Microsoftは、「Windows 10」のPCでAndroidスマホの通話/着信が可能になる機能を「Fast Ring」テスター向けに公開を開始しました。Windows 10のPCでAndroidスマホの通話/着信が可能になる機能についてご紹介します。
Microsoftは、米国時間の10月8日「Windows 10 Insider Preview」ビルド18999(20H1)を「Fast Ring」テスター向けに公開を開始しました。
「Fast Ring」テスター向けに公開を開始した「Windows 10 Insider Preview」ビルド18999(20H1)では、「Windows 10」のPCでAndroidスマホの通話/着信が可能になるアップデート内容となっています。
「Fast Ring」テスター向けに公開を開始した「Windows 10 Insider Preview」のアップデートは、「Android」搭載スマートフォンで着信した音声通話にPC上で応答できる機能「Calls」を搭載しています。
Windows10の「Calls」機能は、PCに搭載されているスピーカーやマイク、ディスプレイを利用して、PCで通話の発信と着信、着信拒否が可能になる機能となっています。
「Windows 10 Insider Preview」に搭載される「Calls」機能についてご紹介しましょう。
「Calls」機能を利用するには、「Android 7.0」以降のスマートフォンが対象となっており、Bluetoothを搭載したビルド「19H1」以降のWindows 10 PCが必要となります。
なお、Windows 10のバージョンについては、ビルド18362.356以降が必要となります。
「Fast Ring」テスター向けに公開を開始した「Windows 10 Insider Preview」のアップデートでサポートされる「Calls」機能についてみていきましょう。
「Calls」機能では、PCで電話の着信に応答することができるようになるだけでなく、「スマホ同期」アプリのダイヤル機能または連絡先リストから電話を発信することができます。
また、電話の着信をPCから拒否することができ、直接電話で話す代わりにカスタムテキストやボイスメールで返答することができます。
PCから通話履歴にアクセスが可能となっており、通話をクリックすると、ダイヤル機能に電話番号が自動入力されます。ほかにも、PCと電話の間でシームレスに通話を転送する機能が搭載されています。