Windowsで利用するソフトなどによってはMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージが必要となり、場合によってはエラーが発生します。Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージをインストールする方法について解説して行きます。
Windowsで利用するソフトウェアの中には、VCRUNTIME140.dllなどのプログラムが必要となることがあり、それが見つからないとエラーが発生します。
VCRUNTIME140.dllなどはMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージというものがインストールされていることで利用できるものです。
Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージは、Visual Studioで作成されたソフトウェアを動かすために必要なランタイム(プログラム)のことです。
Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージには様々なバージョンがあり、利用するソフトウェアで利用するものにあったバージョンのものをインストールする必要があります。
なお、2022年6月現在、Visual C++の2005、2008、2010はサポートが切れています。その場合はMicrosoftの開発者向けのページからMicrosoft Visual C++ 2005/2008/2010をダウンロードしてください。
利用するソフトウェアに合わせたMicrosoft Visual C++のバージョンのものをインストールする必要があると前述しましたが、これはそれぞれのバージョンに互換性がないためです。
Visual Studio2012で作成されたソフトを活用するためにはMicrosoft Visual C++ 2012の再頒布可能パッケージが必要で、2010バージョンをインストール済みであっても利用できないので注意が必要です。
また、32bit版と64bit版という違いもあります。これは自身が利用しているWindowsのものに合わせるわけではなくソフトウェアの方に合わせなければならないため、動かしたいソフトが32bit版なのであればMicrosoft Visual C++も32bit版が必要です。
Microsoft Visual C++再頒布可能パッケージのインストール方法ですが、バージョンによってインストールページは異なります。
ただ、下記のリンク先がMicrosoft公式の方でまとめてくれている最新バージョンのMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージの一覧で分かるため、基本的にここからダウンロードすれば問題ありません。
なお、ここにあるものは英語バージョンのものなので、「他の言語とアーキテクチャの再頒布可能ファイルを次からダウンロードします。」のリンク先で日本語バージョンのものをインストールしてください(場合によっては日本語のものがないこともあります)
ではMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージをインストールする必要があるのはどういうときかというと、VCRUNTIME140.dll等のファイルがWindows無いから見つからないというエラーが発生したときです。
具体的に言うと「VCRUNTIME140.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性があります。」などのエラーが表示されたときです。
見つからないファイル名のものをインストールするために必要なMicrosoft Visual C++再頒布可能パッケージを探してインストールしましょう。
インストール手順ですが、日本語バージョンのものをダウンロードする場合は上記の場所をクリックします。
言語を「Japanese」(日本語)にしましょう。
「ダウンロード」をクリックします。
ファイルを選択して「次へ」をクリックしてダウンロードしましょう。
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