ウェブサイトにアクセスした際、通常であればページが表示されます。しかし、ページが表示されずにDNSエラーになることがあります。では、DNSエラーとは一体何のエラーなのでしょうか。そこで今回は、DNSエラーとは何かや、原因/解決方法について解説していきます。
インターネットでウェブサイトにアクセスした際、通常であればウェブサイトが表示されます。しかし、ウェブサイトが表示されずにDNSエラーという画面が表示されることがあります。では、DNSエラーとは一体何のエラーなのでしょうか。そこで今回は、DNSエラーの仕組みとは何かや、原因/解決方法について解説していきます。
DNSエラーとは、どういった仕組みなのかについて解説していきます。
DNSエラーとは、IPアドレスとドメイン名の紐づけがうまくいっていない場合に画面に表示されます。これは何らかの原因で、紐づけができていないためにウェブサイトは表示されず、DNSエラーの画面が表示されるのです。
では、DNSとDNSエラーの仕組みはどのようになっているのでしょうか。そもそもDNSとは、IPアドレスとドメイン名の紐づけをするサーバーのことを指します。Googleなどのブラウザからウェブサイトにアクセスする場合、IPアドレスとウェブサイトのドメイン名を紐づける必要があります。
そして、IPアドレスとは各ネットワーク機器に割り当てられる住所のことを意味します。具体的には、ウェブサイトにアクセスする際などに、識別するための番号になります。
ドメイン名も、IPアドレスと同じようにインターネット上の住所になっており、IPアドレスとドメイン名を紐づけることで、Googleなどのブラウザからウェブサイトにアクセスできるようになっています。このことから、DNSの仕組みとは、IPアドレスとドメイン名を紐づける役割を持ったサーバーであるということが言えます。
そのため、紐づける仕組みを持ったDNSによって、IPアドレスとドメイン名の紐づけがうまくいっていない場合、DNSエラーとなりウェブサイトが表示されないのです。このように、ウェブサイトにアクセスするには、IPアドレスとドメイン名の紐づけ、つまりDNS(サーバー)が必要なのです。
では、DNSエラーになってしまう原因とは何なのでしょうか。そこでここでは、DNSエラーになる原因について解説していきます。
DNSエラーになる原因①は、インターネットに接続できていないことです。DNS(サーバー)にアクセスすためには、インターネットの接続がないとできません。何らかの原因で、ネットワーク接続が不安定になっている場合、インターネットにうまく接続できなくなり、DNSエラーの画面が表示されてしまいます。
DNSエラーになる原因②は、ネットワークの構成が共有接続になっていることです。これは、無線LANで共有接続に設定している場合、DNSエラーが発生することがあるということです。そして、ネットワークの構成が共有接続に設定されていてDNSエラーが発生した場合は、サーバーがIPアドレスの割り当てに失敗していることが原因になっています。
DNSエラーになる原因③は、DNSサーバーの不具合です。DNSサーバーの不具合とは、サーバーがダウンしたり、サーバーが攻撃を受けることによって負荷がかかり過ぎてしまったりした場合に発生します。
DNSエラーになる原因④は、アクセスの一時的な不具合がでていることです。これは、DNSサーバーに対してアクセスが集中し過ぎた場合に、DNSサーバーでは一時的に接続を切断するようになっています。そのため、アクセスが集中した際は、DNSエラーとなりウェブサイトは表示されません。
よって、このような場合は少し時間を置いてから、再度アクセスすればDNSエラーの画面は表示されずに、ウェブサイトの画面が表示されるようになります。
DNSエラーになる原因⑤は、WEBサイトが閉鎖したことです。Googleなどのブラウザからウェブサイトにアクセスする場合に、特定のウェブサイトだけ表示されない場合は、そのサイトが閉鎖したことによってDNSエラーが発生している可能性が高いと言えます。
DNSエラーの解決方法について解説していきます。
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