MacのiTunesライブラリを外付けのHDDに移動しMacのストレージ容量を空けることができます。Macのストレージではなく、iTunesライブラリを外付けHDDに移動するメリットと、移動するための設定や手順について解説をしていきます。
まずは、なぜiTunesライブラリを外付けHDDに移動をする理由と、iTunesライブラリを外付けHDDに移動するメリットから解説をしていきます。
iTunesライブラリとは、iTunesに取り込んだ音楽やコンテンツで形成されるデータベースのことを指します。このデータベースと移すことでメリットもありますが、注意する点もあるので合わせて紹介をしていきます。
iTunesライブラリを外付けHDDに移動をするメリットの1つ目は、パソコンが故障をしてしまってデータを取り出せない場合や、パソコンにあるデータが消えてしまったり、間違えて削除してしまった場合でも復元が可能です。
せっかく取り込んだ音楽データのコピーを作成しておくことで、安心にもつながります。所持しているCDならインポートのし直しで、iTunesStoreから購入した音楽なら同じAppleIDでサインインしてダウンロードで取り込むことは簡単です。
ただ、レンタルなど自分で所持していない音源の場合はもう一度レンタルをし直しで、時間もお金も余分にかかる可能性があるので、iTunesメディアファイルをコピーをすることがおすすめです。
iTunesライブラリを外付けHDDに移動をするメリットの2つ目は、Macのストレージの容量を節約することができます。
音楽の容量は、1曲1曲は小さな容量ですが、iTunesにかなりの数の音楽を取り込んでいると、Macのストレージのかなりを締めることがあります。
ただ、Macのストレージを節約するためには、必ずフォルダをストレージから削除が必要です。削除をしたくない場合はコピーだけは作れますが、ストレージ容量を節約することはできないので気をつけましょう。
では、MacでiTunesライブラリを外付けHDDに移動する際に必要になるものと設定の確認の紹介をしていきます。
当然ですが、iTunesライブラリを外付けHDDに移動をするので、保存するための外付けHDDが必要です。現在の外付けHDDの容量は大容量が一般的なので、問題ないかと思いますが、iTunesライブラリが保存できるだけの容量の外付けHDDが必要です。
iTunesの容量によっては、USBメモリやSDカードなど、持ち運び用の記憶媒体でも可能ではありますが、持ち運んだことでデータの損失につながることがあるので出来るだけ大容量の外付けHDDを用意しましょう。
外付けHDDを準備したら次はiTunesライブラリのサイズの確認をします。iTunesライブラリを外付けHDDに移動させるには、iTunesというフォルダを丸ごと移動させることになります。
iTunesのフォルダには、iTunesライブラリのフォルダとiTunesMediaのフォルダの2つがあり、両方を収納しているフォルダがiTunesのフォルダです。
確認方法ですが、まずはFinderを開きサイドバーから、使用しているユーザ名をクリックします。
ユーザ名の表示をしていない場合は、Mac>MacintoshHD>ユーザ>ユーザ名>ミュージックと進めiTunesのフォルダを表示させます。iTunesのフォルダを選択し、情報を表示させます。
情報を見るをクリックすると、フォルダの詳細を確認することができます。サイズの容量がiTunesフォルダにあるiTunesライブラリ全体のフォルダ容量です。
iTunesライブラリを外付けHDDに移動をする際にiTunesライブラリの統合が必要です。ライブラリの統合をしていないと、不具合がでる可能性があるので、必ずライブラリの統合をしましょう。
統合の手順ですが、まずはiTunesを起動させます。画面上部のマークの横がiTunesになっていたら、その右側のメニューバーの中からファイルをクリックします。ファイルをクリックしたら、ライブラリ>ライブラリを整理と進めます。
ライブラリを整理をクリックすると、iTunesの中に新しいウインドが開きます。ウインドの中のファイルを統合にチェックを入れます。iTunesライブラリの統合は以上で終了です。
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