【Windows8.1】シャドウコピーでファイルを復元する方法!

Windows8.1でのバックアップ方法を詳しく紹介!Windows8.1ではシャドウコピーを利用する「バックアップと復元」に加えて、新しく追加された「ファイル履歴」の機能でもバックアップが可能です。シャドウコピーやファイル履歴について詳しく解説していきます。

目次

  1. 1【Windows8.1】シャドウコピーとは
  2. バックアップを作成する機能
  3. シャドウコピーの仕組み
  4. 古いファイルを復元
  5. Windows8.1ではシャドウコピーを利用しない「ファイル履歴」が追加
  6. 2【Windows8.1】シャドウコピーを設定する方法
  7. システム復元ポイントの使用
  8. タスクのスケジュールの使用
  9. ファイル履歴の設定
  10. 3【Windows8.1】シャドウコピーで削除したファイルを復元する方法
  11. Windows7の場合
  12. Windows8/8.1の場合
  13. Windows10の場合
  14. 4Windows8.1シャドウコピーを無効にする方法
  15. コントロールパネルからシステムの保護を無効
  16. 5【Windows8.1】バージョンによるシャドウコピーの違い
  17. Windows7/Windows10
  18. 以前のバージョンの復元とファイル履歴の比較
  19. 6Windows8.1シャドウコピー見つからない場合の対処法
  20. ウイルス対策を無効化
  21. Windowsファイアウォールを無効化
  22. ディスクのエラーをチェック
  23. システムの復元の設定を変更
  24. 7合わせて読みたい!Windowsに関する記事一覧

【Windows8.1】シャドウコピーとは

シャドウコピーとはファイルやデータのバックアップを作成する機能です。シャドウコピーの仕組み・役割やWindows8.1でのバックアップ方法について紹介していきます。

バックアップを作成する機能

シャドウコピーは正確には「ボリューム シャドウコピー サービス(VSS)」と言います。PCの様々なデータが格納されるボリュームのコピーを作成するサービスです。スナップショットとも呼ばれることもあります。

シャドウコピーはファイルやフォルダのバックアップにはもちろん有効の上、ボリュームごと設定できるためシステムのバックアップやメンテナンスとしても有効活用できます。

シャドウコピーの仕組み

ただのコピーではなく、”シャドウコピー”と名付けられている理由は、ボリュームそのものがコピーされバックアップされている訳ではないからです。

シャドウコピーではボリュームに変更された箇所があれば、前回バックアップと今回バックアップを比較して、変更された箇所の変更前データだけを保存していきます。コピーされるのは、あくまで変更箇所の差分だけなのです。

古いファイルを復元

シャドウコピーでは、ボリュームのデータ変更箇所が前回・前々回・3回前…と何世代分も保存されています。そのため好きなタイミングのシャドウコピーを利用して、直前の状態だけでなく古いファイルも復元することが可能です。

Windows8.1ではシャドウコピーを利用しない「ファイル履歴」が追加

Windows8.1より前までのバックアップサービスは、「バックアップと復元」「以前のバージョンの復元」が主なサービスでした。これらはシャドウコピー サービスで作られるバックアップを元に行っています。

一方でWindows8.1では新しく「ファイル履歴」というサービスが追加されました。これはシャドウコピーではなく、ファイルそのものを複製して保存しています。

バックアップとファイル履歴の主な違い

「バックアップと復元」では次のような特徴があります。
 

  • ボリューム全体をバックアップして復元可能
  • バックアップ範囲やスケジュールの設定が必要
  • バックアップの単位は1日単位

「ファイル履歴」の特徴は次のとおりです。
 
  • ライブラリ内の個人ファイルのみのバックアップ
  • 設定はファイル履歴をONにするだけ
  • バックアップの単位は10分・15分・1時間など短いスパン

「バックアップと復元」ではボリューム全体が対象で容量が多く必要なため、シャドウコピー サービスを利用していたと分かります。

一方Windows8.1からサービス追加された「ファイル履歴」では、バックアップの範囲が限定されました。容量も少なく済むため、シャドウコピーを利用しないバックアップ方法に変更されたようですね。

【Windows8.1】シャドウコピーを設定する方法

それではWindows8.1でシャドウコピーを利用し、バックアップを取る方法を紹介します。手順は「システムの復元ポイントを設定」→「シャドウコピーを保存するタイミングを追加」となります。

合わせてWindows8.1からサービスされた機能「ファイル履歴」を有効にする方法も紹介します。

システム復元ポイントの使用

まずはシステム画面から「システムの保護」を選択します。

保護を有効にしたいドライブを選択して、「構成」を選択します。

「システムの保護を有効にする」にチェックをいれます。またバックアップに利用する容量を設定しましょう。

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この記事のライター
macoto

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