OneDriveのごみ箱はどこ?使い方や完全削除されたデータの復元方法を解説

Windows10のOneDriveは、オンライン上にファイルなどのデータを保存できるものですが、ゴミ箱はどこにあるのでしょうか。この記事では、OneDriveのゴミ箱の使い方や削除されたデータの復元方法を解説していきます。

OneDriveのごみ箱はどこ?使い方や完全削除されたデータの復元方法を解説のイメージ

目次

  1. 1OneDriveのごみ箱はどこ?
  2. OneDriveのごみ箱機能とは
  3. OneDriveのごみ箱の場所
  4. 2OneDriveのごみ箱の使い方
  5. ファイルを削除する方法
  6. ごみ箱からファイルを復元する方法
  7. ごみ箱を空にする方法
  8. 3OneDriveで完全に削除されたデーターの復元方法
  9. OneDriveで完全に削除されたデーターの復元手順

OneDriveのごみ箱はどこ?

Windows10のOneDriveは、オンライン上にファイルなどのデータを保存できるオンラインストレージサービスになっています。しかし、OneDriveのゴミ箱はどこにあるのでしょうか。ここでは、OneDriveのゴミ箱機能について解説していきます。

OneDriveのごみ箱機能とは

OneDriveとは、オンラインストレージサービスになっており、ファイルデータの同期や共有ができるサービスです。OneDriveに保存できるデータは、ファイルだけでなはなくWindows10のアプリの設定やMicrosoft Edgeのパスワードなどもできるのです。そして、OneDriveに保存されたデータは同期できるようになっています。

また、OneDriveではデータの共有もできるため、リンクにアクセスするだけでファイルデータを他のユーザーと共有し、編集することが可能になっています。

そんな便利なOneDriveには、ゴミ箱機能があります。では、ゴミ箱機能とはどのようなものなのでしょうか。それは、OneDriveに保存されたファイルデータを削除した場合に、削除したファイルデータが保存されるフォルダ(ゴミ箱)のことです。そして、削除したファイルデータがごみ箱に移行されると、ゴミ箱内に保存されます。

OneDriveのごみ箱の場所

OneDriveのごみ箱とは、OneDriveに保存されたファイルデータを削除した場合に、削除したファイルデータが保存されるフォルダ(ゴミ箱)であるとお伝えしました。しかし、OneDriveのごみ箱はどこにあるのでしょうか。

OneDriveのごみ箱がどこにあるのかというと、OneDriveのサイトにアクセスし、Microsoftアカウントでサインインすると、OneDriveの画面左側にゴミ箱はあります。OneDriveの画面左側には、自分のファイル・最近使ったアイテムなどが表示されていますが、ゴミ箱は共有の下に表示されているためすぐに見つけることができます。

第一段階のごみ箱

OneDriveのゴミ箱には2つのゴミ箱があり、「第一段階のゴミ箱」と「第二段階のゴミ箱」が用意されています。

まず、OneDriveに保存されたデータを削除すると第一段階のゴミ箱に移動しますが、データ自体は完全に削除されていないため、ゴミ箱に移動したデータを完全に削除するまで、ごみ箱に保存されます。よって、ゴミ箱に移動したデータはいつでも復元できるようになっています。

第二段階のごみ箱

OneDriveに保存されたデータを削除すると第一段階のゴミ箱に移動し、第一段階のゴミ箱のデータを更に削除すると、第二段階のゴミ箱へ移動します。ここで、第二段階のゴミ箱に移動すると、データが完全に削除されてしまのではないかと不安に感じてしまうかもしれません。

しかし、OneDriveの第二段階のゴミ箱は、「セーフティネット」を目的としているゴミ箱のため、第一段階のゴミ箱で削除したデータを復元することができます。

OneDriveのごみ箱の使い方

OneDriveのゴミ箱機能の役割やゴミ箱がどこにあるのか理解したところで、実際にOneDriveのゴミ箱を使ってみましょう。ここでは、OneDriveのゴミ箱の使い方について解説していきます。

ファイルを削除する方法

OneDriveのゴミ箱の使い方①は、ファイルを削除することです。必要ないファイルは削除することで容量の圧迫を防ぐことができます。OneDriveのファイルを削除する方法は、OneDriveの「サイト」にアクセスし、「Microsoftアカウント」でサインインします。

