【Windows10】環境変数Pathを設定/編集する方法を解説!

開発環境の構築などでWindowsを使う際に環境変数を変更する場面は多くあるのではないでしょうか?本記事ではWindows10において環境変数を設定・編集する方法を解説します。Windowsで環境変数の設定・編集にお困りの方は必見です。

目次

  1. 1Windows10の環境変数のデフォルト値
  2. ユーザー環境変数のデフォルト値
  3. システム環境変数のデフォルト値
  4. 2Windows10の環境変数Pathの確認方法
  5. コントロールパネルで環境変数Pathを確認
  6. コマンドプロンプトで環境変数Pathを確認
  7. スクリプトで環境変数Pathを確認
  8. Rapid Environment Editorで環境変数Pathを確認
  9. 3Windows10の環境変数Pathの設定/編集方法〜コントロールパネル〜
  10. コントロールパネルで環境変数Pathを編集
  11. コントロールパネルで環境変数Pathを削除
  12. 環境変数が反映されるタイミング
  13. 4Windows10の環境変数Pathの設定/編集方法〜コマンドプロンプト〜
  14. set コマンドで環境変数Pathを編集
  15. setx コマンドで環境変数Pathを編集
  16. set コマンドで環境変数Pathを削除
  17. 環境変数が反映されるタイミング
  18. 環境変数が反映される範囲
  19. 5Windows10の環境変数Pathの設定/編集方法〜ツール〜
  20. Rapid Environment Editorで環境変数Pathを編集
  21. Rapid Environment Editorで環境変数Pathを削除
  22. 6Windows10の環境変数Pathが原因でエラーが出る時の対処法
  23. 設定したパスが正しいか確認する
  24. Windowsにおいて環境変数とは
  25. 合わせて読みたい!Windowsに関する記事一覧

Windows10の環境変数のデフォルト値

まずはじめに、Windows10でデフォルトで設定されている環境変数のデフォルト値をご紹介します。また、このデフォルト値や設定されている環境変数の値はコマンドプロンプト・Shellスクリプト・各種ツールで確認可能です。

本記事では、コントロールパネル、コマンドプロンプト、Shellスクリプト、ツールで確認する方法を紹介しております。

Windows10ではコントロールパネルやShellスクリプトの開き方がWindows7などと比べて変更されている部分がありますのでご注意ください。

ユーザー環境変数のデフォルト値

Windowsでデフォルトで設定されているユーザ環境変数は4種類です。どちらもユーザごとの一時ディレクトリ(Tempディレクトリ)が指定されています。場合によってはPathとOneDrive(Windows10の場合)の環境変数はない場合もあります。
 

環境変数 設定値
Path %USERPROFILE%\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps
TEMP %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
TMP %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp
OneDrive %USERPROFILE%\OneDrive

システム環境変数のデフォルト値

Windowsでデフォルトで設定されているシステム環境変数は14種類あります。一部環境変数のデフォルト設置値については、Windows OSのビット数やCPUの種類によって異なります。
 

環境変数 設定値
ComSpec %SystemRoot%\system32\cmd.exe
NUMBER_OF_PROCESSORS 論理プロセッサ数(スレッド数)
OS Windows_NT
Path %SystemRoot%\system32;
%SystemRoot%;
%SystemRoot%\System32\Wbem;
%SYSTEMROOT%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\
PathEXT .COM;.EXE;.BAT;.CMD;.VBS;.VBE;.JS;.JSE;.WSF;.WSH;.MSC
PROCESSOR_ARCHITECTURE x86 or AMD64 (OSが32bitか64bitにより異なる)
PROCESSOR_IDENTIFIER CPUの種類による
PROCESSOR_LEVEL CPUの種類による
PROCESSOR_REVISION CPUの種類による
PSModulePath %ProgramFiles%\WindowsPowerShell\Modules;
%SystemRoot%\system32\WindowsPowerShell\v1.0\Modules
TEMP %SystemRoot%\TEMP
TMP %SystemRoot%\TEMP
USERNAME SYSTEM
windir %SystemRoot%

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Windows10の環境変数Pathの確認方法

Windowsで現在設定されている環境変数の確認方法をご紹介します。メジャーな確認方法としてはコントロールパネルから確認する方法とコマンドプロンプトで確認方法です。

今回はその2つの方法に加えてスクリプトで確認方法とRapid Environment Editorというツールを使って確認方法をご紹介します。

コントロールパネルで環境変数Pathを確認

Windows10ではコントロールパネルをスタートメニューから開きます。スタートボタンを押してください。

スタートメニューのコントロールパネルを選択してください。

コントロールパネルのシステムとセキュリティを選択してください。

コントロールパネルのシステムを選択してください。

コントロールパネルのシステムと詳細設定を選択してください。

システムの詳細設定の環境変数を選択してください。

現在設定されている環境変数の一覧が表示されます。

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この記事のライター
suncat

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