WindowsやMacなど、所持しているPCのパーツ交換時確認の必要があるマザーボード。そもそもマザーボードとは何なのか、という話も含め、PCのマザーボードを確認する方法とはどのようにするのかなど、注意点なども含めて解説していきます。
WindowsやMacなどを利用している中で、耳にしたこともある「マザーボード」という単語がある人もいるでしょう。この「マザーボード」とは何かご存知ですか?
PCのパーツを交換する際、マザーボードとの相性の良いものを選択するために、「マザーボード」の型番とは何かを把握する必要があります。
そもそもマザーボードとは、PCの中にあるパーツで、メインボードとも呼ばれ、略してマザボとも称されるものです。
マザーボードとは、CPUやメモリなどのパーツを接続してPCを動かすことができる重要なものでもあります。自作PCを作成した人は重要な部品だということは理解していることでしょう。
このマザーボードとは一体どのようなタイミングで確認するべきなのか、よく分からない人もいるかと思います。
マザーボードの確認が必要なときとは、前述した通りWindowsやMacなどのPC部品(パーツ)を交換するときです。PCの不具合の中には、マザーボードに接続しているパーツの不具合や故障などがあります。
マザーボードの型番の確認が必要なときというのは、不調になったマザーボードに接続しているPCパーツの交換や、パーツの追加によるスペック向上など、PCの基盤部分の交換や追加をおこなう場合です。
さて、マザーボードの型番を確認する方法につい手の解説に移ります。マザーボードの型番は、PCのシステム内から確認する方法と、基盤そのもので確認する方法とがあります。
利用しているPCがWindowsなのかMacなのかによってマザーボードの確認方法が異なってきます。
基本的にマザーボードについては、Windowsの場合はツールやコマンドで簡単に確認することが可能になっています。Windowsは自分でメモリを追加したりしてスペックを向上させることも視野に入れているためです。
対し、Macでマザーボードの確認はWindowsと比べて調べにくいです。Macは自分でパーツ交換などをおこなうことを想定しているわけではありません。
そのため、MacはWindowsなどのようにツールやコマンドなどを用いてマザーボードの確認をする方法が搭載されていないのです。
パソコンのシリアルナンバーが分かればそこからマザーボードの確認を行うことになります。マザーボードを直接確認するのもMacの場合はよく利用される手法です。
さて、マザーボードの型番を確認する方法の解説に移りましょう。
WindowsとMacどちらでも利用できるマザーボードの確認方法としては、PCの商品名や型番から確認する方法です。
PCの商品名や型番は、大抵PCの裏側や本体部分に記載されています。基本的には識別するために型番を確認することが多いです。また、梱包しているケースや説明書にも記載されていることが多いですし、自作のPCであればマザーボードの梱包ケースでも確認可能です。
PCの型番は上記のような形で記載されていますので、参考にしつつご自身で確認してみてください。「パソコンの型番 マザーボード」で検索をかければ検索結果として表示されます。
WindowsとMacどちらでもできるのが製造番号(シリアルナンバー)での確認です。PCの裏や本体部分に記載されている他、保証書などにも記載があるはずです。
特にMacの場合、こちらのシリアルナンバーからマザーボードの型番などを確認することができます。
Macの場合は「シリアルナンバー マザーボード」の形で、マザーボードの検索をする際に利用してください。Windowsの場合は検索しても見つからないこともありますが、他にも検索できる方法はありますのでこの他のやり方を試してみてください。
初心者には難しい上に壊してしまわないか不安になるという意味で怖い部分もありますが、PCのケースを開けることでマザーボードの確認をおこなうことも可能です。
ただし、CPUクーラーやグラフィックボード、サウンドカードなどと言ったものも搭載されているなど、マザーボードを確認しづらいこともあります。ましてやマザーボードは精密機械です。
マザーボードの取り扱い方によってはPCの動作にも影響しかねません。ケースを開けてのマザーボードの確認ができない、壊してしまいそうで不安があるという場合は前述したシリアルナンバーなどの確認か、ツールでの確認を行いましょう。
マザーボードの確認に利用できる「DirectX診断ツール」と呼ばれるこちらは、Windowsで利用できるもので、Macでは利用できませんのでその点注意が必要です。
DirectX診断ツールは、アプリの検索から行います。Windows10の場合はスタートボタン横にある検索窓を利用しましょう。「dxdiag」と入力し、表示されたDirectX診断ツール(dxdiag)を開いてください。(ファイルの実行からも利用可能です)
この画面が表示されたら「はい」もしくは「いいえ」を押しましょう。「いいえ」を押しても問題なく確認可能です。
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