iPhone 11シリーズの「3D Touch」廃止に伴い、LINEは「既読回避」機能を準備中とのことです。iPhone 11シリーズの「3D Touch」廃止に合せ、準備中の長押しでも既読を付けずにLINEが読める「既読回避」機能についてご紹介します。
9月13日より予約を開始し、9月20日に発売となる『iPhone 11』・『iPhone 11 Pro』・『iPhone 11 Pro Max』が発表されました。
Appleが発売を開始する今回発売された2019年モデルとなる『iPhone 11』・『iPhone 11 Pro』・『iPhone 11 Pro Max』から「3D Touch」機能が廃止されています。
iPhone 11シリーズとなる『iPhone 11』『iPhone 11 Pro』『iPhone 11 Pro Max』の「3D Touch」廃止に伴い、LINEは「長押し」でも既読を付けずにメッセージを読める「既読回避」機能を準備中とのことです。
iPhone 11シリーズで廃止となった「3D Touch」機能については、2015年に発売された『iPhone 6s』より搭載された機能となっています。
「3D Touch」機能とは、iPhoneの画面を強くタップすることによって画面が圧力を感知し、補助的な動作が可能となる機能です。
LINEでは、トーク画面で「3D Touch」を使うことで既読をつけることなく受信したメッセージの内容を確認することができるようになっており、主に学生を中心とした若い世代に裏ワザ的な機能として知られていました。
『iPhone 6s』より搭載された「3D Touch」機能については、一部ユーザーの間では好評だったものの、ユーザー全体を考慮すると使われることが少なかったようです。
昨年発売された『iPhone XR』では「3D Touch」機能が廃止となっており、今回の「3D Touch」完全廃止についても想定された流れであるといえます。
今回、発売を開始する『iPhone 11』シリーズでは、「3D Touch」機能に代わって「触覚タッチ」が搭載されています。
LINEは、「触覚タッチ」に対応可能となる「長押し」でも既読を付けずにメッセージを読める「既読回避」機能を準備中とされています。
LINEアプリ側で対応可能なのであれば、iOS 13登場以降「触覚タッチ」搭載機種でも既読回避ができるようになるかもしれません。
なお、「強押し」が「長押し」に代替されることで、Android版でも既読開始機能が可能となるとされています。
発売開始が発表された最新モデルでは、廃止となった「3D Touch」機能ですが、現段階でiPhoneシリーズの中では唯一『iPhone 8』が「3D Touch」機能を搭載しています。
『iPhone 8』については、現行のiPhoneシリーズとは異なり、ホームボタンや3D Touchを搭載し、多くのユーザーにとって使い勝手とスペックを両立されたバランスの良い機種となっています。