Muro Box」では、同じ音程の音を1秒間に最大4回鳴らすことが可能となっており、BPMを120にすると8分音符の分解能として利用できます。そのほかにも、同時に7つの音を鳴らせるので、和音を演奏することもできます。
「Muro Box」では、現在、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で資金調達のための支援を募集しています。
Indiegogoでの目標金額は1万5000ドル(約161万円)にて設定されており、現段階にて、すでに目標額を達成しています。
「Muro Box」では、クラウドファンディングIndiegogoでの出資は6月19日まで受け付け、今年12月の発送を予定しているとのことです。