Twitterでマスク氏など多数のセレブや大企業のTwitterアカウントの「乗っ取り」が多発していることが明らかとなりました。Twitterでマスク氏などのTwitterアカウントが「乗っ取り」されている原因や対策についてご紹介していきます。
現地時間の7月15日、Twitterにてマスク氏など多数のセレブや大企業のアカウントが「乗っ取り」にあい暗号通貨詐欺に悪用されたとの報道が出ています。
Twitterではこの報道について、公式アカウントにてTwitterのアカウントに影響を与えるセキュリティ問題を認識し原因や対策・対応について調査していることをツイートしています。
また、Twitterではこの問題の原因や犯人について調査中であり、修正に向けた対策に取り組んでいることをツイートに投稿しています。
Twitterでは今回のマスク氏をはじめとした著名人のアカウント乗っ取りについて、犯人の特定や問題の原因について調査中である旨を説明したうえで、ツイートおよびパスワードのリセットができない場合があることを明らかにしています。
Twitterでマスク氏などのアカウント「乗っ取り」が多発し暗号通貨詐欺に悪用されたとの報道されている状況が伝えられる中で、Twitterの株価は、7月15日の時間外取引にて一時3%余り下落したとも伝えられています。
Twitterで現在犯人の調査や対応・対策について協議しているマスク氏などのアカウント「乗っ取り」の被害にあった著名人については次の通りとなっています。
マスク氏などのアカウント「乗っ取り」が多発し暗号通貨詐欺に悪用された問題に対し、ツイッターは事件判明から数時間経過した際に大半のアカウントへのアクセスが復旧したことを発表しています。
また、Twitterの犯人特定に向けた調査では、内部システムやツールへのアクセスが許可されているスタッフを標的としたハッキング攻撃が行われ、著名人のアカウントが乗っ取りにあったものと説明しています。
合わせてTwitterでは、悪意あるハッカーが他にも犯罪に当たる行為を行っていなかったか、個人情報なド機密情報を入手していないかについても調査中で、結果については分かり次第共有するとしています。
報道によると、Twitterの調査で判明した犯人が乗っ取りしたアカウントでは、リンク付きのメッセージ内容のツイートが投稿されていることが報告されています。
内容については、「Bitcoinをみんなでサポートしよう。以下のリンクにBitcoinを送ると、倍になって返ってくる。30分限定だ」という内容のリンク付きのメッセージ内容のツイートが投稿されたとのことです。
実際に、ハッカーが掲載したアドレスにはこれまで判明しているだけでも、11万ドル(約1180万円)余りに相当する12ビットコインが送金対応が実施されていることが明らかとなっています。
Twitterの調査によると、乗っ取りを行った犯人のアカウントでは、乗っ取りした相手のアカウントによって文体に変化をつける対応を行っていることも明らかとなっています。
また、アカウント乗っ取りの犯人は、著名人のセレブアカウントの大量乗っ取りを行う以前に、BitcoinやRippleをはじめとしてCoinDesk・Coinbase・Binance・Geminiなどの暗号通貨関連企業のアカウントが乗っ取り、同様のツイートを投稿しています。