パスワード管理方法はどうする?紛失・流出リスク回避おすすめ方法

パスワードやIDは利用サイトの数に比例して増えていきますが、どんな方法で管理していますか?この記事では安全にインターネットやアプリを利用するためのパスワード管理方法や、パスワードの紛失、流出のリスク回避におすすめ方法を解説します。

目次

  1. 1パスワード管理が必要になってきた理由
  2. 利用するサイトの増加
  3. 2パスワード管理を適切にしないとこんなリスクが!
  4. パスワードが流出し悪用されてしまった
  5. パスワードを紛失/忘れてしまった
  6. パスワード「使い回し」の危険性
  7. 3パスワード管理で流出/紛失リスクを回避する
  8. 紙で管理する
  9. Excel/エクセルで管理する
  10. パスワード管理ソフト/アプリで管理する
  11. 4パスワード管理ソフト/アプリのおすすめと比較
  12. 比較のポイント
  13. おすすめのソフト/アプリとその比較
  14. 5パスワード管理ソフト/アプリの利用方法
  15. dashlane
  16. Keeper
  17. Lastpass
  18. 1password
  19. パスワードマネージャー
  20. 6パスワード管理をより簡単にする方法
  21. 7パスワード管理ソフト/アプリの公式サイト等
  22. 合わせて読みたい!管理に関する記事一覧

パスワード管理が必要になってきた理由

あなたは安全にパスワードを管理できていますか?

IT社会と言われる現代、パスワード管理は家の鍵の管理と同じくらい大事な物となっています。

今ではパスワードの流出から不正アクセスされた為に起こってしまった事件が多数発生しています。これはセキュリティに膨大な費用をかけている大企業でも起こっています。

この記事では、不正アクセスの被害を防ぐために知っておくべき知識や、パスワードの使い回しをしなくても便利にパスワード管理ができるアプリの他、エクセルや紙でのアナログな方法でのおすすめなパスワード管理方法をご紹介します。

不正アクセスの危険性を理解したうえで、パスワードの流出や紛失のリスクを回避出来るパスワードの管理方法を把握しましょう。

利用するサイトの増加

今やパスワードの管理はIT関連のビジネスをしている人だけの問題ではありません。

TwitterやFacebookなどに代表されるSNSや、楽天市場やAmazonといった通販サイトなど、現代ではIDやパスワードを設定し、会員登録して利用するサイトが増えています。

その為、パスワードの管理が煩雑になってしまい、パスワードを紛失してしまったり、使いまわしたりする危険性が上がり、結果としてパスワード流出のリスクが高まっていると言えます。

通販サイトやSNS、全て同じパスワードとIDにしていませんか?

iPhoneのパスワード管理おすすめアプリを紹介【2019最新】
iPhoneでパスワード管理をするときに、アプリを活用するといちいちメモしないで済みます。久...

パスワード管理を適切にしないとこんなリスクが!

パスワード管理を適切に行っていれば回避出来たセキュリティの事件が後を絶ちません。

現代の高度に発達したインターネット社会では、Web上でいろいろな手続きや登録が可能となりました。そのため、パスワードの重要性はとても高く、暗号化などの対策もとられてはいますが、それでも流出のリスクは上がっています。

SNSの乗っ取りやクレジットカードの不正利用など、どれも困るものばかりです。パスワード管理を適切にしないと、どんなリスクがあるのでしょうか?

パスワードが流出し悪用されてしまった

パスワードが流出してしまった場合、下記のような被害に遭うことが考えられます。

  • ネットバンキングに不正ログインされ勝手に出金や振り込みされる
  • クレジットカード情報の漏洩、勝手に買い物される
  • AppleIDなどの漏洩により勝手にアプリ課金される
  • SNSのアカウント乗っ取り、なりすまし

この他にもさまざまな危険性があります。

パスワードが流出したことにすぐに気が付かないと被害は甚大になりますし、また後で状態を回復するのには労力や負担が伴います。

パスワードの流出を回避するためにも、しっかりと管理するのがおすすめです。

パスワードを紛失/忘れてしまった

パスワードを紛失、また忘れてしまうということも起きえます。これは身に覚えがある方もいるのではないでしょうか?

