「Microsoft Teams」は、ユーザーが追加した画像をカスタム背景に設定できるようになりました。従来「Microsoft Teams」は、アプリ側にあらかじめ準備されている画像からカスタム背景を設定していましたが追加した画像も設定可能となります。
米現地時間6月12日、Microsoftは、ビデオ会議ツール「Microsoft Teams」において、ユーザーが追加した任意の画像をカスタム背景に設定できるようになったことを発表しました。
これまでの「Microsoft Teams」では、アプリ側にあらかじめ準備されている画像からしかカスタム背景を設定できませんでしたが、これからは自分がアップロードし追加した画像も設定できるようになります。
「Microsoft Teams」でのカスタム背景の設定方法とは、ビデオ会議へ参加する前に背景を有効化するボタンが表示されるので、これをONにすると表示される画像の中から自分の好みの壁紙を選択できビデオ会議の背景に設置することが可能です。
また「Microsoft Teams」ではAIによってユーザー自身の姿を認識させ、ユーザー以外の背景部分をぼかすことができる「背景ぼかし」機能が利用可能です。
「ぼかし」機能は、在宅勤務やテレワークでビデオ会議に出席する場合に、部屋が散らかっていても自宅の部屋などが見られずに済む便利な機能です。
Microsoftは「Microsoft Teams」に設定できる色々なカスタム背景画像を用意しています。最近では様々なアーティストや企業が「ビデオ会議用壁紙」を提供していますが、Microsoftも同様に様々な壁紙用画像を配布しています。
Xbox.comのゲーム関連のコントローラーが並んだ画像や、誕生30周年を迎えたソリティアをデザインした画像、そのほかにもLGBTQIをイメージした画像が用意されています。
MicrosoftはLGBTQIコミュニティをサポートするために、LGBTQIをイメージした「Microsoft Pride」の複数の画像やアイコンを用意していますので、以下のリンクから確認してみてください。
また無料版の「Microsoft Teams」はいくつかの新機能が追加され機能拡張が実施されています。
新機能の1つとして、無料版の「Microsoft Teams」では会議をあらかじめスケジュール設定できる機能があります。OutlookやGoogleカレンダー、参加用URLを使い招待を送ることもできます。
さらに注目すべき新機能としては、iOS版Android版「Microsoft Teams」アプリにおいてすでに利用可能だった音声を自動で文字起こしして字幕のように表示する「ライブキャプション機能」が無料版でも利用可能となりました。
音声が聞き取りにくかったり、周りが煩くて通話相手の言葉が聞こえなかったり、さらには相手の外国語が聞き取れなかったりする場合でも、この「ライブキャプション機能」があれば発言内容が理解できビデオ会議もスムーズに行うことができます。
この「ライブキャプション機能」は英語のみにしか対応してないませんが、字幕のようなものがついていると理解する助けになるでしょう。