【Windows10】COM Surrogateとは？ウイルス？重い時の対処法を解説！

COM Surrogateは、タスクマネージャーで確認するとWindows10 PCに負荷をかけていることがあります。

COM Surrogateによってファイルが開かれているため、操作を完了できません」というような表示がされることもあり、ウイルスなのではと不安に思っている人もいるでしょう。

まずはCOM Surrogateとはなんなのか、の話からしていきましょう。

COM SurrogateはWindowsに標準で組み込まれているプロセスです。Microsoft DCOM DLL Host Processというものを指します。

COM Surrogateの「Surrogate」は代用品を意味しており、主として動いているプロセスの代わりに各種プロセスを実行しています。主にファイルのエクスプローラ上のサムネイルの作成、特定のアプリケーションやサービスの実行をおこなっています。

COM Surrogateのタスクマネージャー上のプロセス名としては「dllhost.exe」と表示されています。ここから分かる通り、COM Surrogateとdllhost.exeは同じものです。

そして安心してほしいのは、COM Surrogate（dllhost.exe）はウイルスではない、ということです。COM SurrogateはWindowsに組み込まれた標準プロセスですので、ウイルスであるという危険性は全くありません。

COM SurrogateなどのWindowsの標準プロセスは、基本的に完全に削除したり無効化したりすることはできません。そのため、停止することも基本的にはしないほうが良いのですが、一時的に動作を止める程度であればさほど大きな問題にはなりません。

Windows10でCOM Surrogateの動作が重い場合、どのような対処法を取れば良いのかについての話に移ります。

Windows10でCOM Surrogateの動作が重い場合、タスクマネージャーから終了して一時的に停止します。これでCPUやメモリへの負荷がかかっている状態を解消できます。タスクマネージャーはCtrl+Shift+Escで開けます。

上記のようになっている場合は詳細を押して展開してください。

COM Surrogateを選択してください。

「タスクの終了」をクリックしてタスクマネージャーからCOM Surrogateを強制終了することができます。

標準プロセスの異常は、Windows10のアップデートをすることで解消することがあります。Windows10の設定から「更新とセキュリティ」を開きましょう。

「Windows Update」を確認して、更新の有無を確認してください。アップデートの必要があれば適用しておきましょう。