iPhone 12の中でも小ぶりで安価なiPhone 12 mini。使おうと考えてもバッテリー容量が気になる人も少なくありません。iPhone 12 miniのバッテリー容量はどの程度か、減りが早いと感じるときの充電を長持ちさせるコツと合わせ紹介します。
iPhone 12 miniは、iPhone 13発売により価格もより安くなり、同じiPhone 12の中でも小ぶりなぶん安価に購入もできるため、所持しているという人や、中古で今後購入を検討しているという人もいるかと思います。
そんなiPhone 12 miniは、小さいために充電/バッテリーの容量がどの程度かを不安視する人もいるでしょう。このiPhone 12 miniはバッテリー消耗が早いという話を聞く人もいるかと思います。
iPhone 12 miniのバッテリー容量は2,227mAhとされています。
持ち時間/バッテリー持続時間としては利用する人や環境などにもよりますが、Apple公式の発表によると、ビデオ再生(オフライン/ダウンロード後)は15時間、ビデオ再生(ストリーミング再生)は10時間、オーディオ再生が50時間となっています。
極端な使い方ではありますが、オーディオ再生が最大で50時間というところを見ると、iPhone 12 miniで音楽をずっと聞いている状態でも丸一日は持つ程度のバッテリー容量はあるということでもあります。
なお、iPhone 12 miniのバッテリー容量と充電/バッテリーの持ち時間を他のiPhone 12のシリーズと比較すると下記の表のとおりとなります。
iPhone 12シリーズのバッテリー容量とバッテリーの持ち時間の比較 | ||||
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iPhone 12 mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max |
|
バッテリー容量 | 2,227mAh | 2,815mAh | 2,815mAh | 3,687mAh |
ビデオ再生 | 最大15時間 | 最大17時間 | 最大17時間 | 最大20時間 |
ビデオ再生 (ストリーミング) |
最大10時間 | 最大11時間 | 最大11時間 | 最大12時間 |
オーディオ再生 | 最大50時間 | 最大65時間 | 最大65時間 | 最大80時間 |
それでもiPhone 12 miniのほうがバッテリーの持ち時間が短いのは、iPhone 12 miniバッテリー容量が小さいことが原因でしょう。
バッテリー容量をiPhone 12 miniとそれ以外とで比較しても、iPhone 12 miniのバッテリー容量が小さめであることは上記の表からもわかります。バッテリー容量に関してはサイズが小さいのでその部分は仕方ない部分でもあります。
しかしながらこれはずっとビデオ再生などをしている場合のバッテリーの持ち時間ですので、普通に利用しているだけであればiPhone 12 miniでもバッテリーは一日持ちます。
5G通信をしている場合や、動画の再生、ゲームの利用などをしていると比較的早くバッテリーが減りますが、インターネットでの簡単な調べ物や1時間程度の動画視聴であればiPhone 12 miniでも問題なくバッテリーを一日持たせることは可能です。
なお、iPhone 12 miniのバッテリーをフル充電するのに必要な時間は、高速充電をした場合に30分で最大50%充電ができる、というものです。これはiPhone 12 mini以外のiPhone 12シリーズと同じです。
iPhone 12 miniのバッテリー容量は小さめとは言え、その分充電時間が早いということはあまり感じられません。フル充電もバッテリーへの高速充電であれば1時間程度で完了しますので。
モバイルバッテリーを持ち歩けば充電不足になってもこの高速充電ができれば早くiPhone 12 miniのバッテリーへの充電ができるため、バッテリーの減りが早い使い方をしていてもあまり問題はないでしょう。
とは言え、iPhone 12 miniも使い続ければバッテリーが消耗し、バッテリーの持ち時間が短くなり、以前と比較すると減りが早いと感じる場合は出てきます。
また、使い方や設定内容によってはiPhone 12 miniのバッテリーの減りが早いと感じることもあります。災害時などは特にバッテリー残量はできるだけ減りが少ないようにしたいですよね。
そんな時、バッテリー/充電残量を残せるように調整したい場合に少しでも長持ちさせるためのコツを紹介していきます。
まずは、iPhone 12 miniの位置情報サービスやBluetoothをオフにしましょう。これらはバッテリー容量を食うため、オンにしていると常に通信している状態となり、バッテリーの減りが早いと感じる原因となることも多いものです。
iPhone 12 miniで地図を利用する場合、Bluetooth機器との接続が必要な場合以外はいずれもバッテリー容量/充電残量を残すためにもオフにするようにしておきましょう。これだけでもバッテリーの減りを抑える効果は高いです。
また、iPhone 12 miniの画面輝度、いわゆる画面の明るさが高ければ高いほどバッテリー容量/充電残量を食います。最大にしていれば画面が明るくなるものの、それだけiPhone 12 miniのバッテリーを消費します。
iPhone 12 miniのバッテリーの持ちを良くしたければ、せめて中間もしくはそれ以下程度の明るさに抑えるようにしましょう。さらにiPhone 12 miniのバッテリー残量の減り方を最大限少なくしたいのであれば最大限iPhone 12 miniの明るさを暗くしてください。
なお、iPhone 12 miniにはバッテリーの消耗をできるだけ抑える低電力モードという設定があります。バッテリー残量が20%を切ると切り替えをするかどうかの画面が表示されるため、名前だけなら知っているという人もいるのではないでしょうか。
低電力モードとは、iPhone 12 miniの一部の機能に制限をかけ、バッテリーの消耗をかなり抑える設定にするものです。
メールの自動取得回数やiCloudの同期の一時停止、アプリの自動更新の停止などが停止されますので、デメリットはあるものの、その分バッテリー消耗を抑えることはできます。
iPhone 12 miniを最低限利用できる状態でバッテリーを長持ちさせて利用する場合には便利な機能ですので、iPhone 12 miniを長時間持ち歩くけれどバッテリー消耗は抑えたいときには設定することをおすすめします。
iPhone 12 miniでの低電力モードの利用方法ですが、iPhone 12 miniの設定アプリを開き「バッテリー」をタップします。ここで「低電力モード」のトグルをオンにすることで、iPhone 12 miniを低電力モードで利用可能です。
なお、バッテリー消費を抑えられる「低電力モード」は、コントロールセンターにボタンを設置することで、設定アプリのバッテリー設定を経なくても簡単に設定することができます。
iPhone 12 miniは、他のiPhone 12シリーズと比較するとバッテリー容量が小さい分、バッテリーの持ち時間も短いです。
しかし、今では大抵の人が所持しているモバイルバッテリーの利用や、バッテリー消耗の激しい設定を変更し工夫をすることで、バッテリーの持ち時間を長くすることができます。
バッテリーの消費が激しい使い方をしなければiPhone 12 miniでもバッテリーを一日持たせることはできますので、使い方も考えながらiPhone 12 miniを利用してみてください。
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