Amazonは電子書籍端末Kindleシリーズ初の「Kindle キッズモデル」と「Fire HD 10 タブレット キッズモデル」を一挙発表しました。発表した両モデルともに「Amazon FreeTime Unlimited」の一年間利用権が付いています。
Amazonは10月7日、電子書籍端末Kindleシリーズ初の「Kindle キッズモデル」と「Fire HD 10 タブレット キッズモデル」を一挙発表しました。
「Kindle キッズモデル」は2019年3月に発表された第10世代Kindleを、「Fire HD 10 タブレット キッズモデル」は10月7日発表の第9世代Fire HD 10をベースとして設計された製品となります。
価格は「Kindle キッズモデル」が10,980円「Fire HD 10 タブレット キッズモデル」は19,980円で、10月30日から出荷予定とされています。
「Kindle キッズモデル」は、解像度167ppiの6型E Ink電子ペーパーを備えて、明るさの調節が可能な前面ライトにより、屋外や暗い部屋でも快適に読書が行なえる機能が備わっています。
バッテリー駆動時間も最大4週間と長時間動作が可能で、本体を保護するためのブルーまたはピンクのカバーも最初から付属しています。さらに特別な機能として、子どもに読書を習慣づけるためのバッジ機能が搭載されています。
一定の読書時間や目標を達成することで、「本の虫」「スーパースター」といったバッジを付与する仕組みで子どもの読書継続を促します。カバー込みの本体サイズは162×119×14mm(幅×奥行き×高さ)、重量は288gです。
「Fire HD 10 タブレット キッズモデル」も「Kindle キッズモデル」と同様にキッズモードでの利用を想定した端末です。
今年の3月に発表された「Fire HD 8 キッズモデル」と同様に防護カバーを備えていますが、こちらは大画面モデルということで新たに背面にキックスタンド機能が実装されて、角度調整が可能になりました。
キッズカバーのカラーバリエーションは、ブルー、ピンク、パープルの3色がラインナップされ、カバーを含めた本体サイズは294×188×26mm(幅×奥行き×高さ)、重量は778gです。
読み放題は「Amazon FreeTime Unlimited」に加入した上で利用可能となっています。「Amazon FreeTime Unlimited」は月額980円(プライム会員は480円)で、キッズモデル購入で1年間は無料となります。
読み放題の本はWi-Fi経由でダウンロード可能で、「Amazon FreeTime Unlimited」に登録した子どもの年齢にあわせて、人気の本を中心に提案する仕組みです。電子書籍の読み放題は子ども向けの書籍や漫画など1,000冊以上です。
岩波少年文庫、講談社青い鳥文庫の有名作品や、「ハリー・ポッター」シリーズなど人気の作品、「名探偵コナン歴史マンガ」など学習マンガ、勉強に役立つ図鑑や科学の知識を深める本などを揃えています。
さらに「ペアレンタルコントロール機能」を利用でき、子どものFreeTimeの使用を管理することができます。
日々の学習目標の設定、コンテンツの年齢フィルタ、平日や週末それぞれの利用時間の設定による見過ぎの抑止、アクセス可能コンテンツの選択が簡単に行えます。
また、PCやモバイルデバイスからペアレント・ダッシュボードを開き、子どもの日々のコンテンツの利用状況や閲覧Webサイトなどの確認を含め、Kindle/Fire HD 10に触れることなくリモートでさまざまな調整が可能です。