【Windows10】Windows.oldとは?削除方法とできない時の対処法を解説!

Windows10をアップグレードした際、「Windows.old」というフォルダが作成されます。この「Windows.old」とはどういうものなのか、削除してももない無いのか不安な人向けに、「Windows.old」の詳細と削除方法を解説していきます。

目次

  1. 1【Windows10】Windows.oldとは
  2. Windowsのアップデートの際に作成されるフォルダ
  3. Windows.oldの問題点
  4. 2【Windows10】Windows.oldを削除する方法
  5. ディスククリーンアップで削除する手順
  6. コマンドプロンプトで削除する手順
  7. ストレージセンサーで削除する手順
  8. ストレージの一時ファイルから削除する手順
  9. 削除する際の注意点
  10. 削除できない時の対処法
  11. 最後に

【Windows10】Windows.oldとは

Windows10は、定期的に何かしらの更新がおこなわれます。一番大きなWindows10の更新は、OS自体のアップデートでしょう。このOS自体のアップデート後、それまで見かけなかった「Windows.old」というフォルダを見かけたことがある人もいると思います。

Windowsのアップデートの際に作成されるフォルダ

この「Windows.old」とは何なのか、知らない人は多いはずです。「Windows.old」自体が突然生成されたものなので、不安に思った人、ウイルスに感染したのではと疑った人と色々いるでしょう。

更新プログラムをインストールすると自動で作成される

なお、この「Windows.old」とは、Windows10の更新プログラムをインストールすると自動的に作成されるバックアップフォルダです。Windows10のアップデートをおこなった際、アップデート前のシステムファイルが「Windows.old」に保管されています。

役割は?

前述したとおり、「Windows.old」とはアップデートする前のWindows10のシステムファイルが保管されています。

「Windows.old」が作成されるWindows10のアップデートというのは「April 2018 Update(バージョン1803)」などのWindows10OSのアップデートプログラムを指します。

2020年現時点では、Windows10の最新アップデートは「May 2020 Update(バージョン2004)」です。

これ以前のWindows10のバージョンを利用していた人で、更新プログラムをインストールしたことがある場合はCドライブ直下に作成されています。

この「Windows.old」の役割は、アップデートをおこなった後、何らかの不具合があった場合に、「Windows.old」にある以前のシステムファイルを利用して元のバージョンへ戻すことができます

Windows10の更新後の不具合があった場合や、アップデート後の仕様が好みではない・使いづらいというような場合の保険として作成されているのが「Windows.old」ファイルということになりますね。

Windows.oldの問題点

ただ、保険として「Windows.old」ファイルが作成されていると言っても、Windows10のアップデート以前のシステムファイルを保管してあるということはかなりの容量を消費していることにもなります。

「Windows.old」に入っているシステムファイル自体の容量はそれなりにあります。

現在利用している、インストールしたWindows10の最新バージョンのものに加えて「Windows.old」にあるアップデート前のシステムファイルもあるわけですから、そうなることは何となく分かるでしょう。

容量を圧迫する

その容量を圧迫しかねない「Windows.old」は、特に不具合がなければただの容量を圧迫する邪魔なファイルでしかありません。基本的に不具合がなければ利用することはありませんし、使う確率自体がまれです。

この「Windows.old」は、Windows10のシステムの状況でそのサイズは変わるものの、だいたい400MB以上は消費すると考えていいでしょう。

「Windows.old」1つで数百枚写真が保管されているのと同じような状況ですので、必要ないのであれば削除してしまいたいですよね。

Windows10の更新プログラムをインストールした後、特にWindows10の方に不具合がないようであれば「Windows.old」フォルダは削除してしまっても問題はありません。

この「Windows.old」フォルダは、作成された後30日もすれば自動的に削除されます。元々容量が小さいために、それだけの容量のファイルを30日間も抱えているのは辛いという人もいるでしょう。

また、容量不足によるWindows10の動作遅延などを防ぎたい人にとっては「Windows.old」が残っているのはただただ邪魔なだけですので、手っ取り早く削除したいという人も当然いるでしょう。

そんな人には特に「Windows.old」の削除をおすすめしますが、この「Windows.old」ファイルを普通のファイルと同様に削除するのはあまり安全な削除方法とは言えません。そのため、削除する場合は何かしらのシステムを利用する必要があります。

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【Windows10】Windows.oldを削除する方法

ここからはWindows10で「Windows.old」を削除する方法の説明をしていきます。

ディスククリーンアップで削除する手順

Windows10で「Windows.old」を削除する場合、まずはディスククリーンアップを利用しましょう。Windowsのディスククリーンアップとは、容量軽減のためによく利用されるもので、利用したことがある人も多いでしょう。

このディスククリーンアップは、「Windows.old」を削除するには手っ取り早い方法です。

まずはWindows10のスタートボタンを右クリックして「エクスプローラー」を起動してください。

WindowsのCドライブを選択し、その上で右クリックします。

メニューが表示されますので、「プロパティ」を選択してください。

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この記事のライター
八千草 蛍
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