大体のサイトではパスワードを紛失した場合、再発行手続きをしてもらえることがほとんどです。ただし、それには手間がかかりますし、一緒に登録した電話番号やメールアドレスまで紛失していた場合には再発行はほぼ不可能になります。

メールマガジンを解除したいけど、そのサイトのパスワードもIDも紛失してしまっているので解除できない、といった経験がある人は多いのではないでしょうか。パスワードの使い回しはご法度ですが、紛失に対する対策もしっかりしないといけません。

パスワード「使い回し」の危険性

現在では、パスワードの使い回しは危険性が高いとされています。

セキュリティ強化のためにクレジットカード情報やパスワードは暗号化などの対策もとられているはずなのに、なぜパスワードの使い回しは危険性が高いのでしょうか?

パスワードの使い回しはおすすめ出来ない

パスワードを使い回しすると管理が簡単になるかもしれません。しかしそれに伴ってさまざまな弊害があります。

例えば銀行のATMで使用する暗証番号でも、1つの暗証番号を複数の口座で使い回してしまうと、1つの口座の暗証番号を破られた際にその他の口座が犯罪に巻き込まれる危険性が高くなります。

その為、現在では銀行ごとに違う暗証番号を設定するようにアナウンスされていることがほとんどです。この暗証番号の使い回しによる被害を防ぐために、銀行によっては暗証番号は銀行側が発行するところもあるくらいです。

パスワードリスト攻撃

パスワードの使い回しは危険性が高いと戦術しましたが、これは同じパスワードを複数のサイトで使い回しすると、被害が広がる危険性があるためです。

なぜならば、1つのサイトで使っているパスワードが不正に入手されてしまった場合に、そのパスワードを使って他のサイトにもログイン出来てしまうからです。

これは「パスワードリスト攻撃」と言われる方法で、不正に取得したパスワードのリストを作って複数のサイトで悪用される危険性があります。

全てのサイトでパスワードの使い回しを行っていると、他のサイトやWebサービスでも悪用されてしまうのです。それぞれにパスワードを設定していれば、1つのサービスのパスワードが流出したとしても、他のサービスには影響を与えません。

パスワード管理アプリ|おすすめソフトの機能や価格を比較
パスワード管理アプリ・ソフトってなにかみなさんはご存知でしょうか。今パスワードは必須の世の中...

パスワード管理で流出/紛失リスクを回避する

パスワードの使い回しの危険性は説明した通りですが、今度は使い回しが出来ないことによりパスワードや暗証番号といった重要な認証情報が増え続けてしまうという事態に陥ります。

どうしてもどこかにメモをしておくことが多いですが、パソコンに付箋で貼ったり、デスクにそのメモを貼っていたりしていては他人に見られる危険性が高くなってしまいます。

パソコンのデスクトップ上であっても同様で、付箋ソフトでたくさんパスワードを管理したり、デスクトップに「パスワード」という名称のテキストファイルを置いていては意味がありません。

せっかくのパスワード、保管場所にも気を配りたいもの。ここではパスワード流出のリスク回避の一環として、おすすめの管理方法を三つご紹介しましょう。

紙で管理する

紙に書いておくというのはアナログな方法ではありますが、一番簡単で人を選ばず、管理しやすい方法です。

この方法であれば、メモ帳やノートといった紙が身近にあれば、誰でもすぐに書けて管理が可能です。高齢でパソコンやスマートフォン関連に疎い筆者の父は、そういったパスワードは全て紙媒体の手帳に書き込んで管理しています。

今時のアプリや端末、インターネット技術に疎くても紙ならば簡単ですし、インターネットに繋がっていない為ハッキングされたりコンピューターウイルスで情報を盗まれたりするリスクを回避出来ます。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
塩田

人気の記事

新着まとめ