次に、OneDriveの画面が表示されたら、「削除するファイル」を選択して、画面上部にある「削除」をクリックします。そうすれば、OneDriveのファイルを削除できます。ここで削除したファイルは第一段階のゴミ箱へ移動しますが、完全に削除されたわけではないためいつでも復元できます。

ごみ箱からファイルを復元する方法

OneDriveのゴミ箱の使い方②は、ごみ箱からファイルを復元することです。もしも誤ってファイルを削除してしまった場合は、ゴミ箱からファイルを復元しましょう。OneDriveのごみ箱からファイルを復元する方法は、OneDriveの「サイト」にアクセスし、「Microsoftアカウント」でサインインします。

次に、画面左側にある「ゴミ箱」を選択し、ゴミ箱内にある削除したファイルの一覧が表示されたら、「復元したいファイル」にチェックを入れます。そして、画面上部にある「復元」をクリックすれば、削除したファイルを復元できます。

「OneDrive」の同期対象となっているファイルは復元可能

OneDriveでは同期対象となっているファイルは復元可能になっており、OneDriveの同期を設定することでいつでも復元できます。そして、どこに同期対象のフォルダがあるのかというと、Windows10の「C:¥Users¥ユーザー名¥OneDrive」が同期対象のフォルダーとして設定されるようになっています。

ごみ箱を空にする方法

OneDriveのゴミ箱の使い方③は、ゴミ箱を空にすることです。ゴミ箱に移動したファイルは復元できますが、容量の問題でゴミ箱を空にしたい場合もあるでしょう。OneDriveのゴミ箱を空にする方法は、OneDriveの「サイト」にアクセスし、「Microsoftアカウント」でサインインします。

次に、OneDriveの画面が表示されたら、「ゴミ箱」を選択し、画面上部にある「ゴミ箱を空にする」をクリックします。そうすれば、ゴミ箱内のファイルをすべて削除できます。
 

OneDriveで完全に削除されたデーターの復元方法

OneDriveの「第一段階のゴミ箱」と「第二段階のゴミ箱」に保存されたファイルはすぐに復元できるようになっています。ただし、OneDriveのゴミ箱には保存期限が設けられており、30日を過ぎるとファイルは完全に削除されてしまいます。

では、30日を過ぎたファイルを復元するにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、OneDriveで完全に削除されたデータを復元する使い方について解説していきます。

OneDriveで完全に削除されたデーターの復元手順

30日を過ぎたファイルを復元する場合、OneDriveのごみ箱からファイルを復元することはできません。しかし、OneDriveを以前の日付に戻すことでファイルを復元することができます。

そして、OneDriveには「OneDriveを復元する」という機能があり、この機能を利用することによって、OneDriveを以前の日付に戻して完全に削除されたファイルを復元できます。OneDriveで完全に削除されたデータを復元する方法は、OneDriveの「サイト」にアクセスし、「Microsoftアカウント」でサインインします。

次に、「設定」→「オプション」→「OneDriveを復元する」をクリックします。そうなると、日付を選択する画面が表示されるので、日付の選択のところにある「矢印マーク」をクリックして、ファイルが削除される前の「日付」を選択して「復元」をクリックします。

ここで選択できる日付は、「1週間前」・「3週間前」・「ユーザー設定の日付と時刻」になっています。復元をクリックすると、OneDriveを以前の日付に戻すことができ、完全に削除されたファイルを復元できます。
 

OneDriveで完全に削除されたデータを復元する方法は他にもあります。それは、データ復旧ソフトを利用することです。ここでおすすめのデータ復旧ソフトは、「EaseUS Date Recovery Wizard」です。

EaseUS Date Recovery Wizardは、「https://jp.easeus.com/data-recovery-software/drw-free.html」にアクセスしてダウンロードできるようになっています。

EaseUS Date Recovery Wizardで完全に削除されたデータを復旧する方法は、「EaseUS Data Recovery Wizard」を開き、Windows10に同期したデータの「保存場所」を選択してから、「スキャン」をクリックします。

スキャンが完了したら、「復元したいデータ」を選択して「リカバリー」をクリックします。そうすれば、完全に削除したデータを復元できます。
 

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この記事のライター
leiyu
皆さんのお役に立てる記事を分かりやすく書いていこうと思っています。 宜しくお願い致します。